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緑化工場2016/10/24 4:06 pm

先週の「瓦版」で、キリンビールの「○○づくり」が話題に出ましたが、先日私は緑化に熱心な企業ということで、そのキリン横浜工場を見学しました。

ビアレストラン回りには緑があって当然と思っていたのですが、その質と量にびっくり。

海抜の低い土地に大木を育て、住民の避難場所にもなる芝生広場にはバッタの逃げ場も。ビオトープも整備。公園のような散歩道は、近所の保育園や高齢者も利用。

殺風景になりがちな工場でも、努力すればできるという見本です。
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もともと横浜はビール産業発祥の地、1870年・明治3年にビール工場ができたそうです。

そしてキリンビールのもととなる日本の工場ができたのが1885年・明治18年、1888年にはキリンラガービールが売り出されたそうです。

その後、関東大震災で工場は倒れ、1926年・大正15年に今の場所生麦に移転。そして1991年に大規模なリニューアルの時から緑化が本格的に始まったそうです。

地元の人にとっては、産業の象徴のようなビールのタンク、その工場を地元の人に愛され使ってもらえる緑地にと。

あちこち見せていただいたのですが、ここでは割愛。一般の方が入れるところだけの記録にとどめますね。

とはいえ、文字だけでお伝えすると・・・社員の方々が毎日必ず通るという400メートルの通路は、足元も壁面も緑。季節の花も咲いています。

その緑のフェンスの向こうは、ビールを運ぶトラックが行き来しています。トラックの運転手さんも緑を横目に出荷。

研究棟も大きな木が屋上までにょきにょき。緑を見ながら、研究開発できる。なんともうらやましくなる職場環境でした。


一般の人が工場見学ツア―などで訪れる入口。高速道路ができても、シンボルツリーの楠の木は残したそうです。







増築工事中のエントランスプラザにも、壁面緑化が。何かできれば必ず緑化、というルールがあるのかもしれません。








ビールが楽しめる「ビアビレッジ」の横辺りから、緑の中をそぞろ歩けます。

まるで公園のような一般開放エリア。かつてはツツジの寄せ植えが主。2012年から多様な植栽をしているtのこと。

近くに住んでいれば、毎日お散歩したくなります。



ハウベと呼ばれる鎧屋根をもつ二つの煙突は横浜のランドマークだったとか。いまは使っていないのですが残してあります。

この「ヒルトップガーデン」は、普段は家族連れが遊ぶところ。そして災害時には一次避難場所にもなるそうです。ここまでくると、もう工場という感じはないですね。

実はこの芝生の丘の下を、トラックが走り抜けているのだそうです。物流とお客さまの世界を上手に分ける工夫です。


「エコパッチ」という、バッタの逃げ込み場所もありました。

バッタは近くの保育園の子たちのお友達です。







「ビオトープ」も。高速道路の下、ビアレストランの横に作ってあります。観察会やツアーの場にも。ビールをにぎやかに飲む人間たちをよそに、トンボたちがすいすい飛んでいました。







パートナー会社の社員さんが常駐管理体制で緑世話をしています。

ここに遊びに行けば、このガーディナーさんにいろいろ園芸のことを相談できる。

取材していて、なんだかうらやましくなりました。緑化などこれっぽっちも考えない企業もあるのに、近くの住人や社員の方々はいいなあ〜。

ご案内いただいた方からは「水と農産物でできているビールです。自然や緑を大切にするのは当然」との言葉がありました。

本当は世の中全体が、「当然!」になるべきなのでしょう。

量より質を目指すというビールをいただきました。知的な味がしました。

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野口 智子 のぐち ともこ
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略歴

<野口智子(のぐちともこ)>
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局長
千葉市生まれ。東京でコピーライター、プランナーを経験。1977年静岡県に移り企画・編集プロダクション設立。
1992年ゆとり研究所を開きコンサルタント業務を開始。
ライフスタイルの提案、「一店逸品運動」による商店街の活性化、時間消費型観光おこし、人材育成などの分野で活動。
2000年からスローライフ運動を開始、2003年スローライフ・ジャパンを設立、現在、事務局長・副理事長。
2006年から活動拠点と自宅を東京へ。現在はスローツーリズムの提案、商品開発、地域観光の育成、都市と田舎の交流、移住・定住プロジェクト、“食”をテーマにしたまちおこし、などに力を入れている。住民参加の独自の楽しいワークショップが得意。
現在、地域力創造アドバイザー(総務省)、地域再生マネージャー(ふるさと財団)、国土審議会半島振興部会委員。