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飯山フォーラム裏話2016/11/28 1:20 pm

年に一度のフォーラムが終わりました。表には出てこない、とてもホットな交流や、心配りなどがあちこちに。

他所からのスローライフ学会会員と地元の方との息のあった司会、藁や野の花を活かした舞台の演出、特産の和紙を活かし
た会場飾り、各地からの差し入れ、市職員の方の名ガイド、などなど。

皆さんの小さな工夫が積み重なって、良い時間となりました。事務局として感謝です。


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まずはジャンプ台。飯山駅前にすぐあるのですが、普通の観光客は知りません。

大きいものは冬用、小さいのは子どもたちが夏に使って練習するとか。それでも迫力の急こう配、これを小さなかごのようなケーブルカーで上がります。

視察に参加した方々の中にはもちろん高所恐怖症の方もアリ、下で見守るしかないのですが、高いところ大好き派は大喜びです。上から転がり落ちたいという始末。



こんなに喜ぶとは、ジャンプに関係なくとも、見学だけで観光資源になりますね。

上からは飯山のまちが見渡せて地形もわかり、ビューポイントとしても最適。急きょここに連れてきてくれた市役所の判断に拍手でした。



「道の駅花の駅千曲川」です。野沢菜の大きな株が山と積まれ、あっという間に売れていきます。賑わう中で大人たちは名物の「野菜カレー」や「おやき」をパクパク。

新鮮で安いものを観たら欲しくなってしまうのは誰でも同じ、特に今、野菜は高いし・・・。ネギに抱き着いたり、初日なのについリンゴに抱き着いたり。


「小菅集落」です。むらそのものが修験道の修行地のような雰囲気。奥社と呼ばれるところでは、実際に山伏の修行が行われています。

今でも独特の祭りが行われており、ここだけのルールとしきたりでむらが回っているような印象でした。ここに何げなくある石が祭礼の時に神の子が乗るステージになるのだそうです。




ふと見ると、落ち葉が飾った階段や、きれいにぶら下がった大根が。







「森の家」では台所のある快適なコテージを見学、「ここなら落ち着いて原稿が書けるなあ」の声が上がります。





その後ろの径を歩きました。バリアフリーに整備された道のうえに、今は落ち葉が一杯。カサカサコソコソの音を楽しみながら皆で遠足気分です。







雪の力で根元から曲がった樹もあります。ブナ林に入ると、しんとしたなかでブナの葉がカチャカチャと金属的な音をたてました。




ため池に写った景色が美しい!この写真は参加のスローライフ学会会員自慢の写真です。冷たい雪解け水をここで温めてから田んぼに流す役割もあるのだそうです。

この後、暗くなって眺めた「神戸のイチョウ」がすごかった。神戸でゴウドと読む地名。ここの巨大なイチョウが真っ黄色に色づいて、これを数日間地元の方々がライトアップしているとのこと。

これも急きょ見に行くこととなりました。バスの中から歓声があがる美しさ。写真はありませんが、心にしっかりとその姿は焼き付いています。飯山の神様のような炎のイチョウ姿でした。



宿泊の「文化北竜館」で、18時30分からの「夜なべ談義」です。テーブルには、笹寿司、エゴ、ぜんまい煮、ジャガイモなます、漬物、馬刺し、蕎麦、新米、等々が。




なかでも米自慢の土地の新米が美味しいこと。漬物とピッタリです。お料理はホテルと打ち合わせて地元料理保存会の方々が作ってくださいました。

この日の司会は、飯山市側は飯山の伝統産業「仏壇」製造販売の鷲森秀樹さんと、NPO法人スローライフ掛川の長谷川八重さん。静岡県掛川市からやって来たスタッフです。


しかし、二人は開始5分前に会ったばかり、打ち合わせも何もありません。「ひでき・八重ちゃん」のコンビでとにかくスタートです。

地元参加の方々をバスで送るべく、8時半終了と時間はタイト。この中で食べる、飲む、しゃべる、名刺交換する、いそがしい〜〜。



でもちゃんとマイクで次々とスピーチです。和歌山県紀の川市から参加の方は「あんぽ柿」をさし入れ。スピーチの間右に立ち「あんぽ柿」を持つ係で助けるのは、遠く雲仙からやってきてくれた女性です。




来年開催地となる「出雲の國」の方々は既にチラシを配って宣伝。来年は10月末になりそうですよ。







翌日、皆さんはまちなかの寺町や仏壇通り、高橋まゆみ美人形館などを見学、そのあいだ事務局は一足先に会場「なちゅら」へ。







舞台装飾で会場の方と、こちらの会員とで知恵を出し合いました。「せっかくだから米どころらしく、舞台にハザガケを作りたい」などと言いだいたのはわがNPOの川島正英理事長。

「森の家」から藁と鉄パイプのハザガケ装置お借りして、一昨日舞台に運び込んだのでした。舞台に立ててくださったのは「なちゅら」のスタッフ。

とんでもないコトを言い出すおじさんにプロはきちんと対応して、つくりあげてくれました。藁の上からは「道の駅」で会員が買ってきた赤い色の鮮やかな「マユミ」の枝が飾られます。

さらに「なちゅら」館長のお家から、奥様の許可を得て持ち込まれた吊るし柿も風情を出してくれました。この演出で、ずいぶん飯山らしいステージとなりましたね。



ロビーには「逸品市」の屋台が並びます。この「いいやま逸品市」を提案した、第3分科会が一昨日から用意したもの。

「お米バー」や「リンゴ・漬物ショップ」「地酒バー」
「和紙製品」「仏壇ショップ?」など、工夫を凝らした「逸品屋台」ができあがりました。

万国旗のように飾られた三角形の旗は飯山特産の「内山和紙」を利用したものです。薫り高い特別ブレンドの「コーヒーショップ」も登場しました。



実は東京では、この日のフォーラムのために飯山勉強会にあたる催しを合計5回開催してきました。その内容を展示です。

地元の方々には、飯山はそれほど勉強するにあたる土地なの
だという自信につながったことでしょう。

政策、童謡、農業、川、観光、すべてにその道の専門家がしっかりと話してくださった内容です。


ウイーンフィルの演奏による名曲「ふるさと」が流れる中、いよいよ開演。こちらの司会は川島理事長と飯山市の職員:根食しのぶさん。普通こういう司会に台本がありますが、うちの場合はナシ。根食さん面喰いましたね?!いつもそうです、ごめんなさい。

神野直彦さん基調講演ではバックに飯山の写真がゆっくりと流れます。そして、これまで3回開いてきた3種類の分科会からの提言を、3人の地元座長が発表。

10分間の持ち時間をどう使うかが課題。横に立つアアドバイザーが「あと、2分」なんて演題で書いて見せたりして、緊張した座長の発表を仕切りました。

ひたすら発表を覚えた座長さん達、お疲れ様でした。私がアドバイザーになった「逸品市」を提案した部会では、最後に勢いを見せようと舞台に上がってから相談。「逸品市をやるぞー!」宣言をしたものです。

パネルディスカッションは、総勢10人。市長が驚いていたように“打ち合わせなし”。増田寛也コーディネーターの進行にただただ身を任せ、3分科会の発表内容を軸に話を煮詰めていきます。

テーブルの上には、花ではなくってリンゴ。これがかわいい演出!これもスローライフ学会会員のアイディア。ただ、お水が飯山のではなかった〜〜!お許しください。

発案山盛りのパネル討論が終わって、その後は皆ロビーの逸品市で歓談。すっかり飲み屋さん状態です。

お客様が引けてから、片づけをして、みんなでお疲れ様の輪。
老いも若きもよそ者も地元も、一緒に抱き合いました。


1000円会費の打ち上げで、3座長が見せてくれたお礼の一気飲み、すごかったです。

またまた通いますよ飯山市。新幹線ができて、東京人と飯山人が知恵を出していろいろチャレンジすることがこれから始まるのです。

フォーラムを機に、飯山の人にも全国の友達の輪が。もはや「今から貯金して出雲へ行こう」という話も。

あああ、面白かった!いろいろ事務局の不手際はお許しを。すべてをカバーしてくださった飯山市職員の皆様ありがとうございました。
※一部、長谷川八重さんの写真をお借りしました。

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連絡先

野口 智子 のぐち ともこ
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局
ゆとり研究所

TEL 090-7433−1741
E-Mail yutori@noguchi-tomoko.com

NPOスローライフ・ジャパン
〒160-0002 東京都新宿区四谷坂町9−4 リカビル301
TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554
E-Mail slowlifej@nifty.com


略歴

<野口智子(のぐちともこ)>
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局長
千葉市生まれ。東京でコピーライター、プランナーを経験。1977年静岡県に移り企画・編集プロダクション設立。
1992年ゆとり研究所を開きコンサルタント業務を開始。
ライフスタイルの提案、「一店逸品運動」による商店街の活性化、時間消費型観光おこし、人材育成などの分野で活動。
2000年からスローライフ運動を開始、2003年スローライフ・ジャパンを設立、現在、事務局長・副理事長。
2006年から活動拠点と自宅を東京へ。現在はスローツーリズムの提案、商品開発、地域観光の育成、都市と田舎の交流、移住・定住プロジェクト、“食”をテーマにしたまちおこし、などに力を入れている。住民参加の独自の楽しいワークショップが得意。
現在、地域力創造アドバイザー(総務省)、地域再生マネージャー(ふるさと財団)、国土審議会半島振興部会委員。