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ハッサクの力2017/03/13 10:50 am

ハッサクのほろ苦さが、花粉症の症状を緩和させる等で再注目なのだそうです。

そのハッサクでポン酢を作りました、鰹節をたっぷり使って意外に簡単。1年持つそうです。

マーマレードは樹上で完熟したものを使ったために甘味が濃い、新鮮、これもおいしくできました。

剥くのが面倒などと言わずに、その果物の魅力を引き出すことが大事なのですね。日本一の産地、紀の川市での体験です。
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紀の川市にハッサクが導入されたのは昭和40年ごろだそうです。水田転作の作物として作られ、今や大産地となりました。
(この辺の知識は、あとでご紹介のマーマレード作りの際にいただいたプリントからの抜粋です)

だから、今開催中の「紀の川フルーツ体験!ぷるぷる博覧会『ぷる博』」でも、いろいろな工夫でハッサクは使われています。

ぷる博についてはこちらから↓
http://fruits.oyoyaku.com/app/page/info/20170110puruhaku_panf



なんといっても色にパンチがある。花を活けこむよりも、目に飛び込んでくる。

ハッサクを糸で繋ぎ、山を作り、そこで記念写真を撮るなんてことも、色がきれいだからできる。

お立ち台に立つと、ハッサクの強い香りで清々しくなったのでした。



おなじみのフルーツカレーでも、トッピングに。色がきれいなうえ、その甘酸っぱさがカレーに合います。









そこで今回は「ぷる博」の65ある催しの24番、「日本一の生産量を誇る紀の川市のハッサクでポン酢を作ろう!」に参加しました。

まずはハッサクを4等分。皮を外し、ザクザクと切ります。これをミキサーにかける。





ザルでこします。まあ、おいしそうなジュースがたっぷりとれました。










お醤油に山ほどの鰹節を入れ、だしを取りしぼ仕上げます。











ここにジュースやお酢やみりんを投入。











沸いてきたら丁寧にアクを取って出来上がり。











ボトルに詰めて、ラベルを貼ったら出来上がり。意外に男の人に受ける作業。

匂いだけで、もはやこのポン酢で鍋を食べながら、一杯やりたくなりますね。





引き上げた鰹節は無駄にしません。なんと、レンジでチンして振りかけに。

これがまたお酒のつまみにもってこい。ゴクリ。







体験できるのは紀の川市井田の「こかわや」さんというお弁当屋さん。加工品もお造りです。

ここの中石好美さんが、ゆっくりやさしく指導してくださって、レシピもいただけます。

これが分かれば我が家でも作れますね。

ハッサクのジュースにさらにお酢が入るので、1年位は常温で大丈夫とか。味がだんだん落ち着くのだそうです。



続いてのハッサク体験は催し29番の「いぶし銀の男達と語ろう。完熟ハッサクとマーマレードで」という催し。

紀の川市平野の「井岡農場」へ行きました。農場というのは目印がありません。迷う迷う・・・・といってもじきに分かったのですが。

京奈和自動車道がどんどん伸びて、紀の川へ周辺からササッと遊びに来れる環境になりつつあります。その足元にハッサク畑がありました。


この畑は樹齢50年のハッサクだそうです。そろそろ寿命だとかで、横に若木が植わっています。

樹も人も代替わりなのでしょう。








ここの若きハッサク王子?井岡 勝さんは25歳。大学で電気電子工学を学んだ後、ハッサク農家になることを決意。意気揚々と農業に取り組んでいます。

ハッサク以外にも、柿、玉ネギ、米、いろいろやっています。
「畑で食べるとうまいですよ。よく食べますよ」と自身、ハッサクをもぐもぐ。水替わりなんですね。


井岡さんが剪定ばさみでサッと切れ目をつけて、クッとひねるとハッサクが4つに割れます。こうして食べるのが一番食べやすいとか。

樹からの採りたてをガブリ。みずみずしい、甘い。これが樹上完熟ハッサクの魅力です。





普通、ハッサクは12月頃に収穫し、酸味が抜けるのを待って出荷します。樹につけていて霜に合うと表面が汚くなり、嫌われます。

また、樹になったまま熟すとポロリと落ちるので、青いぽっちがなくなる。そうすると消費者が嫌う。





いろいろな理由で、我々はハッサクの本当においしい状態を知らなかったともいえるでしょう。この樹からポロリととれるほどに熟したハッサクの美味しかったこと!!!!

さわったら採れるくらいのハッサクです。農園に行って自分で採って初めて食べられる味。皆が、美味しさで笑顔になりました。


その樹上完熟を使ってマーマレードなのですから、美味しいに決まっています。

いま採って来たばかり。数カ月前に採ったものではないので、はじけるほどのみずみずしさです。

これをひたすら剥く。





みずみずしい皮をサクサク刻む。心地いい切れ味です。普通、苦みをとるために湯こぼしなど何度かしますが、新鮮だからでしょうか?3回ほど水を替えて、モミ洗いで十分。

それにこの苦みこそが、身体にいいという見解もあります。




身をジュースにして、皮とあわせて、サッと煮ながらお砂糖を加えて、短時間で完成です。まるでフルーツサラダのような感じで、クラッカーにたっぷり盛り上げてパクリ。

チョコレートにものせてパクリ。ヨーグルトにもいれてパクリ。





ハッサクの味をストレートに引き出す小細工なしのマーマレードは、なるほどワイルドで練れた男たちの味です。

いぶし銀?のおじ様たちが、笑顔で世話をしてくださって、いい雰囲気でした。

ハッサクは、飾りになり、栄養価に富み、薬効?もあり、様々な使い道がある。使わない、食べないなんてもったいない、とつくづく思います。

私たちがハッサクの価値を知って、それを引き出す技術があれば、ハッサク世直しができる、そのくらい私、惚れました。

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ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局
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略歴

<野口智子(のぐちともこ)>
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局長
千葉市生まれ。東京でコピーライター、プランナーを経験。1977年静岡県に移り企画・編集プロダクション設立。
1992年ゆとり研究所を開きコンサルタント業務を開始。
ライフスタイルの提案、「一店逸品運動」による商店街の活性化、時間消費型観光おこし、人材育成などの分野で活動。
2000年からスローライフ運動を開始、2003年スローライフ・ジャパンを設立、現在、事務局長・副理事長。
2006年から活動拠点と自宅を東京へ。現在はスローツーリズムの提案、商品開発、地域観光の育成、都市と田舎の交流、移住・定住プロジェクト、“食”をテーマにしたまちおこし、などに力を入れている。住民参加の独自の楽しいワークショップが得意。
現在、地域力創造アドバイザー(総務省)、地域再生マネージャー(ふるさと財団)、国土審議会半島振興部会委員。