ホーム - お仕事のエントリ

ヘッダーナビゲーション

現在のカテゴリー位置

お仕事 商工会女性部研修はたのしい〜。 2008/10/08 10:12 pm

埼玉県栗橋町に行ってきました。栗橋とお隣り幸手市の商工会女性部の合同研修会です。タイトルは「スローライフ時代の地域づくり」。スローなどという割には、いつもばたばたしている私です。何の予習もしていないので、まずは2時間前にうかがってまちをご案内いただきました。





上野から1時間の栗橋。駅前にあったのは「静御前」のお墓でした。「えええ?!なんでここに、静さんてあの誰かの恋人ですよね」などと無知な講師に「はい、義経です」と商工会の女性が応えてくれます。本物のお墓はカバーされていて、新しいものがお参り用にできていました。“静女”という文字が刻まれています。本物のお墓の写真に写り込んでいる着物姿は静ではなく、私の姿です。はい。



で、このお墓の近くが「クラッセ」というお店広場になっていて、にぎわいおこしをしています。クラッセとはこの辺の言葉で、「お金くらっせ(ちょうだい)」などと使う言葉。笑えます。その奥にある和食屋さんを覗いて驚きました。とてもこぎれいないいお店なのですが、じゃ〜ん!不思議なものが売られていたのです。あとの研修で「これなんだ?」とクイズにしたくらい。



白っぽい湯葉のように見えるのが、大根の皮。料理屋さんで大根をカツラ剥きなどしたときにでる皮を、干して真空パックにしたとのこと。つまり、切り干し大根風の皮バージョン。毎日多量にでる皮は確かにもったいない。しかも大根の皮はおいしいところですものね。もどすとどのくらいの量になるのか、形になるのか、わくわくします。今度これをことこと煮るんだ〜。

もう一つはふりかけ。だしをとるのに使う鰹節と昆布を、再利用して作ったとのこと。いずれもこのお店の“もったいない”精神が伝わる逸品。こういうお店に出会うと、急にこの土地の印象がアップしますよね。せっかくだから是非「静御膳」という女性向のおしゃれな定食にもチャレンジしてほしいと、これもあとの研修会でリクエストしました。



お隣の幸手市は、素晴らしい桜土手がある桜の名所です。まちなかには桜のついた街路灯、これがまたすごい数で立っている。これだけおそろいのものがどこまでも続いているのは珍しい光景です。桜は一年のうち数日しか咲かないけれど、この桜街路灯は一年中ある。何かに使いたいですね。ここに桜川柳を飾ったり、街路灯を巡る桜クイズウォークをしたりいろいろできそうです。幸せを手でつかめるまち、という名も大事にした〜い。





そして、お昼をいただいた栗橋のお蕎麦屋さんがまた愉快。ね、どこから見ても普通のおうちでしょう。ここでそば好きのご夫婦が、おいしいおそばを打ってご商売しているのです。一度行ったら忘れられないお店、普通のお店だったら味だけの印象ですが、ここまでしてそば屋をやりたかった熱意はこの自宅改造店だからこそびんびん響いてくるものです。



ざっと回った感想や提案も含め、研修会でお話させていただきました。そのあとの茶話会での、みんなのおしゃべりが良かった〜。女の人は輪になってケーキを食べると、急に話が弾みますね。「あれもしたい」「これも出来そう」話がどんどん膨らみます。初めて訪ねたまちなのに、昔からの知り合いにたくさん会ったようなリラックスムード。商工会の女性部研修に各地うかがいますが、この雰囲気はどこでも感じるものです。おじさんたちだとこうはいかない・・・。

こういう女性たちの柔らかな輪が、まちを動かす時代になりました。きっとここの女性たちも、何か楽しいことを始められると思います。あるものを、知恵をだして上手に活かす。それをおもしろがる、それこそがスローライフ時代のまちづくり。あらためて強く思ったしだいです。

このエントリーの情報

お仕事 「うつ」にならないスローライフ 2008/09/23 9:25 pm

9月15日埼玉県浦和で「心に優しい働き方〜うつ病からの復帰〜」というタイトルの催しに参加しました。産業医の方の「うつ病に対する取り組み」のお話の後、私は「スローライフのすすめ」のお話。



私は専門でもお医者さんでもないし、話は「まあ、ガツガツ稼ぎ、速く速く急ぐ生き方をやめて、もっとゆったり、人とまちを愛して生きましょうよ」ということになります。会場におこしの250人ぐらいの方々は、“うつ”どころか、私の話にケラケラ笑い続けてくださいました。

昔のように、東京に出ていい大学に入って有名企業に就職すればOK、という時代ではありません。選択肢はいろいろだけに、自分が判断しなくてはならない。会社人間なら楽だったのに、家庭も余暇も地域も抱え込んでどれも満点をとりたくなる。



安くて量のあるものをお腹一杯食べればいい、のではなく安全や栄養を考えなくては。子供に塾通いをさせたくない、と思ってもやっぱりいい学校へ行かせたい。ああ自己矛盾。

と、頭でわかっていることと、現実との間で人はギリギリつぶされます。とことんマニアル社会なのに、個人で悩まなくてはならないことも山盛り。ファストライフとスローライフの間にサンドイッチ、ストレスに埋もれそうなのは都市部の人も農山村の人も同じでしょう。

常に、すぐ横にいる人の体温を愛おしく感じ、ススキに秋を見ることができ心でいたいものです。この日、演台横に活けてあったお花は担当者の方いわく「穏やかな感じに活けてください、と頼んだものです」とのこと。こういう小さな気配りが各職場に満ちていれば、職場環境もずいぶん変わると思いました。

このお花を分けていただいて、「今日の講演は良かった〜、お花もらえた〜」と大喜びで帰ってきた私に、「単純だね、あんたはストレスないでしょう?」とは夫の弁。

このエントリーの情報

お仕事 八王子「ファシリテーター養成講座」その2 2008/05/13 11:44 pm

そうでした、八王子の「ファシリテーター養成講座」研修の2回目は何をやったのかをお伝えしなくては。

次に何をやるかを1回目の終わりに予告をしました。3グループに分かれて、まちづくりの企画を練る会合という設定にします。それぞれのグループはすでに企画の切り口だけは決めています。

“八王子をスローライフな街にするために”、「アンパンを作る」「ウォーキングをする」「カフェをやる」この3つの企画を、それぞれのグループがどうやるのか考える会合という設定です。





この企画内容を練ることはそれなりにおもしろいのではありますが、この研修は“ファシリテーター養成講座”。企画立案研修ではなく、いかに人の意見を引き出し、調整し、ひとつの方向にまとめるのかの“技”を身につけてもらわねばなりません。で、各人の役柄を決めました。

花の女子大生、クタクタサラリーマン、酒屋のおじさん、農家のおばさん、エコおばさん、などという具合。その立場に立って意見をいいます。2回目の研修まで、2週間がかりで酒屋のおじさんの立場で考えてきた「アンパン」への意見。エコおばさんなりの「カフェ」へのこだわり、などなど。役柄のゼッケンをつけて、ごっこ意見交換会は大笑いしながらも白熱していきます。






ファシリテーター役も大変。途中で役柄もチェンジ、ああ、またこれがこんがらかる〜〜〜。しかしながら、いろいろな立場の人が様々な意見を持つものだ、ということは体験できました。

とかく会合では、「私の意見は正しい、みんなそう考えるに違いない」という思い込みから、合意形成がすすみません。みんな違って当然だということを、どこまで肝に入れるか、がファシリテーターの大事な要素です。






会議はすったもんだでようやく落着し、企画そのものもおもしろいものとなりました。めでたしめでたし。これで研修は終わり、と思いきや、みんな会場を出ません帰りません。このまま終わりたくない、恋人同士みたいです。

それじゃ〜と、3つの企画を束ねて実行しようということになってしまいました。ウォーキングして、アンパン食べて、コーヒーも飲もう。だべろう、繋がろう。講師も驚くほど、もう止まりません女たちは盛り上がってしまったあああああ。どうなるのだろう?

このエントリーの情報

お仕事 八王子「ファシリテーター養成講座」 2008/03/27 9:55 am

3月1日、東京都八王子市の
男女共同参画センターの主催、女性限定。

大変な人気で、定員24名をはるかに超す応募、
抽選で参加者を決めたそうです。

ファシリテーターは、数年前からやたら出てきたことば。
facilitateは‘促進する’だからファシリテーターは
‘促進させる役割の人’‘調整役’。会議進行の船頭役、
会議での合意形成の整え役。意見を引き出し、うなずき、
場を和ませ、仕切り、参加者に満足を。
と、今日の私のレジュメにはあります。

スローライフとファストライフが同居する現代。
多様な価値観や人が混じる中で、時間をかけて
結論を見つけるにはこう役割が必要。

昔のように、東京が一番、東大が一番、
儲けることが正しい、出世のために、
お上のいうとおり、と答えがひとつだった時代は
声の大きなリーダーがいればそれに右へならいで
ことがすんでいました。今はそうはいきません。

まあ、こんなややこしい名前を使うこともないと
思うのですが、学びたい人が多いというのも時代
なのでしょう。

抽選を経て来た女性たちは、大、大真面目。
家庭があって、仕事をもって、NPOもやって、
かつ、ファシリテート技術も身につけたいと本気で
真剣なのでした。職場で必要、地域で必要、
家庭でも活かしたいとか。開始時からムンムンしてます。

だって、朝10時から夕方4時までの缶詰講座ですよ。
講師の私がくたくたになるのに、彼女たちは
時間がたつにつれ元気になり、活発に意見が出て、
このまま講座を止めないで〜状態。
真剣パワーはすごいものです。驚きました。

今日の参加者たちの様子を見ていて、こういう真面目で
熱心な女性たちに、もっと世の中の権限が渡れば、
清らかな社会になるのに。と、つくづく思いました。

今回は「ファシリテーターってな〜に?」という
基礎編。次回は、本格的な実践編です。
どんな講座内容だったかここで紹介できればいいのですが、
私の講座はレジュメも1枚で、もっぱら体験参加型。
5時間みっちり、笑い、話した参加者だけが身体で覚えた
内容としかいえません。

市外からも参加希望が多かったとか、市内の人だけで
これまたごめんなさいね。

このエントリーの情報

お仕事 「しまねツーリズム大学」でワークショップ 2008/03/27 7:47 am

正確にいうと、島根県観光マーケティング講座
「しまねツーリズム大学」です。3月6日、島根県主催の
観光に関する講座に行ってきました。

私の担当は「地域のやる気の育て方」のテーマで、
3時間のワークショップです。県内各地から、
観光に関する仕事の方や、市民団体の方が30人、
ご参加でした。

さて中身ですが、みんなの活動の中で、
いわゆる‘やる気’をなくさせているモノ・コトは何だろう?
から始めました。各人が書き出して話し合い、整理して、
それを何とかする具体策を考えるという流れです。

‘やる気をなくす’といえば、議論がかみ合わないとか、
考え方の違いとか、具体的な効果が現れないとか、
が出てきそうですが、こうして実際にことばを出してみると、
意外にみんな小さなことでつまずいています。

「男女差別があって、頑張ってもだめだとあきらめる」
「女房が地域活動に理解がない」
「ほめてくれる人がいない、場がない」
「そんなこと無駄だよ、という大人にいつもつぶされる」
「楽しいノリでやろうとすると、軟弱といわれる」
「集まると煙草がひどく、話し合いがいや」

限りなく小さなことだけれど、でも、大きなことが
あがってきます。こうして話したことを発表するときに、
絵なども書きましょうと呼びかけると、
「それは女の子がいいね」とあるおじ様の発言。
そのあとすぐに
「おっとと、こういうのがやる気をなくすんだね」
とおじ様は頭をかいておいでです。

まちづくりの話し合いの場が煙草の煙でたまらない、
なんて、ルールを作ればすぐ解決できること。
だいいち、煙草の吸い方ひとつデリケートに考えられ
ないで、観光おこしなどできません。

確かに観光地として行き詰っている土地の話し合いに
行くと、無神経におじさんたちが煙草をふかし、
後ろの方で女性たちがお茶を入れていたりします。
ああ、これじゃ、観光地として落ち込むはずだ、と
いつも思います。

山ほど出た‘やる気’の阻害要因。共に確認できた
だけでも良かったです。今日から改善できること、
たくさんありました。

このエントリーの情報

お仕事 講演料等 2008/03/26 11:08 pm

「野口さんはいくらで来てくれますか?」というご質問をよく受けます。「近くで少人数でしたら10万円+交通費でうかがいますよ」とお答えしています。ご参考にされてください。遠くで泊まりがけ、多人数となるとそれなりに・・・です。

このエントリーの情報

ページナビゲーション

« 1 ... 13 14 15 (16)

最近のブログのコメント

ブログ カレンダー

« « 2019 8月 » »
28 29 30 31 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

写真でみるゆとりある記

富岡市で
紀の川市で
中辺路・近露
会いたい人雲仙で

連絡先

野口 智子 のぐち ともこ
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局
ゆとり研究所

TEL 090-7433−1741
E-Mail yutori@noguchi-tomoko.com

NPOスローライフ・ジャパン
〒160-0002 東京都新宿区四谷坂町9−4 リカビル301
TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554
E-Mail slowlifej@nifty.com


略歴

<野口智子(のぐちともこ)>
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局長
千葉市生まれ。東京でコピーライター、プランナーを経験。1977年静岡県に移り企画・編集プロダクション設立。
1992年ゆとり研究所を開きコンサルタント業務を開始。
ライフスタイルの提案、「一店逸品運動」による商店街の活性化、時間消費型観光おこし、人材育成などの分野で活動。
2000年からスローライフ運動を開始、2003年スローライフ・ジャパンを設立、現在、事務局長・副理事長。
2006年から活動拠点と自宅を東京へ。現在はスローツーリズムの提案、商品開発、地域観光の育成、都市と田舎の交流、移住・定住プロジェクト、“食”をテーマにしたまちおこし、などに力を入れている。住民参加の独自の楽しいワークショップが得意。
現在、地域力創造アドバイザー(総務省)、地域再生マネージャー(ふるさと財団)、国土審議会半島振興部会委員。