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お仕事 小浜デザインマーケット 2019/04/29 2:09 pm

雲仙市の温泉場・小浜の街なかを、路地を巡りながら美味しいものを食べたり、手仕事の品を買い求めたり、そんな催しがありました。

久しぶりに仲間と食べ歩きすると、路地の狭さで親密感が増し話が弾みます。

いいデザインのものを見ると、古い建物や花までが、いいデザインに見えてきます。

「あんまりお金もかからなそう」「こういうのは他の土地でもできるね」なんて意見が出ました。
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小浜は山の迫る海辺の温泉地です。したがって、大型ホテル、旅館の並ぶ海よりから少し山側に入れば、細い坂道がウネウネと続いています。








そのあちこちに目立つのは空き家、それはどこも同じでしょう。同じでないのは、そこに若い人が住み、新しい感覚でカフェや手仕事グッズを販売したりし始めていること。







移住してきた人も多い、変わりつつあるところです。その人たちが中心になって行われた「小浜デザインマーケット」。これまでは、ひとつのお店を中心にやってきたそうですが、今回からエリアを広げ、小浜と地名もつけて展開されていました。





とはいえ、まだ拠点としては5軒ほどのお店。ただ、そのひとつのお店に、あれもこれもと、多業種のお店が相乗りして、合計30軒近いお店が参加していることが特色でしょう。







カレー屋さんかと思って訪ねると、農家が野菜を売っていたり、お菓子屋さんがどら焼きを、肉屋さんがコロッケを揚げていたり、という具合。








買ってその場で食べ始める、食べながらお店の人と会話する、珍しいものについては教えてもらうという具合に、なかなか一つのところから皆動きません。

ようやく次のところにゆるゆる移動。





立ち寄ったカフェでは、なんとおでん?のようなものを売っている。「なにこれ?」「え?イタリア、ピエモンテ州の郷土料理?」キンカンとマスタードのソースをつけるの?意外に美味しい」路上で他のお客と立ち話も始まります。






拠点となるお店のいくつもが、古民家を活用しているので、ショップに入るというより、普通のお家にこんにちはという感じ。









食べ物を作る方も、なんとなく素人風の人もあり時間がかかったり、手際が悪かったり。でもその辺はお互いわかってあげるお仲間感覚が満ちていて、あまり文句も出ません。







路地で食べる人、路地で語る人、路地で遊ぶ子どもたち。みんなが多様な時間を過ごしていました。










途中の湧き水を飲んだり、お寺のお庭をのぞいたり、お地蔵さんの写真を撮ったり。










散策後の感想には、いつも見えないものが見えてきた。小浜がいいところと思った。写真を撮りたいところが沢山ある。美味しかった。お金のあるセンスのいい人、若い人だけにターゲットを絞り込んでいるのがわかる。集客がうまい。同じ価値観のお店をよくこれだけ集めた。などなど。




一方、子どものこずかいでは買えない。ザ・ジモトという感じの人は参加していないのが残念。チラシの字が小さくて高齢者には無理。旅館に宿泊の普通の観光客に情報が届いているのか。などなど。

いろんな意見が出ました。万人が納得する正解はありません。まずは、こういうことをやった人、エイヤッと具体的に実現した人たちが偉いのです。

参加して楽しませてもらい、そして学ばせてもらったら、次は自分たちが何をするかですね。「小浜デザインマーケット」ありがとう。

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ゆとりある記 おしかけマルシェ 2019/04/22 12:17 pm

篠山市の地域おこし協力隊が東京・五反田で「丹波篠山おしかけマルシェ」を開くと聞いて行ってきました。

今が旬の篠山特産品、希少な「花山椒」を使ったお料理や、タケノコの水煮、山の芋など普段は出会えない味が並びます。

会場は定休日の知合いのお店に押しかけた形。そこにSNSで情報を知ったお客様が押しかけます。

こういう場をもっとつくらなくてはと思いました。
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この催しを企画したのは、梅谷美知子さんです。先日の「スローライフ・フォーラムin丹波篠山」の際、篠山市雲部「里山工房くもべ」での「夜なべ談義」で配膳などをしてくださって、さらに翌日の「グループトーク」では、テーマ「みどり」のチームに参加され、元気一杯の発言をされていた地域おこし協力隊さんです。



その後、フェイブックでお友達になってはいましたが、少し前に熱きメールが届いたのでした。「東京五反田で、篠山の美味しいものを紹介するマルシェをやります。お店は、その日がお休みの食堂を使わせてもらいます」






篠山が美味しいものの宝庫であるのは、3月にうかがって確認済み。季節が変わるとどんなものが?・・・テーマ:「花山椒と筍の山椒まつり」として、美味しそうなメニューがチラシに紹介されていました。

それを当日確認に出向きました。




「筍、アスパラガス、原木しいたけ、鹿のホイル焼き〜山椒みそソース」SNSで知ったというおじさまが「うまいよ」とつつきながららビールをぐびり。








クラフトビールが3種類。桜の香りを加えたホワイトビール、これが珍しいものでした。










「春野菜のすり流し(ポタージュ)山の芋・花山椒をそえて」
菜花やホウレンソウ、空豆などをミキサーにかけて、お出しと黒豆味噌で味つけしたものに山の芋がポトン!花山椒の薬味で食べる贅沢なポタージュ。






「筍ぼたんちらし」
今頃の猪は、地中の筍を早々とたらふく食べて肥えているとか、その筍猪入りのちらしです。









「黒豆きな粉のカンノーリ」
新しい地域おこし協力隊の男子が作ったスイーツ。パイ生地のなかにクリームが入り、きな粉と黒豆がイタリアのお菓子を和風・篠山風にしています。







小さな売店に少しずつ篠山の味が並び、買いものする人も結構います。「山菜や山椒が好きなんで。Facebookで調べてきました」という若い都会的な男性が、筍や山椒の実漬けなどを買っていきます。






幻の!といわれる、何にでもあうという「山椒味噌」を私は買いました。黒豆の味噌というのがウリです。









同行者は「この前食べた山の芋が美味しかったから買おう!」と重さを計ってもらっています










借りている厨房は予約のとれない店といわれる「食堂とだか」、お客様も少なからず「とだか」繋がりで来店。なので、このお知り合いのお店に助けられたマルシェではありました。







さらに、料理人としては未熟な梅谷さんたちの試みですから、満点とはいきません。販売の仕方も含めて、言いがかりをつけたらきりがないほど(笑)。








でもこんな若い人たちを見ていると、何とか協力できないかと私は思うのです。食べる、買う、だけでなく、地方と都市を結ぼうとしているこの人たちの具体的に力になることは?私にできることは?と考えます。






たまたまこの食堂が知り合いだったので、梅谷さんたちは「おしかけマルシェ」ができましたが、こういうことがしたくとも押しかける場所がないのが現実でしょう。

県単位では、都内に物産館などありますが、市や町村で、しかもそこの特定の農家さんや食品屋さんが都内に押しかけようにも、手がかりがないのです。

押しかけてもいいよ、押しかけておいで、と招いてあげられるような場所を作ることが、都市部で地域おこしなどを語る者の役目だと思うのです。

この日、梅谷さんは大きな“たんこぶ”を作りました。ゴーンと音がしたと思ったら、それは張り切って動き回る梅谷さんが鉄の塊の構造物に思い切り頭をぶつけた音でした。

眼鏡を落としながら「私、てんぱり過ぎちゃって〜〜!」と照れ笑いする彼女を、抱きしめてあげたくなります。

今日までどれだけ“てんぱって”きたのでしょうか。農家さんを回り、食材を手配し、味を決め、援軍の友達を頼み、大荷物を背負ってやってきたに違いありません。慣れないことにどれだけ大変だったのか、何日寝ていないのでしょうか。

美味しい、不味い、高い、安い、良い、悪い、を上から目線でいうことは簡単です。

「ならば、あなたは地方と都市を繋ぐために、何をやっているの?やって見なさいよ、身体をはって、“たんこぶ”つくってみなさいよ」と梅谷さんに突き付けられたように思えました。

右が梅谷さん。“たんこぶ”治れ〜〜。

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お仕事 今年度やること 2019/04/15 1:11 pm

私の通う十津川村谷瀬集落、むらおこしで「今年度やること10」が決まりました。

第1位は散歩道の休憩所「こやすば」で楽しいことをやる。2位は子どもの遊び場づくり。いまこの集落はベビーラッシュです。そして、散歩道の清掃、「吊り橋茶屋」の一押しメニューづくり、と続きます。

皆が出したやることアイテムから、優先順位をつけ必ず実行する手法。今年もこれで集落が変わります。

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十津川村谷瀬へは、近鉄大和八木から新宮へ向かう、日本一長いバス路線に乗って行きます。この日4月4日は、たまたまJR五条駅から乗り込みました。

車窓の右も左も桜です。東京の桜は人だらけですが、こういう田舎の風景の中にパッと咲く桜は人に媚びていない、悠然とした感じ。気持ちが晴れやかになります。


同じく日本一の吊り橋。もうおなじみの「谷瀬の吊り橋」、生活道として使われる吊り橋としては日本一。河原の桜がきれいです。









吊り橋に続く「ゆっくり散歩道」に、集落の人が植えたチューリップ畑が。案山子も手作り。これももうすっかり風景としてなじみました。









もともと花の多い谷瀬です。さらに、むらおこしの動きが起きてから、みんなが花を増やそうと努力してきています。









道沿いに立派な葉を広げるのは高菜。これを漬物にして、名物の「めはり寿司」にします。そんな説明の書かれた立札が。人に会わなくても歩ているとこんな立札が話しかけてくれます。







あれ?花盛りの散歩道を二人のお母さんが文字通りゆっくり散歩中。










今この谷瀬集落は、住む人が増え、子どもも増えました。もともと40人そこそこの集落ですから、移住や引っ越しで新しい人が増え、子どもも8人増えるとなると、急に平均年齢が若返ります。こんなのどかなお散歩ができる、子育て環境が谷瀬の魅力なのでしょう。





1.6キロの散歩道を歩く観光客のために、要所要所にスタンプ台が置かれました。この集落のむらおこしを私と同じく6年近く応援している奈良女子大学の学生さんによるものです。可愛いスタンプを集めに、どんどん歩きたくなる仕掛けです。





散歩道の少し上の方に、念願の加工場ができあがりました。4月末には開所式です。小さな集落ですが、柚子を使った「ゆうべし」づくりや、高菜漬や加工品づくりが盛んです。もっと造って収入が得られれば、ここに住み続ける人が増えるでしょう。子連れでも仕事ができるように、工夫のある建物になりました。




周りには「ゆうべし」に使う柚子も植えられています。










さあ、そんな変化の進む谷瀬で、新年度最初の寄合がありました。今年度何をやるのか、書き出して発表します。

子どもが増えたから遊べる場所を作ろう。野猿という乗り物を作ってみよう。やらねばならないことから、やってみたい夢までいろいろ出てきます。



古民家を整備して休憩所「こやすば」にしたのですが、ここをもっと活用しようと意見がたくさん出ました。

レコードコンサートをしよう。定期的な飲み屋を開こう。ドラム缶ピザ窯でピザを焼こう。まずは集落の人が美味しいものを食べながらおしゃべりしよう。

手作りクッキーを売ろう。「こやすば」ブランドの新商品を開発しよう。お茶摘み体験をしてお弁当を出そう。などなど。


すぐやることが5つ、今年度中にやることが5つ、決定。またこの目標を一年かけて、確実に実行していきます。

皆さんの土地ではどうでしょうか?やりたいことがぼんやりしていて、みんなの合意形成ができないときは、こんなカード方式で投票していくのが決めやすいです。

各人の意見を公にして、説明して、優先順位を決めていくやり方。そしてそれをいつまでに、誰がやるかも決める。谷瀬方式です。

ひとつ実現するとつぎへの自信に繋がります。小さいけれども必ずやって行くこと、その積み重ねで地域って変わっていくのだと思います。

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ちょっとしたこと 「小さな村の物語イタリア」 2019/04/08 11:32 am

この番組が300回を迎えたので、紹介したくなりました。タイトルの通り、村の普通の暮らしを淡々と紹介する内容です。

家族・村を、手づくりの味を大切にし、丁寧に生きる姿のドキュメント。映像が美しい。

「自分の村を良くないというのは、自分のことを良ないというのと同じだ」など、毎回村人から本質的な名言があります。

ウケ狙いの変な番組の多いなか、聖域のような番組です。

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BS日テレの土曜日18:00〜18:45 アンコール放送が日曜10:00〜10:45、詳しくはこちらになります。↓
「小さな村の物語 イタリア」http://www.bs4.jp/italy/

最初どうして見始めたのかわからないのですが、いつしかこの番組の虜になりました。それはただの外国紹介ではなく、“食レポ”でもなく、“人生の楽園”を自慢するわけでもない、内容だったからです。

,い蹐い蹐平Χ箸凌佑出てきます。
たいていどこかの本当に小さな村の、普通の人、二人ぐらいが紹介されます。学校の先生、ブドウ農家、漁師、農家、役場職員、土産物屋、小さなホテルの主、酪農家、家具職人、大工、パン屋、靴の修理屋、美容師、図書館司書、博物館解説員、墓番、バルの店員、チーズ職人、自動車修理工、バスの運転手、今までたくさんの職業の人が登場しました。

その暮らしをみていると、「チーズはこうして作るんだ」「オリーブをこうして収穫するんだ」「古い家具を修理して使うんだ」「こうしてレースを編むんだ」「羊を追い立てるんだ」「トリュフは犬が見つけるんだ」「サフランは高価なんだ」「野菜の直売を我が家のガレージでしている」「学校の用務員さんがおしゃれ」「小さなダムの管理をこうするんだ」いろいろな発見があります。単なる旅番組とは違う、素顔のイタリアを知ることになります。

村ごとに個性があります。
その主人公が暮らす村が、標高1500m以上の山岳地帯だったり。山の尾根ずたいの村だったり。古城のある村だったり。遺跡が残る村だったり。川とともにできた村だっだり。海辺の海水浴客でにぎわう村だったり。ひとつの島が村だったり。

一つ一つの村に歴史があり、古い建物が残り、独特の風景があります。戦火に焼かれたり、災害によって一度は破壊された村なども登場します。それでもほんの少しの人々が、肩寄せ合って村を成立させ、村を継続してきている。その時間の受け渡しのような長い繋がりを感じます。そして、それぞれに個性のある村で飽きません。

食べ物が丁寧に描かれます。
食いしん坊の私にとってはここは見逃せません。いったい何を毎日食べているのだろう?それが実はとても質素です。小さな村には物資も少なく店もあまりない。だから、少しの物を実に大切に食べている。

朝はコーヒーとビスケット程度。お昼はパスタをゆでてトマトソースで和えたもの。夜は、ハム入りオムレツとジャガイモ程度。なのにみんなユサユサと気持ちのいいほど肥えている。きっと毎回の食事を大事に美味しく食べているからでしょう。パスタ一皿を食べるために、テーブルクロスをかけて、ナフキンとナイフフォークを用意して、ワインを飲んで。

そのパスタも、粉から作るときもある。面白い形のものが、魔法のように普通のお母さんの手から作られていくのにはほれぼれしてしまいます。そんな食事ですから、皆が食べることを楽しみに、自分の家に戻ってゆっくり、きちんと食べるのでしょう。

い箸砲く家族を大事にしています。
食事を家族で囲むのが当たり前。家族のために働く、家族のために出稼ぎに出る。父親を心から尊敬し、その技術をみて学ぶ。母親を女神のように思い、亡くなっても思い続ける。母の髪を洗ってあげる、ブロウしてあげる。祖父の耕した畑をこれからも守ろうと思う。タトゥーだらけの若者がおじいちゃんの面倒を看る。

夫婦が台所で一緒に歌を歌う。奥さんのことを愛している、美しいとほめる。奥さんがいるから今の自分があると旦那が胸を張る。離婚しても子どもに対し、別れた相手の悪口は言わない。こんなシーンを見ていると、家族とは何かと考えます。

さらに小さな村にはベンチが多く、買い物の途中、散歩の途中に腰かけて話をしている。バルに行けばいつもの顔があり、そこにもう一つの家族ができる。村がそのまま家族という印象なのです。「1人暮らしでも、1人じゃない、それが村だ」というナレーションもありました。

ケ任景が素晴らしいのです。
山、路地、朝の牧場、草原、花、歩く人、猫、犬、家の中、夜の通り、スクールバス、子どもたちの手伝い、ジャガイモ堀り、散歩、霧の海、何を撮ってもその切り撮り方が美しい。構図がいいのか、美しさの基準に長けた人がカメラを回しているのか。「絵」になっている。

だからどんな場面を見ても、気持ちが良くなる。美術品を鑑賞しているようなのです。

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さんざんほめてしまいましたが、一番の魅力はインタビューでしょう。牛飼いが、主婦が、修理工が、オリーブ農家が、マイクを向けられて語る言葉が素晴らしいのです。

「好きな仕事に就くのが一番。お金じゃない。嫌な仕事だとそのイライラを家族に向けるようになる」「のんびりやるのがいい。その方が上手くいく。のんびりは強い」「笑っていれば必ず良くなる」「子育ては、小さい時は根をあたえ、大きくなったら翼をあたえること」「この村のことが忘れられなくて、この村が大好きで結局戻って来た」「ここが一番好き、この村にいることが私の幸せ」

私の記憶が正確ではないかもしれないけれど、こんなことを普通の人がとうとうと語ります。このインタビューだけの本が出てほしい位です。自信たっぷりに、村を誇らしげに語る庶民の言葉の上質なこと。同じ質問を今の日本の普通の人たちにしたら何と答えるのでしょうか。

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私は地方に出かけ、「まちこし」のお手伝いをしています。日本の各地で出会うのは「こんなまちダメだ」「うちの夫はどうしようもない」「ストレスで鬱になっている」「近所と話をしたことがない」「お金がなくちゃ」「東京はいい」こんな言葉だらけです。

皆の悩みを聞き背負うのがアドバイザーですが、私のなかには嫌なことや嫌な言葉ばかりがたまります。「こんな日本はイヤだ、良くない、どうしようもない」と叫びたくなるわけです。

そんな時、この番組に救われます。「そうか、のんびりやろう」「美しく生きよう」「本物の豊かさに目を向けよう」気持ちがすっきりするのです。これはどなたが見ても同じでしょう。

選び抜かれたイタリア音楽は元気にしてくれますし、三上博史さんの抑えたナレーションは心を落ち着かせてくれます。

今のテレビは、大河番組など大金を使ってこんな内容??というものですし、お笑い芸人が馬鹿笑いしている番組は瞬時でも目に触れたくないですし、刺激の強い趣向はそのもくろみにはまることがイヤですし、「最高」「可愛い」「ウソ〜」「マジ〜」「やばい」などが連発のレポートはレポーターの馬鹿が移りそうです。見れば見れほど人間がダメになるものが多いと思いませんか。

長々書くよりも、一度見てほしい。物事が分かる人に、「見て?」「見た?」と言いたくってこんなブログになりました。

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ちょっとしたこと 桜混雑 2019/04/01 1:20 pm

新元号は、万葉の梅見の宴に関する記述から採られたそうですが、当時の花見はさぞかし穏やかなものだったのでしょう。

新宿御苑のお花見は、入苑するのに行列1時間以上、酒類持ち込み禁止で手荷物検査、ようやく入れば人だらけで座れない、半分近くは外国人、という顛末でした。

この東京の混雑を地方分散しなくてはと眺めながら、オリンピックが末恐ろしく思えました。
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ここ数年、毎年この時期に新宿御苑にお花見ですが、今年の人出は最高でした。お昼に着くと、入り口には既に長蛇の列。「こういう日には切符売り場を増やしたりすればいいのに」と思うのですが、かといってこれだけの人が一気に入ると、大混乱になります。入口を細くしてゆっくり入れようということなのかもしれません。



さらにアルコール持ち込み禁止ですから、手荷物調べに時間がかかる。もちろん没収もある。「あの、ロング缶ビールやワイン、没収箱に入れられて、その後どうなるのかしら」と思ったのは私だけではないはずです。






などなど思いながら並びます。列は数百メートル行った先で折り返します。皆、よく耐えて並びますね。おびただしい外国人客も、ひたすら耐えていました。








ようやく入るとこんな感じです。普段の御苑なら、もっと伸びやかに空間があるのに。混雑する砂浜の夏休みといった感じ。









もしも首都直下地震があって、みんなが逃げ込むとこんななのでしょうか。いやいやそんな時はもっとぎっしりのはず、人々は立っているしかないでしょうね。








それにしてもこの御苑のなかに、スマホも含め何台のカメラがあるのでしょう。今や自然を愛でるというのは、写真を撮ることなのでしょう。よく観察する、ほのぼの眺める、風を感じるなんてことはどこへやら。






こんな中で食事やのんびり時間が過ごせるでしょうか?無理です。でもヒューマンウォッチングするには飽きない。いろんな人がいるのですから。宗教上、布を敷いて何人かが並んでひれ伏し礼拝する人たち。男性同士で熱く抱擁しながら眠るカップル。ひたすら自撮りする外国人。




遠い日本までやってきて、この花見狂乱に混ざった外国人は、日本をどう思うのでしょうか。










2時間いてとことん疲れ、いざトイレに行けばこの通り。余裕をもってトイレに行かなくては、高齢者や子どもは大変です。









ここ数年で極端に増えた外国人のための対応に、施設もご苦労とは思います。










脱出にも時間がかかりました。ラッシュアワーのようです。閉苑間際は、どうなるのでしょうか?










外に出ると、まだまだ入苑のための行列がありました。列は何重にも渦を巻き、最後尾はずっと離れた新宿駅あたりです。もう数時間で閉苑なのに、入ったら大変なのに。なかの様子をモニターで見せれば、半分の人は帰るでしょうに。なんだか並び始めると入らなくちゃ気が済まないのでしょうね。


帰りの地下鉄で考えました。今年は御苑に限らずどこも桜混雑、桜狂乱が起きています。外国人のツアーが多く、外国の個人客も膨れ上がっている。

桜だからまだ静かですが、これが勝負のかかったオリンピックとなったらどうなるのでしょう。熱狂した群衆が、競技が終わると一気に街に出る。最終電車は期間中夜中の2時まで走るそうですが、街の日常はどうなるのか。しかも猛暑の中です。

都民は花見などで訓練、混雑狂乱のトレーニングを研鑽努力し積まなくてはならないのかもしれません。

それより、私はこの人たちを東京から地方に押し出さなくては。こんな東京だけ見て帰ったら日本の評判は丸つぶれですもの。

よし!トコロテンのように、遠くの田舎までぎゅい〜〜〜〜んと押し出しますぞ。

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奈良県十津川村谷瀬で

連絡先

野口 智子 のぐち ともこ
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局
ゆとり研究所

TEL 090-7433−1741
E-Mail yutori@noguchi-tomoko.com

NPOスローライフ・ジャパン
〒160-0002 東京都新宿区四谷坂町9−4 リカビル301
TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554
E-Mail slowlifej@nifty.com


略歴

<野口智子(のぐちともこ)>
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局長
千葉市生まれ。東京でコピーライター、プランナーを経験。1977年静岡県に移り企画・編集プロダクション設立。
1992年ゆとり研究所を開きコンサルタント業務を開始。
ライフスタイルの提案、「一店逸品運動」による商店街の活性化、時間消費型観光おこし、人材育成などの分野で活動。
2000年からスローライフ運動を開始、2003年スローライフ・ジャパンを設立、現在、事務局長・副理事長。
2006年から活動拠点と自宅を東京へ。現在はスローツーリズムの提案、商品開発、地域観光の育成、都市と田舎の交流、移住・定住プロジェクト、“食”をテーマにしたまちおこし、などに力を入れている。住民参加の独自の楽しいワークショップが得意。
現在、地域力創造アドバイザー(総務省)、地域再生マネージャー(ふるさと財団)、国土審議会半島振興部会委員。