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ゆとりある記 千々石休み11「ドライブへ」 2008/09/21 4:43 pm



熱血ヤシマ君と、由利さん、ローディー、みーちゃん、私、夫と、この日はドライブです。千々石の斜面はすべて棚田、山にどんどん入り上っていくと棚田眺望台のようなのがあって緑の段々が見下ろせます。

よそ者にはただ「わ〜きれい!」だけのことばになってしまいます。この棚田を作り維持してきた人々の苦労と年月など、簡単に語れませんしわかるはずもありません。ありがたく拝ませていただくのが精一杯です。



ヤシマ君が解説してくれます、「水をね、こうしてトタンで温めるわけ」。なるほど、水はザクザク湧くのですがそれは稲の生育には冷たすぎ。で、わざわざ田んぼの周りにトタンを立てて、太陽熱を水に伝えるわけです。手を入れると、確かに直接の水よりトタン近くは温かい。例えばこんな工夫苦労の積み重ねで、ようやくお米がとれるというわけです。

もっともっと山に入り、ヤマメを食べようということになりました。豊富な水でヤマメを養殖し、食べさせてくれるところがあります。ヤマメのお刺身、塩焼き、唐揚げ、おにぎり、流しソーメンなどが揃っています。雨模様でかなり涼しい日、横は清流でしぶきがかかるくらい。かんかん照りの暑い日に来たらどんなに良かろうという場所です。



でも、おにぎりは棚田米でウマイ!ヤマメもウマイ!クルクル円形の水路を回る流しそうめんもウマイ!この装置は、確かかつて鹿児島県指宿市のこの装置発祥地というところで見たものです。水がおいしいので、ソーメンのツユがいらないくらい。

ここのヤマメの唐揚げと、ヤシマ君がなんとなくその“熱血漢的お顔”において、似ているなあと思いながら涼しすぎるおいしい昼食を終えました。





さて、今回私たちは千々石夏休みに際し、松本由利さんに「くれぐれも案内無用」と頼みました。気まぐれな夫婦です、墓場で気に入ったら2時間もいる。もしご案内の方がいたら、ご迷惑だし、こちらも気を使うし。ということだったのですが、やはりこういうところには車で連れてきていただいて、ご案内いただくしかありません。この日、私たちは結局ヤシマ君の熱心ご案内コースに身を預け、充実した時を過ごしたのでした。頑固に断らず、身を任すこと大事です。ヤシマ君ありがとう、一方、蜂に刺された由利さんかわいそう。

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一店逸品運動 下吉田まちめぐり◆屬笋屬気瓠 2008/09/20 8:34 pm



富士吉田市「下吉田まちめぐり」で立ち寄った「小室浅間神社」。その昔、富士山の溶岩流がここまで流れたその先端がそのまま残っていて、庭の一部になっているという神社です。



9月19日にある「やぶさめ」の準備がすすんでいました。年に一度、馬が渡る専用の赤い橋がもうかかっています。やぶさめと言っても的を射るのが主ではなく、走った馬の足跡の様子で来年を占うというものです。



神社の脇の道はこのやぶさめ用の馬場、アスファルトで舗装されることはありません。横に並ぶ倉庫のシャッターにもやぶさめの絵、ガイドさんの解説に一層力が入ります。



神社には、このやぶさめのためだけに馬が3頭飼われています。「2頭使いますから、もしも何かあるといけないのでもう1頭飼ってるんです。世話は大変ですが、行事が途絶えてはならないと・・」宮司さんは胸を張りました。





子供たちの習字・馬の絵が貼り出され、氏子のおじさんたちでしょう熱心にお守りを作っています。山に入って太い藤ヅルを採ってきて、切り、端をたたいてぼさぼさにします。本当はこのぼさぼさの大きいのが馬の鞭になるとのこと。これはミニュチアで先っぽを紫に染めています。



「染料使うから、すっぱい匂いがするでしょう」「ほんと、お寿司屋さんみたい。それにしても太いツルですね」「いや、もっと太いのがあるよ。おいで見せてあげる」おじさん2人がかりで太いツルのところまで案内したがってくださったのですが、ガイドさんとお仲間はもはや出発、私はおいてけぼり!「またきます〜」といってパカパカ走り追いかけました。

昨日19日は台風の通った雨模様、やぶさめは無事にできたのでしょうか?

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ゆとりある記 千々石休み10「かわいい小浜」 2008/09/19 9:57 pm

千々石にいるなら、お隣の温泉「小浜(おばま)」へ行かなくては。嵐になりそうな気配はあったのですが、出かけました。行きは由利さんが、通称「緑のトンネル」をくぐりながら車で送ってくれました。もともと小浜へは電車が通っていたそうで、その線路あとが道になり、線路を囲んでいた緑がトンネルのようになっているのです。





千々石が健全なのんびり聖地であるならば、小浜は不良ぶってる田舎者プチ温泉街です。洗練や繁華街という世界はない、ひなびた小熱海のよう。まずは温泉やぐらの下の足湯に入りました。百円です。私の足の向こうに見えるは、ヤシマクンが届けてくれたシソジュースを、凍らせて持ってきたもの。汗をかきかき飲むと、おいしいおいしい。



資料館があっていろいろ重要なものものや、小浜温泉を開発した人の偉業についてとか展示されているのですが、妙に気になったのが湯浴み裸婦像。後ろに展示されている内掛けと、マッチして。昔の由美かおる?のような、ドキッとする笑えるミニグラマーです。





小浜も湧き水のまち、そして温泉も湧くまち。子供たちの描いたマップや解説がまたかわいい!きれい過ぎる案内版より、こういうのがいいなあ。そしてこの日一番の、かわいいはこれ。ゴミバケツを置いてあるそのカバーのような小屋の扉止め。タコとイワシは飾りではなく、ちゃんと機能しているのでした。



小浜は今、チャンポンで町おこしの動きもあります。もともと日本そば屋でも、喫茶でも、当たり前にチャンポンを出していたのですが、それをもっとクローズアップしようとチャンポンマップもできました。この日食べたのは「蛇の目」というお寿司屋さんのチャンポン。一口サイズの稲荷も頼んだら、もう、まんぷくぷく。暴風雨となった中、ご機嫌で帰ってきました。

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ゆとりある記 千々石休み9「見晴らし墓」 2008/09/18 10:04 pm

夕方散歩中、夫が「おい、あんなとこに墓があるよ」と指差します。バス通りの海側、棚田の上。「行ってみよう!」なのですがどこから行くのかわかりません。バスから降りたおばちゃんに聞くと、「私のうちはあっちだから」と連れて行ってくれようとします。でも両手に大荷物、この分だとお墓まで行ってくれそうでわるいので、「あ、行き方わかりました」とわかったふりをしました。で、なおも上り口を捜します。




直線で進むうちに、製材所に来ました。ここから見上げると、墓にはまっすぐです。「畑の中を行けばいけないこともないけど、車でぐるっと回ったほうが」とおじさんが心配してくれます。もう夫は、畑のふちを歩き始めました。道なきところを墓へ、墓へ。背中を、製材所のおじさんが見つめているのが分かります。(製材所からのこの写真は、たまたまこの冬に撮っていたスナップです)

マムシに出くわすこともなく、やっとこ墓場に着きました。山の上、見晴らし満点の墓地です。こんなに高いところまで来ても、水路があり、どこからかの水が流れています。普通なら眺望満点のホテルや、別荘が建ちそうな場所。しかも一番高いところの墓、てっぺんまで行くと驚きました、墓石のほとんどは海に向いています。



その様子はリゾートに来た人たちが、夕日の沈む海を群れだって眺めているようです。海風が涼しい、だ〜れもいない。でもなんだかとってもにぎやかな、怖さのない明るい墓地。




すこしくぐもった夕日が、わりあいのんびり落ちていきます。あらまあ、つるつるした墓石のおでこにピカッ!夕日か映っています。日の丸のハチマキをしたようでもあり、インドの女性のおでこの赤い飾りのようでもあり。冬場は墓石のおでこは夕日の移動とともに、順番に温かくなるのでしょう。夫は、明るさがいい感じになるまでジッとカメラを構えて待っていました。


写真を撮り終えて、ぼちぼち帰ろうと坂を下って行くと、製材所のおじさんが夕飯前のウォーキングのようです。「2時間もずっと居たんだ、この2人・・・」とは言いませんでしたが、ただただ笑っておいででした。

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一店逸品運動 下吉田まちめぐり 孱械沓沓曲癲廖 2008/09/15 10:50 pm

9月14日富士吉田市の下吉田地区で行われた「下吉田まちめぐり」というイベントに出かけました。富士吉田市は私がなんだかんだここ3年くらい、観光おこしやまちづくり、商店街活性化などで通っているところです。今回は今まさしく頑張ろうとしている、栃木県足利市の方々をお誘いしました。



下吉田はいわゆるシャッター商店街なのですが、昭和30〜40年代の建物が残ります。その古さを逆手にとって、懐かしいレトロなまちと名乗りだしました。そして富士山の高さにちなんで「3776歩散策会」のサブタイトルでまちめぐりイベントを始めました。富士急行線のかわいい駅、下吉田駅が出発。巡るまちなかのポイントは、それぞれ2合目とか7合目とかになる仕組みです。

駅に集まった参加者は、同じ色のリボンをつけて15人ぐらいのかたまりで出発。迷うことはありません、喫茶店のマスターや洋品屋さんの社長さんなど、素敵なガイドさんが引率してくれます。そして行く先々にまた地元のガイドさんが・・・。



かつて繊維のまちとして栄えた頃料亭だった建物が、その後医院になり、今は空いているもののこの日は見学用にオープン。旧角田医院は、下吉田のシンボル的建物です。古い店を、今風の小物屋カフェにしているお店も見学。



かつて糸や反物を扱って市の立った絹屋町では、地元のおじいちゃんが当時を振り返って熱く語ります。「同じ繊維のまち足利の人はずいぶんこの市に来て、様々文化を伝えてくれましたよ」との説明に、足利の方々はジ〜ンと来たようでした。



こうして説明を聞きながら、2時間ほど歩き、山頂にあたる会館に到着。ここでアンケートに答えると、うどん券をいただけて、富士吉田名物の馬肉・キャベツののったコシのあるうどんがいただけました。歩いた後のうどんのおいしいこと。






ミニ金剛杖と富士山絵葉書もお土産です。地元の方も多く参加していましたが、「いつものまちなのにこうして歩くとなんだかおもしろい。全然知らなかった」という感想。外からの者にはもっともっとおもしろく、一見オンボロの眠ったようなまちが俄然輝いてくるのでした。



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ゆとりある記 千々石休み8「極上の昼寝」 2008/09/14 9:07 pm



散歩から戻って、昨晩の馬場さん差し入れの料理の残りを食べて、お昼寝です。実は、こういう畳の部屋で昼寝をするのが夢でした。ガラス戸をあけ放って、入ってくる風とセミの声が子守唄。マットレスに転がったとたん、とろけるように眠ります。

2時間ぐらい寝たのでしょうか、庭の向こうの道を何か笑いながら歩く子供の声がします。夫はまだバク睡中。起き上がって外の田んぼの緑を見ていたら「そうだスイカだ」と思いつきました。昨日誰かが用意してくれた、小ぶりのスイカが冷えているのです。縁側に用意しました。



シャクリ!とカブリついて、種を庭に「フッ、フッ」。縁側でぶらぶらさせている私の足の甲に種がのったりして、それをまた足を振って落としたり。昼寝のあとの“おめざ”のスイカ。子供の頃のままの、この一連のコースをしたかったのです。

廊下の板の上に、スイカの汁がぼとぼと落ちる。ほきたした種にすぐ、蟻んこがたかる。その蟻んこに向けてまた種を飛ばす。ああおもしろい、ああ懐かしい。起きてきた夫も「フッ、フッ」。

昼寝とスイカで元気復活です。「まだおやつはいるね」「うん」、サンダルをつっかけて出かけたのがトコロテン屋さん。正確にいえばトコロテンとラムネ屋。湧き水のある横の小屋のような店が、夏場だけ店になります。



湧き水でこしらえたトコロテンを、湧き水で冷やします。作業場を見れば昔ながらの道具、天草を煮て、ハンドルを回す搾り機でこして、木の枠に流しています。おいしくないわけがありません。

辛子でなくもちろん柚子コショウ、暴れるほどコシのあるトコロテンにはちゃんと海草の味があります。夫の飲むラムネのビー玉が、いい音を立てました。

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ゆとりある記 千々石休み7「水と一緒」 2008/09/13 8:57 pm

千々石のまちをぶらぶらしていると、いつも水と一緒です
。道沿いに流れる細い水路には、もったいないくらい水が
流れています。ところどころには水の湧いているところも
あって、近所の人が使っています。




その湧き水を使いやすいようにパイプから出していると水場も。、都会では「水出しっぱなし、だれ〜?!」とおこられるでしょう。出っ放しですから、そもそも蛇口の栓などもないのです。ガブガブ飲んだ夫は「うま〜い!」のひとこと。

ぶらりと歩き続け港まで行き、由利さんにもらったお菓子でおやつ。ここはジャガイモの産地でもあり、そのジャガイモを使ったパイのようなお菓子の試作品。まちのお菓子やさんが作り始めているのです。




大きなオンコの木の下で、切り株によっかかってパクリ、ちょっと甘いですが、ジャガイモの風味がします。目の前の海が青い青い。飲み物はもちろんペットボトルに入れた湧き水。「こりゃ最高の喫茶店だね」とつい2人で納得。

おや、近くの水路で坊やが釣りに夢中。「何釣ってるの?」「ドンコ」「食べるの?」「釣るだけ」この坊やの様子を家の前の橋の上で、家族が眺めています。




おじいさん、おかあさん、おねえさん、近所の人?な〜んにもしないで眺めてるだけ、そしてぽっつらしゃべるだけ。きっと冷たい水の流れるその上がちょうど涼しいのでしょう。東南アジアのような雰囲気です。

巻き込まれるようにこっちの歩調もゆっくりになります。湧き水を飲んで、水路をたどって。絶え間なくしている水音が、なんとも贅沢です。

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ゆとりある記 千々石休み6「お散歩学び」 2008/09/09 9:40 pm

私は3〜4回目、夫は初めての千々石です。その名の通り1000×1000どころではない、とにかく石がごろごろしていた土地なのでしょう。遠くにそびえる棚田の段々も、集落の家々の囲いもゴツンゴツンした石ころでできています。




遅い午前中のお散歩、どこに行くわけでもなくうろつき始めました。途中まで由利さんがつき合ってくれます。花だらけのうち、几帳面に鉢植えを手入れしているうち、ソロバン玉のように駐車場に玉ねぎをぶら下げたうち、こういう家の様子を眺めていると暮らしに混ぜていただいているようでうれしいです。

黄色いかわいい花はゴーヤ、おじさんが小さなゴーヤ棚を手入れ中。「かわいい花ですね」と写真を撮ると、おじさんワサワサッと棚をいじり、「はい」と一言添えて4本もゴーヤをくださいました。そのゴーヤが、別のうちでは輪切りにして干してあります。




干しゴーヤは何にするのでしょう。「きれいだ〜」なんて喜んでいると、千々石をこよなく愛する由利さんが「ねえ、いいでしょう〜。このまちいいでしょう〜」ととことん自慢げです。

角の畑で働くおばあちゃん、立ち話が始まりました。よそ者はすぐわかります。東京から来たとわかると、東京北区にいるおばあちゃんの孫の話をひとしきり。東京に帰ったら会ってくれ、ぐらいの勢いで詳しく教えてくださるのですが、まあ、そうもいかず・・・。




おばあちゃんの向こうに繁るのはゴマです。この緑色の膨らんでいるところに実が入っているのだそうで、熟れすぎないうちにとって乾かして中身を出すのだそうです。

畑でのちょっとした生涯学習、ずっと聞いていたくなるのですが何しろ暑い!冷房に慣れた東京者にはジリジリ。すごいなあこの炎天下でクワをふるってしゃべり続ける、う〜ん、千々石のおばあちゃんは元気だわ。

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ゆとりある記 千々石休み5「きれいにぎやかな朝」 2008/09/07 8:14 pm





朝です。よく寝ました。廊下が回る8畳間に布団を敷いて、目覚まし時計の音もなく起きました。マンション暮らしの目覚め景色と違います。目を開けたとたん日本建築のていねいな手仕事が見え、ガラス越しに緑の柿の葉とキラキラ朝日。本来、人の目覚めはこうあるべきなのでしょう。

畳の部屋が4つもあるこの広い母屋から、パジャマのままヌッと交流スペースに顔を出します。由利さんがすでに掃除機をかけて「竹添ハウス」の朝は始まっていました。歯を磨いていると、「おはようございます〜」と昨晩一緒だったヤシマ君、出勤前にわざわざ“紫蘇ジュース”を届けてくれました。勤めは?出勤は?と心配になるのですが、どうやらコーヒーを飲んでいく様子。




上司に「ちょっと立ち寄り箇所ありまして」なんて電話をしています。その最中に由利さんたら大声で「ねえ、ミルク入れる?」「少しは気を使ってよ、電話してんだら!」とヤシマ君はあわてます。もちろん彼はこういう意味のことを長崎弁で叫ぶのですが。おやまあ、電話の向こうの上司は何と思ったやら・・・。

ふと気がつくと私はスッピン、しかも寝起き姿なのですが、そういうことは関係なくてどんどん家に人が上がってくる土地柄なんですね。続いて今度は「野菜で〜す」と、由利さんのお仲間「ちーまま」というニックネームをもつ田中さんが現れました。



















朝採りの野菜、サトイモの葉にくるんだフレッシュブルーベリー、自作のブルーベリージャムも。なんてきれいなナスでしょう、ゴーヤでしょう!これで滞在中の野菜は十分です。

あれ?ご近所さんが花の球根を持っておいでになりました。「雨降り草っていってね、雨が降るとすっとつぼみが出て咲くの。この辺に植えればどんどん増えるから」と由利さんに説明しています。




そんなこんなに混じりながら、私たちはパンをかじり、ブルーベリーを食べ、身支度を。東京の我が家に来る人といったら、宅配便の人ぐらいです。マンションの入り口は暗証番号でないと開きません、2重のロック。こんなにきれいで、しかもにぎやかな朝に、とことんびっくりしたのでした。

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ゆとりある記 千々石休み4「着いた、会った、食べた」 2008/09/06 3:35 pm

バスは15分ぐらい遅れています。バス停に迎えに来てくれる友達に、遅れると電話します。「はいは〜い、待ってますよ〜」15分遅れる、それが何か?といった対応に、わざ
わざ電話したことが恥ずかしくなりました。

待っていたのは松本由利さんとヤシマ(ニックネーム)君です。夫は夫婦かと思ったようですが、仲のいい姉弟といったところ。ヤシマ君は松本さんの地域おこしの活動を応援しているお兄ちゃんです。すっぴんの名刺交換ナシの二人の笑顔が長旅の腰の張りをとろかしてくれます。







松本さんのグループが整備しつつある地域交流拠点「竹添ハウス」についてはこちらをご覧ください。↓
http://noguchitomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=5
そして、松本さんがバリバリ書いているブログもご覧ください。↓
http://www.burat.jp/members/top.200702061157-5000006

で、ともかくこの「竹添ハウス」に我々は5泊するのです。民宿でも家でもない、ここをどう説明したらよいのでしょう。元はまちのお医者さん、その後、人が普通に住んでいた
日本家屋です。おんボロボロになっていたのを、松本さんたちが見事に掃除し手直して快適な空間にしたのです。

バス停横のAコープでブドウパン、バナナ、ビールを買って「ただいま〜」風に入りました。メインロビー?にすでにお料理が並んでいました。この土地に伝わる伝統野菜“コブ高菜”を普及栽培している女性たちのグループ・守山女性部加工組合馬場さんの手作りです。







おにぎりには、「コブ高菜」の漬物がくるりと巻いてあります。高菜の茎部分にコブがあり、そこの歯ごたえがなんともたまらない野菜。大変貴重な菜っ葉です。ご飯と漬物好きの夫は、あっという間に3つをぱくぱく。一方私は、コンニャクカツが気に入りました。薄く切って味をしみ込ませたコンニャクを、巻いて揚げるという手のこんだもの。

馬場さんたちはお盆の間このお料理の仕出しや、地元のお盆に欠かせないふわふわの小麦まんじゅう、ああ、なんて名前だったか・・・。それを千個単位で作っていて、まだ疲れが残っているのだそうです。ご苦労様です。こういう料理を東京でも仕出しで取れたらなあ〜と思います。

8月のはじめ鳥取で開いた「スローライフ学会フォーラム」に松本さん・ヤシマ君ともに参加されたので、話は鳥取へ飛んだり、鳥取・智頭町の銘酒を飲んだり。宴たけなわではありますが、とにかく12時間かけてきたので、今日のところはこれでお休みなさいとなったのでした。

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連絡先

野口 智子 のぐち ともこ
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局
ゆとり研究所

TEL 090-7433−1741
E-Mail yutori@noguchi-tomoko.com

NPOスローライフ・ジャパン
〒160-0002 東京都新宿区四谷坂町9−4 リカビル301
TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554
E-Mail slowlifej@nifty.com


略歴

<野口智子(のぐちともこ)>
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局長
千葉市生まれ。東京でコピーライター、プランナーを経験。1977年静岡県に移り企画・編集プロダクション設立。
1992年ゆとり研究所を開きコンサルタント業務を開始。
ライフスタイルの提案、「一店逸品運動」による商店街の活性化、時間消費型観光おこし、人材育成などの分野で活動。
2000年からスローライフ運動を開始、2003年スローライフ・ジャパンを設立、現在、事務局長・副理事長。
2006年から活動拠点と自宅を東京へ。現在はスローツーリズムの提案、商品開発、地域観光の育成、都市と田舎の交流、移住・定住プロジェクト、“食”をテーマにしたまちおこし、などに力を入れている。住民参加の独自の楽しいワークショップが得意。
現在、地域力創造アドバイザー(総務省)、地域再生マネージャー(ふるさと財団)、国土審議会半島振興部会委員。