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お仕事 高岡で土産品開発研究会スタート 2008/10/15 9:20 pm





















富山県高岡市はかつて「一店逸品運動」で何年か通ったところ。今回は高岡商工会議所が「地域資源活用企業化コーディネート活動等支援事業」の採択を受け、中小企業基盤整備機構の支援で‘お土産の研究会’を開催です。今年度中に高岡へ12回、通いますよ〜〜〜。

ものづくりのまち高岡は、来年の「開町400周年」に向けて、なんとなくにぎにぎしいのですが、やはりどこの地方都市もがそうであるように駅前はさみしいものがありました。でも確実に観光客は増えているとか、そんな中で地域の資源をとことん活かしてみんなで‘お土産’を企画開発しようというわけです。

その昔職人が集められて、銅製品などをこしらえてきた金屋町はいい味を出していて、確かにそぞろ歩きたくなります。駅前より、こうした特色ある通りにみんなひかれる時代ですね。



10月9日、初回なのでまずは「今はどんな時代?」をテーマに少し話し、参加者にも考えてもらってそのことばを紙に書いてもらいながら、自己紹介としました。

いろいろなキーワードが出ましたが、最初の人と最後の人が同じ「かわいい」ということばを時代のキイワードとして出したのが印象的でした。



高岡には既にたくさんのいいものがあります。それらを持ち寄って懇親パーティーも。鱒と白米と黒米の色合いが美しい押し寿司。



大伴家持がいた土地なのでそれにちなんで作られた、巨大シュークリーム「万葉シュー」。この作業着で研修に駆けつけてくれる意気込みがうれしいです。コロッケブームに乗って作られたなつかしの味のソース。コロッケの文字を図案化したネクタイまで出現。






本格的な味で、しかも小さくかわいいかまぼこを開発したのはやる気満々のかまぼこイケメンのお兄さんです。



みんな話がおもしろくって、彼ら彼女らがまずはピカピカの地域資源だな〜と思いました。

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お仕事 講演・研修・シンポジウム 2008/10/15 8:54 pm

あちこちにうかがっておしゃべりするのも私の大事な仕事なのですが、ひとつひとつ詳しくご報告ができないので、いつ、どこで、どんなタイトルで話したのか、ぐらいをこのブログに書き足していくことにします。

つまりこのひとつのブログ記事だけは記録のようになりますことご承知ください。過去のものも思い出したら、資料が出てきたら加えますね。







・2008年4月6日シンポジウム「田舎暮らしで楽しむセカンドライフ」東京新宿パークタワーホールで。
講演はエッセイストの玉村豊男さん。 続いてのシンポジウムに玉村さん、自然派タレントの清水國明さん、建築家塚本由晴さん、2地域居住の実践建築家の松田力さん、そして私。写真はそのときのもの。

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お仕事 商工会女性部研修はたのしい〜。 2008/10/08 10:12 pm

埼玉県栗橋町に行ってきました。栗橋とお隣り幸手市の商工会女性部の合同研修会です。タイトルは「スローライフ時代の地域づくり」。スローなどという割には、いつもばたばたしている私です。何の予習もしていないので、まずは2時間前にうかがってまちをご案内いただきました。





上野から1時間の栗橋。駅前にあったのは「静御前」のお墓でした。「えええ?!なんでここに、静さんてあの誰かの恋人ですよね」などと無知な講師に「はい、義経です」と商工会の女性が応えてくれます。本物のお墓はカバーされていて、新しいものがお参り用にできていました。“静女”という文字が刻まれています。本物のお墓の写真に写り込んでいる着物姿は静ではなく、私の姿です。はい。



で、このお墓の近くが「クラッセ」というお店広場になっていて、にぎわいおこしをしています。クラッセとはこの辺の言葉で、「お金くらっせ(ちょうだい)」などと使う言葉。笑えます。その奥にある和食屋さんを覗いて驚きました。とてもこぎれいないいお店なのですが、じゃ〜ん!不思議なものが売られていたのです。あとの研修で「これなんだ?」とクイズにしたくらい。



白っぽい湯葉のように見えるのが、大根の皮。料理屋さんで大根をカツラ剥きなどしたときにでる皮を、干して真空パックにしたとのこと。つまり、切り干し大根風の皮バージョン。毎日多量にでる皮は確かにもったいない。しかも大根の皮はおいしいところですものね。もどすとどのくらいの量になるのか、形になるのか、わくわくします。今度これをことこと煮るんだ〜。

もう一つはふりかけ。だしをとるのに使う鰹節と昆布を、再利用して作ったとのこと。いずれもこのお店の“もったいない”精神が伝わる逸品。こういうお店に出会うと、急にこの土地の印象がアップしますよね。せっかくだから是非「静御膳」という女性向のおしゃれな定食にもチャレンジしてほしいと、これもあとの研修会でリクエストしました。



お隣の幸手市は、素晴らしい桜土手がある桜の名所です。まちなかには桜のついた街路灯、これがまたすごい数で立っている。これだけおそろいのものがどこまでも続いているのは珍しい光景です。桜は一年のうち数日しか咲かないけれど、この桜街路灯は一年中ある。何かに使いたいですね。ここに桜川柳を飾ったり、街路灯を巡る桜クイズウォークをしたりいろいろできそうです。幸せを手でつかめるまち、という名も大事にした〜い。





そして、お昼をいただいた栗橋のお蕎麦屋さんがまた愉快。ね、どこから見ても普通のおうちでしょう。ここでそば好きのご夫婦が、おいしいおそばを打ってご商売しているのです。一度行ったら忘れられないお店、普通のお店だったら味だけの印象ですが、ここまでしてそば屋をやりたかった熱意はこの自宅改造店だからこそびんびん響いてくるものです。



ざっと回った感想や提案も含め、研修会でお話させていただきました。そのあとの茶話会での、みんなのおしゃべりが良かった〜。女の人は輪になってケーキを食べると、急に話が弾みますね。「あれもしたい」「これも出来そう」話がどんどん膨らみます。初めて訪ねたまちなのに、昔からの知り合いにたくさん会ったようなリラックスムード。商工会の女性部研修に各地うかがいますが、この雰囲気はどこでも感じるものです。おじさんたちだとこうはいかない・・・。

こういう女性たちの柔らかな輪が、まちを動かす時代になりました。きっとここの女性たちも、何か楽しいことを始められると思います。あるものを、知恵をだして上手に活かす。それをおもしろがる、それこそがスローライフ時代のまちづくり。あらためて強く思ったしだいです。

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ゆとりある記 千々石休み15「心に咲く花」 2008/10/03 9:28 pm




















さて、夏の終わりに行った千々石話をポツラポツラ書いているうちに、もはやすっかり秋も深まってしまいました。夫は千々石で撮った写真も入れ込んで、9月25日から銀座のキャノンギャラリーで写真展を開催。

そして、一昨日、次の開催地仙台へ、千々石の、あの墓の写真、棚田の写真、地蔵祭りやゴーヤの写真、みんな荷造りされて出発しました。いってらっしゃ〜い、千々石を宣伝してね〜。

千々石休みの醍醐味は、自分をもてなす力を取り戻すことにあると思います。都会暮らしでは、わが身わが心を取り持ち癒すのは、金銭を代償に行われることがほとんどです。カフェで一杯、映画やエステ、いずれも「お金を払うから私を楽しませてちょうだい!」というのが底辺にあります。しかもそれは、企業化されています。



そのつもりで千々石に行っても、何も楽しくありません。ディズニーランドのように、ミッキーマウスが寄ってきて笑わしてくれたり、乗りものが宙返りしてスカッさせてもくれません。田舎の普通の暮らしが、ただあるだけです。



でも、「訪ねる」から、「居る」に気持ちが変わった頃には、そこらに咲く花や、マンホールのふたや、海の夕日、なんでもないことごとがディズニーランドの装置よりずっと素晴らしく思えてきます。これが千々石力なのでしょう。



パンを焼こうとしたのに膨らまずにスイトン状のものになっても、それはそれでおもしろい。棚田のお米を湧き水で炊いてうまくいったら、それはそれはおもしろい。小さなことを大きく喜ぶ技を、この土地は教えてくれるようです。



いよいよ帰る日の朝、掃除が終わると夫は「竹添ハウス」の庭に種を蒔きました。あの棚田の横にたくさん咲いていた百日草の種を、暇な私がビニール一杯採ってきたのです。

種まき中の夫の姿は、まるで一人で踊っているように見えます。あんな蒔き方では、おそらく来年の春、一本の百日草も生えては来ないでしょう。

でも、これで東京に帰っても、私たちに千々石の時間は浸み込み、自分の力で楽しくなる技はスクスク育っていくはずです。のびやかに咲き続けるために、栄養が足りなくなったらまたくればいい、行けばいい。狭い日本だもの、10時間の移動なんてたいしたことありません。おわり。


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ゆとりある記 千々石休み14「竹添三種神器」 2008/10/01 10:06 pm





















今回の長崎県雲仙市千々石(ちぢわ)、「竹添ハウス」滞在で心から評価した、竹添え3種の神器があります。
ひと〜つ。ローディーさん、松本由利さんのパートナー。この写真では左から二人目、とってもいい笑顔の人。この方の近くにいると、なんだか通常受ける大人の男といる緊張感というのを感じません。むしろ、すごく知性のある癒し系の大型動物といるような、安心感があります。(こ、これはほめことばですぞ)

で、単身お住まいの福岡から週末に戻り、何かしら「竹添ハウス」の土木・建築工事に従事し、また日曜夕方には旅立たれます。ローディーがくるたびに、敷居がはまったり、建具がついたり、古い壁が取り壊されたり、床が張られたり。今度はピザ用の石窯も造るとのこと。もともと一級建築士で優秀な賞もお取りの方、それでもこうした現場の細かい作業がことのほか上手でお好きです。この方あってこそ、ボロンボロンだったこの屋敷が快適に泊まれるようになったわけです。由利さんいわく「渡り職人みたい・・」



ふた〜つ。エスプレッソコーヒー、正確にはエスプレッソマシーンということになるか。朝起きて、昼寝のあとに、一杯飲んでからのミーティングに、とにかくこのコーヒーがここのアクセントになっています。棚田を眺めながら、香り高いコーヒーが飲めるのは贅沢でしょう!

コーヒーに慣れていると、いわゆる田舎で不自由するのが喫茶店です。で、今回も千々石に着いたとたん小さいインスタントコーヒー瓶を買ったのですが、もちろん出番ないまま帰りの荷物となりました。そのまま我が家の非常持ち出し品入り。いざ、というとき、私たち夫婦は千々石で買ったコーヒーを飲むことになります。



みっつ〜。竹蔵、竹ちゃん、たけ〜、などと呼ばれるオスのちび猫。私たちはどちらかというと、イヌ派。ネコなど、普段かまうことはありません。それがこのネコにはまいりました。テレビもパソコンもない「竹添ハウス」で、本を見るのに飽きたなら、この子をかまえばいい。

というより、遊ぼう遊ぼうと手を出してきます。特に夫は竹さまに気に入っていただけたようで、遠くから突進してきて足に駆け上がられてリ、ひざで爪を研がれたり。「こいつ〜」などと怒鳴りながらも、夜中にトイレに行くときは「竹ちゃん、一緒にいこう」などと甘えていました。慣れないところで知らない人たちが集うときも、こういうなごみツールがあると、場が持つものです。ね、竹ちゃ〜ん。

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ゆとりある記 千々石休み13「棚田です」 2008/09/28 8:17 pm



棚田へ行こう!と夕方近くに出かけました。「ちぢわもん」という名の、地元の農産物や加工品を売っている店に寄ると、ここに来ていたおじさんが「案内してやる」と車に乗り込みました。由利さんはちょっと道を聞いただけなのですが、おじさんは棚田が自慢でしょうがないようで、棚田語りをしながら道案内です。

「千々石の人は、浜の石を一つずつ運んで積み上げて、これだけの棚田を造ったんだからね・・・」「この細長い田は120メートルあるよ」「ほら、この辺りから見てごらん、すごいよ〜」おじさんが自慢するのも十分納得できる風景です。

一通り説明を受けた後、車には帰っていただき夫と私で棚田時間を過ごしました。この棚田を前には声も出ません、ただ惚れ惚れするだけです。お米を作るための装置なのではありますが、計算し尽した庭園のようでもあります。



足元には緑の波に飲み込まれそうな集落、向こうにはきらめく海。日が動くとその緑の田が、少しずつ色を変えていきます。金色に輝きながら動き回るのはおびただしい数のトンボ、写真でちゃんと撮れたでしょうか。墓場での撮影と同様、夫はここから動きません。

で、私はまた“のんびり”をします。棚田の脇の農道にゴロン!夕方でもう涼しいのですが、コンクリに残る熱が背中の汗を乾かします。坂に寝転がって見る棚田、チョロチョロと耳元に水路の音。時々、海のほうから風が吹き、稲の1本1本をお辞儀させながら私のところに届きます。なんてきれい、なんてきもちいい。この風に吹かれるために、私たちは東京からやってきたのでしょう。








棚田から降りて、帰る田んぼ道。バックを振りながら歩く私の影が稲に伸びます。はるか向こうにはこの前ドライブした山、そして雲。またくるからね、来させてね〜と呼びかけました。

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お仕事 「うつ」にならないスローライフ 2008/09/23 9:25 pm

9月15日埼玉県浦和で「心に優しい働き方〜うつ病からの復帰〜」というタイトルの催しに参加しました。産業医の方の「うつ病に対する取り組み」のお話の後、私は「スローライフのすすめ」のお話。



私は専門でもお医者さんでもないし、話は「まあ、ガツガツ稼ぎ、速く速く急ぐ生き方をやめて、もっとゆったり、人とまちを愛して生きましょうよ」ということになります。会場におこしの250人ぐらいの方々は、“うつ”どころか、私の話にケラケラ笑い続けてくださいました。

昔のように、東京に出ていい大学に入って有名企業に就職すればOK、という時代ではありません。選択肢はいろいろだけに、自分が判断しなくてはならない。会社人間なら楽だったのに、家庭も余暇も地域も抱え込んでどれも満点をとりたくなる。



安くて量のあるものをお腹一杯食べればいい、のではなく安全や栄養を考えなくては。子供に塾通いをさせたくない、と思ってもやっぱりいい学校へ行かせたい。ああ自己矛盾。

と、頭でわかっていることと、現実との間で人はギリギリつぶされます。とことんマニアル社会なのに、個人で悩まなくてはならないことも山盛り。ファストライフとスローライフの間にサンドイッチ、ストレスに埋もれそうなのは都市部の人も農山村の人も同じでしょう。

常に、すぐ横にいる人の体温を愛おしく感じ、ススキに秋を見ることができ心でいたいものです。この日、演台横に活けてあったお花は担当者の方いわく「穏やかな感じに活けてください、と頼んだものです」とのこと。こういう小さな気配りが各職場に満ちていれば、職場環境もずいぶん変わると思いました。

このお花を分けていただいて、「今日の講演は良かった〜、お花もらえた〜」と大喜びで帰ってきた私に、「単純だね、あんたはストレスないでしょう?」とは夫の弁。

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ゆとりある記 千々石休み12「地蔵まつり」 2008/09/22 10:27 pm



朝起きると「竹添えハウス」の玄関にカニがいます。ここんところ毎晩続く夜の大雨に、避難してうちに入ってきたのでしょうか?カニがいいます。「ねえ、今日は何するのカニ〜」「うん、何するカニ〜」

朝ごはんを食べると、やっぱり本日もまたフラフラとお散歩にでました。豆腐屋のおばさんがなにやら外に出て、首をかしげています。見ているのはお地蔵さん。ブドウやご飯を飾って、にぎにぎしいです。

「今年はね、このくらいにしたの。朝支度したの、みんなあとで一杯だから」私たちが知ってて当然のように説明してくれるのですが、内容が特殊なことだし、地元のことばだし、う〜ん、わからん!



もう一ヶ所のお地蔵さんは、赤と青の幟で飾られています。もう少し行くと、青いよだれかけの地蔵。海のほうに行くと、おお、今度はお地蔵さんが3人?3体も家の縁側に並んでいます。ここでもおばさんが興奮気味に語るのですが、わ、わからん!

しかし、私と夫と理解できた部分を寄せ合うと、どうもこういうことらしい。今日は年に一度の「地蔵まつり」で、地蔵を常々管理しているうちは地蔵を洗い、家の中に運び、ねんごろにもてなすのだそうです。地蔵は清水の流れる要所要所にあって、川を守っています。地区の人総出で掃除もするらしい。固定されている地蔵は、その場で飾り立てられるとのことです。



夕方になると、地域の子供たちが地蔵さんにおまいりに来て、子供にはお菓子を配るそうです。昔は子供が多かったけれど、今はお参りに来る子もチラホラ。お賽銭を届ける親も減った、とのこと。

ここのおばさんは、子供用の甚平をほどいて作ったよだれかけが自慢「花火の柄がいいでしょう」。聞けば、ここの息子さんは今「地蔵さんの頭に金色の輪を描いてあげるため、マジックを買いにいっている」とのこと。「嫁さんは、地蔵さんに供えるごちそうを買いにいっている」とのこと。

もはやお酒やスイカはあるのですが、もっとのせるのでしょう。また、おそらく黒と赤のマジックはあったのでしょう、地蔵さんの顔にはくっきりと描いた目鼻口があります。そのうち息子さんもお帰り。地蔵の顔をほめると、「子供の頃から、絵はいつもいい点数とってたね」とのこと。

この地区の地蔵は、海に面した河口が常の場所。「ここまで運ぶのに私が大変だから、『地蔵さん軽くなってください』って頼むと軽くなってくれる」と、おばさん。持たせてもらうと、頼むのがわかるくらい確かに重かったです。



あっちこっちの地区でこんなことが行われているようで、お地蔵さんの祠はどこも留守。ちゃっかり座敷に何人かで並んでいて、米やら、餅やら、塩やら供えられています。お地蔵さんが寄り合ってお酒に囲まれている一方で、あちこちの集会所では祭りの準備のなおらい。昼から、大騒ぎの酒盛りが始まっているのでした。

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一店逸品運動 下吉田まちめぐり「古い、がいい」 2008/09/21 6:32 pm

下吉田のメインストリート、一見オンボロのシャッター街ですが、レトロのまち、昭和30年〜40年代風の貴重な建物といわれると、そうかなあと思えてきます。破れたアーケードも「アートです」といわれると、なるほど。同じものでも視点が変わると、ガラリと価値が動きます。





そのように一度チャンネルがあうと、古ぼけたなんでもないまちが急に良くなって。路地の左の新しいお店より、右の古い家の方に目がひかれる。古いタイルも、何か意味のある懐かしいものに見えてきます。





「この看板メッシュなのはなぜでしょう」「はい、明かりと風通しのためで〜す」「このお店、この辺で最初にできた洋食屋。当時は“戦勝”だったのが、時代が変わって“鮮笑”という名になりました」解説があるとますますうなづきます。「愛人」「セクシー」もうやっていないスナックの看板。このあたりがよく、ロケに使われるというのがわかりますね。






普通のうちが、わが家の古い写真を飾っています。「ああ、昔はこういう服来たね」「タライで赤ちゃん行水させたね」話が弾みます。写真を飾ってあるのは、植木鉢置き?







この日、古本屋さんに変身した床屋さんがありました。“まちがミュージアム”という同時開催の催しです。ここのおばあちゃんは、自分の芸子さん時代の写真を展示。人が集まると「これ、私なのよ〜」と解説に出てきます。写真にチラッと見えるおばあちゃんの、こめかみに貼ってある白いトクホンわかりますか?



東京・六本木にはない世界です。

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ゆとりある記 千々石休み11「ドライブへ」 2008/09/21 4:43 pm



熱血ヤシマ君と、由利さん、ローディー、みーちゃん、私、夫と、この日はドライブです。千々石の斜面はすべて棚田、山にどんどん入り上っていくと棚田眺望台のようなのがあって緑の段々が見下ろせます。

よそ者にはただ「わ〜きれい!」だけのことばになってしまいます。この棚田を作り維持してきた人々の苦労と年月など、簡単に語れませんしわかるはずもありません。ありがたく拝ませていただくのが精一杯です。



ヤシマ君が解説してくれます、「水をね、こうしてトタンで温めるわけ」。なるほど、水はザクザク湧くのですがそれは稲の生育には冷たすぎ。で、わざわざ田んぼの周りにトタンを立てて、太陽熱を水に伝えるわけです。手を入れると、確かに直接の水よりトタン近くは温かい。例えばこんな工夫苦労の積み重ねで、ようやくお米がとれるというわけです。

もっともっと山に入り、ヤマメを食べようということになりました。豊富な水でヤマメを養殖し、食べさせてくれるところがあります。ヤマメのお刺身、塩焼き、唐揚げ、おにぎり、流しソーメンなどが揃っています。雨模様でかなり涼しい日、横は清流でしぶきがかかるくらい。かんかん照りの暑い日に来たらどんなに良かろうという場所です。



でも、おにぎりは棚田米でウマイ!ヤマメもウマイ!クルクル円形の水路を回る流しそうめんもウマイ!この装置は、確かかつて鹿児島県指宿市のこの装置発祥地というところで見たものです。水がおいしいので、ソーメンのツユがいらないくらい。

ここのヤマメの唐揚げと、ヤシマ君がなんとなくその“熱血漢的お顔”において、似ているなあと思いながら涼しすぎるおいしい昼食を終えました。





さて、今回私たちは千々石夏休みに際し、松本由利さんに「くれぐれも案内無用」と頼みました。気まぐれな夫婦です、墓場で気に入ったら2時間もいる。もしご案内の方がいたら、ご迷惑だし、こちらも気を使うし。ということだったのですが、やはりこういうところには車で連れてきていただいて、ご案内いただくしかありません。この日、私たちは結局ヤシマ君の熱心ご案内コースに身を預け、充実した時を過ごしたのでした。頑固に断らず、身を任すこと大事です。ヤシマ君ありがとう、一方、蜂に刺された由利さんかわいそう。

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連絡先

野口 智子 のぐち ともこ
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局
ゆとり研究所

TEL 090-7433−1741
E-Mail yutori@noguchi-tomoko.com

NPOスローライフ・ジャパン
〒160-0002 東京都新宿区四谷坂町9−4 リカビル301
TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554
E-Mail slowlifej@nifty.com


略歴

<野口智子(のぐちともこ)>
ゆとり研究所所長・NPOスローライフ・ジャパン事務局長
千葉市生まれ。東京でコピーライター、プランナーを経験。1977年静岡県に移り企画・編集プロダクション設立。
1992年ゆとり研究所を開きコンサルタント業務を開始。
ライフスタイルの提案、「一店逸品運動」による商店街の活性化、時間消費型観光おこし、人材育成などの分野で活動。
2000年からスローライフ運動を開始、2003年スローライフ・ジャパンを設立、現在、事務局長・副理事長。
2006年から活動拠点と自宅を東京へ。現在はスローツーリズムの提案、商品開発、地域観光の育成、都市と田舎の交流、移住・定住プロジェクト、“食”をテーマにしたまちおこし、などに力を入れている。住民参加の独自の楽しいワークショップが得意。
現在、地域力創造アドバイザー(総務省)、地域再生マネージャー(ふるさと財団)、国土審議会半島振興部会委員。