踊るおばあちゃんズ
樋口恵子さんの本によると、「大おばあさん時代がやってきた」そうです。女性の方が長生きだから、おばあちゃんだらけになるのは当然です。先日、北海道池田町で「踊ると肩がこらないの」と語るおばあちゃんに会いました。高知市では「年々難しいダンスに挑戦」する高齢女性ダンスチームを拝見。女性たちがニコニコ踊るパワーは、地域を元気にすると思いました。
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いずれも、「おばあちゃん」と呼ぶのは失礼な、実に若々しい高齢女性たちです。ま、何処からが「おばちゃん」で、何処からが「おばあちゃん」なのかわかりませんが。でもそれなりに70歳代後半だったり、80歳だったり。お孫さんも居たり、なかには曾孫さんも。となると、「おばあちゃん」と呼ばれている日常をお持ちのような方々です。
私は子どもも孫もいませんが、年齢的には立派なおばあちゃんですから、お仲間です。が、違うのは彼女たちのように踊れないこと。
北海道池田町では、社会福祉協議会の音頭取りで「COCOROの翼」というご当地ソングができて、なかなか高度な振り付けで「お姉さま」と呼びたいくらいの「おばあちゃんズ」が踊っていらっしゃいます。
そのうちのお二人とたまたまお話したときに、「YouTubeにのって恥ずかしい」と言いながらも「毎日踊りますよ、台所でも。踊ると肩がこらないの」と伺いました。お二人のお若いこと。思わず「テレビショッピングで、この人何歳でしょう?と出てくる女性みたいに、実年齢わからないですね!」と叫んだ私でした。どうぞご覧ください。⇩
一方、年初に毎年のようにうかがっている高知市でも、毎回「おばあちゃんズ」の踊りを拝見します。踊りというより、ハイテンポのダンスです。今年も、背後に男性を従えて、ビュンビュン踊っていらっしゃいました。商店街のおかみさん達で作る、体力がギリギリなので「ギリギリダンサーズ」と言う名のグループです。ここの会長がおっしゃるには、「年々難しいダンスにしないとね。やさしいのだと怠けちゃうから・・」とのこと。年々歳をとるのに、挑戦は高度になっていくわけです。選曲も、振り付けも、衣装も毎年違う。そこがすごい。
そして、池田も、高知も、おばあちゃんたちがアッパレと思うのは、健康の為だけでなく『地域を意識していること』。池田は完全に町の特色が歌詞に盛り込まれていて、カラオケでも歌える、集まれば踊る、町の主要な催しではステージに上る、という具合。踊れば踊るほど、地域愛が育つという仕掛けです。
高知は地域の大新年会の余興として、皆が楽しみにしているもの。今年はどんな踊りなのか?ここで勢いをつけて、新年を皆で頑張ろうという大事なステージなのです。このダンスで、高知にエンジンがかかるというところでしょう。
今回の選挙で女性たちが踊らされているという場面も見受けられましたが、こうして地域と自分の健康を意識して、『自ら踊るおばあちゃんたち』は素敵です。こういう人たちがいる土地こそ、素敵に歳をとりたい、若い女性たちが目指し暮らす土地になっていくことでしょう。
つまり、踊るおばあちゃんズは、新住民獲得にも一役かっていることになります。






