フォーラム応援隊
スローライフ・フォーラムは、毎回皆さんの善意で実現しています。今回も応援隊4人組、彼女たちの下支えがなくてはできなかったでしょう。名札や荷札の用意からはじまり、夜なべ談義の司会、分科会で事例発表、記録の写真撮影、録音、バス内での集金、 ...
「古い」を「新しく」
あるもの探しをして、それを活かす。というのは地域おこしの原則です。高知県梼原町でパネリストのお一人、中村桂子さんは「古いものを捨てないで、新しく」と発言されましたが、今回のフォーラム会場そのものがそうでした。古い芝居小屋をシンポジウム ...
「わかてい」
11月にフォーラムを開催する高知県梼原町には、「若者定住対策審議会」という会があります。単なる若者グループというより、町が委員を委嘱し、町長からの諮問事項に対して答申するという少々固めの集まり。略して「わかてい」と呼ばれている。40歳 ...
象さん、お疲れ様
初めて川島正英さんと会ったのは、1998年11月倉敷市での「第10回全国過疎問題シンポジウム」。コーディネーターが川島さん、私はパネリストでした。それから、あっという間に25年です。「象さん」のコラムにた、びたび登場される奥様・宏子さ ...
700号を経て。
「スローライフ瓦版」が700号を越えました。スローライフの会になったのをきっかけに少しずつ変えていきましょう。私的には、読むだけでなく、参加するメルマガに、と考慮中。長年続いたコーナーやコラムも一段落です。少し、お休みして新しい形を企 ...
衣食住なき職場
これまでのシェアオフィスを出て、もっと安い、コワーキングスペースに移る予定です。「仕事に不要のものはとことん削り、お安くしました」と説明されます。他の人と同じ空間の、狭い仕切り間にパソコンと座る仕組み。安い分、声を出してはいけない所も ...
NPO20年 その2
研修・ワークショップでは、「スローライフとは」の伝道師のような役から、プロジェクト作りなども。現場は楽しいのですがいつも悩んできました。掛川市に「道徳門」と「経済門」があり、人はその間を行けという二宮尊徳の教え。自分の稼ぎにはならない ...
NPO 20年
あっという間の20年でした。フォーラムが目立ちますが、他にも、講座をしたり、ワークショップをしたり、構想やプロジェクトをまとめたり。映画作りの協力や上映会も。そして毎週のメルマガ発行や月1回の「さんか・さろん」も。その合間を縫って自分 ...
土地の小話
京都府綾部での催しに、皆さんいろいろな感想をお持ちです。私は、ちょっとしたことが、琴線に触れ、強く記憶に残ります。ピアノ教室の看板、ランチに使われていた古い器、バラの鉢を並べた民家、風呂屋のマッサージ機、し尿くみ取券販売所、移動販売の ...
バラの力
京都府綾部市のフォーラムで、神野直彦先生は、「西洋ではバラ、日本ではショウブやアヤメに美しさを例える。今日はバラと、シャガと、両方の美しい花に囲まれて話す」と基調講演冒頭で語られました。確かにステージは、派手なバラと清らかなシャガの葉 ...
後始末
先日開催した「フォーラム」、裏方としては終了してからの作業が山盛りです。まず、忘れ物「いったいこれは誰のお味噌?」。残り物も「少しずつお酒が残った、漬物も」。記念写真の送付。ホームページやSNSへの発信。そのための写真使用許可。そして ...
裏方の楽しさ
これまで、20回以上のフォーラムや大きな催しの裏方をやってきました。もちろん、登壇などすることもありましたが、気持ちはいつも裏方。「大変でしょう」とよく言われます。それは大変ですが、実はおもしろいのです。お相手となる土地の事情、ご担当 ...
料理旅館文化
綾部フォーラムが近づいています。「スローライフ・フォーラム」の「夜なべ談義」では、これまで地元の味を持ち寄った懇親会が多く、お寺や廃校校舎なども利用で、手作り感満載でした。それが今回は、料理旅館でです。かつて生糸の取引が盛んだったこの ...
ミツマタ群生
京都府綾部市、この5月に「スローライフ・フォーラムin綾部」が開かれる地。市街地から離れた、福井県境に近い老富(おいとみ)という山里を訪ねました。もともとミツマタとシャガの群生があったところに小道を整備したら、人が集まるように。ならば ...
スローライフ20年(その1)
NPOスローライフ・ジャパンができて、今年の10月で20年になります。その、一番最初から事務方をやってきた者としては、何かしらその足跡をまとめなくてはと思っています。私のブログを辿ると、筑紫哲也さんが亡くなった2日後に「今後、振り返り ...
つながりコーディネーター
先週の増田寛也さんの「さんか・さろん」、後半質疑のなかでこの言葉がポンと出ました。「地域に人が繋がる場が必要だ」「それを進める人が居ないと」場だけできても、オンライン整備が進んでも、生身の人を上手に繋げる演出や工夫、熱い思いがないと、 ...
アンネのバラ
「もし神様が私を長生きさせてくださるなら、私は世界と人類のために働きます。戦争が何の役に立つのでしょう。なぜ人間は仲良く暮らせないのでしょう」ナチスに捕らえられ、15歳で亡くなったアンネ・フランクの日記の一節だそうです。そのアンネを悼 ...
スローライフって?
「スローライフは、田舎に移住して自給自足することですか?」先日この質問に「それも一つの在り方ですけど、イコールではないと思います」と答えました。都会のマンション暮らしでもスローライフはできますし、田舎でもファストライフの方はいます。そ ...
それぞれのフォーラム
「フォーラム」の意味を紐どくと、公共広場とか公事を論じる場所、共通の興味を持つ者が集まる場所とあります。ただ、毎回思うことですが、「スローライフ・フォーラム」においては、参加者の興味は多様、そこでの話題も多彩です。感想とならば、皆がそ ...
谷瀬にみんながやってきた
2012年、十津川村谷瀬は、人口減少で集落を維持できない状況でした。でもここの人達は、寄合でアイディアを出し、それを確実に実行。奈良女子大の学生さんも加わり、酒米を育て「純米酒谷瀬」に。空き家を休憩所に。動き出すと移住者や子供も増えま ...
6つの提言
今回、奈良県十津川村で「スローライフ・フォーラムin十津川」を開催してきましたが、そこでは、6つの提言が発表されました。これはフォーラムに先立って、村民の方々と、我々村外のスローライフ学会会員が分科会を開き、話し合った内容を凝縮したも ...
お金以外の儲け
物販ということをおそるおそる始めると、いろんなことがありおもしろいです。「槙」を買われた方の生け方は多様、「手ぬぐい」もハチマキにする人もいれば、額装する人もいる。人の思わぬ一面が見えたり、想定外の反応があったり。物の売り買いを通して ...
瓦版に時代を見る
今号も500号特集。創刊当時の「瓦版」内容を振り返ってみましょう。10週分をみるだけでも、10年前の世の中が少しつかめます。
菅政権、ワールドカップ、建設途中のスカイツリー、クールビズ、iPad、電子書籍、冬のソナタ、口蹄 ...
篠山で知ったこと
丹波篠山フォーラムで市民の方々と語り合う、グループトークがありました。その中でいろいろ学びました。
「篠山は日本三大狩猟地のひとつ」「黒豆はいまや黒枝豆として集客の目玉」「丹波焼では料理プラス器を提案中」「デカンショセレク ...
出雲の國で味わった
打ち合わせや住民の方々との交流のために、何度も出雲の國にうかがってきましたがフォーラム本番となると、その味わいは格別のものに。
「夜なべ談義」では、たたら製鉄の歴史文化の産物といえる棚田の「仁多米」おむすび、蕎麦を中心に、 ...
美しき出雲の國
出雲に足を運ぶ度、沢山の写真を撮ってきました。むろん素人のスナップです。
写真を撮りたくなる土地は“いい土地”といわれます。そういう意味では、出雲方面は素晴らしい。
飯南町では「大しめ縄」、雲南市では「こけら葺 ...
奥出雲で燻されて
島根県奥出雲町にある「囲炉裏サロン“田楽荘(だらくそう)”」を訪ねました。
移住した白山洋光さん・里香さんがお住まいの250年前の古民家。農作業や民泊体験ができます。
天井は煤で真黒、栗の木が燃える囲炉裏端は煙 ...
出雲そば
10月28・29日の「スローライフ・フォーラムin出雲の國」の準備で、何度もうかがうたびに出雲そばを食べています。
殻ごと挽いた強く香るそばが、小さな器三段に納まった「割り子そば」は有名。
先日はもう一種「釜揚 ...
たたら文化
「たたら」とは、炉に空気を送る「ふいご」のこと。たたらで炭を燃やし、砂鉄を溶かし鉄を造ることを「たたら製鉄」と呼びます。転じてその製鉄作業や場所など、全体を「たたら」と呼びます。
先日、出雲方面を訪ね、たたらが人の暮らしに ...
高知のもてなし
「ふるさと創生ニッポンおかみさん会全国フォーラムin高知」にコーディネーター役でうかがいました。
参加者330人。会場一体で真面目に話し合った後の、懇親会が印象的でした。もてなす側の高知の女性たちが踊る、食べる、飲む。他所 ...