瓦版に時代を見る

スローライフ運動

今号も500号特集。創刊当時の「瓦版」内容を振り返ってみましょう。10週分をみるだけでも、10年前の世の中が少しつかめます。

菅政権、ワールドカップ、建設途中のスカイツリー、クールビズ、iPad、電子書籍、冬のソナタ、口蹄疫、草食系、など。

書き手がそれぞれ何を訴え、どんな言葉をすくい上げてきたか?「瓦版アーカイブ」の中に、この国の動きを見る思いです。
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500号を数え、創刊当時の「スローライフ瓦版」を見たいという声が届きました。これはどなたでも見ることができます。

スローライフ・ジャパンのホームページの左側に「スローライフ瓦版 アーカイブはこちらから」というコーナーがあります。ここから全500号を見ることができます。読み返すと、実に面白い。10週分だけかいつまんでみましょう。

■2010.4.20創刊号

・早野透さんが朝日新聞政治記者を退き、桜美林大学教授になられたお話。
・この日の「さんか・さろん」では今は亡き映画プロデューサーの武重邦夫さんが、映画づくり新時代における「青春100物語」を提唱。
・神野直彦さんは「観客文化から参加文化へ」とスローライフを解説されました。

■2010.4.27第2号
・増田寛也さん東京大学で大学院生を教える2年目の気持ちをフランクに。
・斉藤睦さんが六本木の東京ミッドタウンに西会津町のキノコ農家を応援に。まだ東日本大震災前の話です。

■2010.5.11第3号
・中村桂子さんは、新幹線移動は週一回にすること、それ以上動くと体を壊すという知人の忠告を守っているとのこと。

■2010.5.18第4号
・この年、11月に富山県砺波市でスローライフ・フォーラム開催の予告が。ちなみに前年は兵庫県淡路島でした。

■2010.5.25第5号
・山下茂さんが「ぬるーい温泉を!」のお話、次からはビールのお話も。
・このころは「日光『食』の研究所」から、「たかおか屋」からなどというコーナーもありました。

■2010.6.1第6号
・川島英樹さんが、クールビズ姿、iPad、電子書籍という言葉をコラムの中で使われています。
・増田寛也さんから「宮崎県で口蹄疫が猛威を振るっている」話も。

■2010.6.8第7号
・長谷川八重さん企画によるお出かけさろん「掛川路さんか・さろん」いよいよ来週ですよと呼びかけが。泊りがけのさろん。

■2010.6.15第8号
・坪井ゆづるさんが京都でぶらりと途中下車、みちくさ体験。このころは坪井さんが今ほど怒っていません!
・野口はスカイツリー建設途中の様子を書いています。

■2010.6.22第9号
・掛川では「増田寛也会長と走るサイクリングツアー」が行われたとの報告。まだみんなのどかでした。

■2010.6.29第10号
・丸岡一直さん、よそよそしい介護「マニュアル」よりも、北の地の高齢者をタケノコが元気にするという印象深い話。
・7月の「さんか・さろん」予告では、テーマ『地域変動する政治』―参院選をくぐって菅政権は?中央だけでなく「地方政治」も―となっています。

お時間あるときにどうぞ「瓦版アーカイブ」をご覧ください多少文字化けしている部分があることお許しください。