後始末
先日開催した「フォーラム」、裏方としては終了してからの作業が山盛りです。まず、忘れ物「いったいこれは誰のお味噌?」。残り物も「少しずつお酒が残った、漬物も」。記念写真の送付。ホームページやSNSへの発信。そのための写真使用許可。そして、皆さんへのお礼ご挨拶。そして、「え?録音が入っているUSBは?」という冷や汗も。報告書も。まだまだ後始末は続くのでした。
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催しを開催したことのある方はお判りでしょうが、ステージ上のことは本当に氷山の一角で、そのほかの前後のことにエネルギーがかかります。このブログをご覧の方の中には、私と同じ「つながりコーディネーター」のような立場になることを目指す方々もありますが、あえて、言えば、裏方や後始末の作業はかっこよくはありません。
先回裏方作業のことを書きましたが、後始末はもっと大変、「ああすればよかった」という反省も伴い、精神的につらくなります。
せっかく「スローライフ学会用」とお席を確保していただいていたのに、前の真ん中というその場所を皆さんがよけて着席。いつもなら私がうるさく言って、座り直していただくのに、現場に行くのが遅すぎました。記録の写真を見て深く反省です。
荷物の整理もすぐには進みません。各地の方々がもってきてくださったパンフレットのあまり、大切な資料ですがかなりの重さ、量になります。当方は畳2枚くらいの小さな小さなシェアオフィスですから、荷物が届くたびに、なんとか処理しないと座る場所もなくなる。いろいろな紙類と、遠くから届いたタマネギと私の洗濯物などが同居するという具合。まあ、私が整理整頓できない性格ということもあります。
そんな中、「あ、これいただいたんだ」なんてチョコレートを発見すると、ひとり呆然と味わってみたり。なかなか根気が続きませんね。お礼メールも本来お一人ずつ出すべきなのに、ついつい一斉メールに頼ってしまう。
そしてお礼のご挨拶に出向くのもつかの間、このスローライフ運動というボランティア作業ではなく、私自身の仕事もスタート。これは5月21日の後なら、と待っていていただいたのですから申し訳ないし、ありがたいことなのですが。
お礼状や個人宛のお手紙も届く、まだお送りしていないお土産もある、誰か助けてと髪を振り乱すわけです。
一番あたふたしたのは録音の入っているUSB事件でした。混乱中は、人の言葉は覚えられない、聞いていない、言い忘れもある。という訳で、勘違い×5倍くらいのことがあり、ようやく数日前に落ち着いたのです。
かいつまんでいうと、今回のステージ上のことを会場の方に録音していただいた。これを、こちらが用意したUSBに入れていただいた。それを渡していただいた当方のスタッフが忘れ物の袋に入れた。私に言づけたのでしょうが、野口の記憶にない。だからあとから私がUSBを発見したときは「まだこれは空」だと思っている。
一方、善意で地元の方が全編を録画してくださることになった。それはラッキーなのでしたが、その承諾決定が、当方スタッフ個人のところで終わっていた。あとからの連絡になる。という訳で、録音、録画が、豊富にあるという、いまや、めでたい状況なのですが、(笑)。
大事なことは、メモにして渡さないと無理なこともあるわけです。「録音入りUSB」と書いたり、「急遽録画してくれています。これから許可ですが」とか。そういうメモをいつでもできる付箋など必要ですね。といってその付箋を持ち忘れるのが私ですが。
いずれにしても、優雅に湖を泳ぐ白鳥の水面下の足は、バタバタ忙しく動いているわけで、もうしばらく「スローライフ」などと宣いながら、てんてこ舞いが続くわけです。