安・近・短

ゆとりある記

ここ数年いい古された観光のキーワードですが、今年は少し内容が違います。「安心安全が一番」「近くていい。遠くに行く気分になれない」「短時間ですぐ帰宅」そんなゴールデンウィークを過ごした方が多いのではないでしょうか。

我が家も出かけたのは、東京葛飾柴又の帝釈天。草だんごを求めてですがなんと、お仲間の多かったこと。混んでいました。

「ゴールデンウィークには、渋いところは空いているはずよ」と、好物の草だんごにまっしぐらの私。「人混みはイヤだよ」ぶつぶつついて来た夫。

駅を降りて参道に出て驚きました。「混んでる!」「みんな、他にいくところないのかね」「うちだって一緒じゃない」などといいながら、お参りして、おだんごを食べて。

ほんの短い参道で、飴屋さんの飴切りパフォーマンスを見たり、ミニろうそくを見つけたり、スルメがのしイカになるのを見物したり、懐かしのセルロイド小物を発見したり。

なんだかんだと3時間くらい過ごして、帰ってきたわけです。

休みはこのくらいの外出だけで、ただただ家にいて、眠ったり、片付けたり、ニュースの特集を見たり、新聞をゆっくり読んだり、いろいろ考えたり、語り合ったり。

この春を区切りに、日本中の人たちがスローライフに向かってギアダウンしていくことを願う連休最終日です。