上市パチリ

ゆとりある記

奈良県吉野町上市は、思わず写真を撮りたくなるまちです。

「特化した産業が衰退したまちは、フォトジェニックだ」とは、写真を撮る家人の言葉。

なるほどかつて吉野材の集散地だった上市は、静かに独特の雰囲気が漂っています。

昔の街道、繁栄を伝える古い建物や石垣がひっそりとどっしりと。

ほんの短い滞在で、どれだけシャッターを押したか。古さは新しい魅力になりそうです。
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林業は今も行われています。

吉野川の向こうには製材所が。

国道から一本中に入ると、この静けさ。

昔は、たくさんの人であふれていたとのこと。

川に並行してある道を繋ぐ細い路地に、表情がある。

あ、干し柿。

洗濯物が、なんだかいいなあ~。

これが伊勢街道。

私の大好きな花、皇帝ダリア。

石垣が立派です。

こっちは白菜石垣。

花壇石垣も。

教科書販売所???

この階段入口はとうせんぼ。

どこに続いているんだろう?

植木がもこもこしてて、かわいい~。

ちいさなまちに、造り酒屋さんが2軒もある。

路地の小さな祠に、ちゃんと花が活けてある。

ちゃんと暮らしている人が居る証拠。

路地で自転車のおばちゃんに会いました。

「ちょっとサイクリングして、豆とってきたの」

やっていないお店。

でも招き猫は、世間を招いている。

ここはやっているお店、駅前の食堂。

映画のワンシーンのようです。

昔からの食堂の包装紙。

今回はカレーを食べたけれど、次回はここ巻き寿司にしよう。

ずっととどまって、朝、昼、晩。

春夏秋冬の写真を撮りたくなった上市でした。