東京花見

ゆとりある記

地方から東京に移り住むと、東京の人は花見が好きだなあと思います。それだけ自然に飢えているのでしょうか。

今年の気の早い桜を追いかけて、出かけてみると都会ならではの、花見風景がまた印象的でした。

花より写真、花よりペット、花よりパソコン、花より化粧。花見も規制、花見も会社、花見も一人。

桜の花は、都市人の素顔や暮らしを映し出すのかも知れません。

<新宿御苑>
いきなりアルコール持込禁止です。

仕方がないから、柵の外で先ず飲んじゃいます。

切符を買うのも一苦労。

桜に群がるカメラ・携帯。もちろん私も群がったのです
が・・・。新宿御苑だけで、1日にどのくらいシャッターが押されるのでしょう。

<さくら坂>
六本木ヒルズの裏にくねくねと曲がる坂に桜が。デートや散歩にいい場所です。お母さんがタブレットで子供を撮影。

マンションで飼っているのでしょう、2匹の服を着た犬と、長い髪の女性はずっと座っていました。

<四ツ谷の土手>
このあたりは喫煙禁止。

宴会は寒さの中でも行われます。若い人は朝から場所取り。

数日前の宴会の名残でしょうか?

<文京区桜祭り>
桜通りでお祭り、イスを持ち込む人、パソコンとお花見の人。

桜の下のにわか動物園。

<小石川植物園>
桜下の読書が素敵。

桜下のお化粧も。

いろいろな東京人の暮らしを包み込み、桜は咲いて、静かに散っていきます。