3℃低い

ゆとりある記

テレビのニュースで「街なかより気温が3℃は低い」と紹介されていたため、港区白金の「国立科学博物館自然教育園」へ出かけました。この夏「涼しい」は何よりも魅力です。

人工的な公園ではない、都会の中のただの森の姿。天然記念物及び史跡に指定されています。深い森は、気温だけでなく心にもそよ風を届けてくれました。ゆっくり涼んで入園300円、1℃100円ということですね。
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入園するとリボンを渡されます。たくさんの人が押し寄せないように、300人でストップ。だから、人を気にせずに歩けます。

沼のような池。噴水などありませんが、周囲の緑が映りこみます。

ガマがありました。近々、「キリタンポ」発祥の秋田県鹿角に行くので、これは興味深く観察です。ガマの穂のことをタンポと呼んだことから、棒にご飯を巻きつけた状態をタンポと呼んだとか。それを切って使ってキリタンポとか。な~るほど。

亀さん、ぬ~~~~と。

日蔭のベンチでお昼ご飯。うちで作ってきたおむすび。緑の中のおむすびは、なんて美味しいんでしょう。夫婦でただただ、「おいしいねえ」と繰り返し、玉子焼きや夏野菜のの即席漬けもほおばります。

見上げれば木々の真ん中に遠く空が。ビルで囲まれている東京の空と同じ、東京の空?

歩く、食べる、自然を見る、あとはしゃべる、ぼ~っとする、だけ。夫は、森林浴プラス、新聞読み。

遠くに出かければ混んでいるし、お金はかかるし、疲れるし、第一暑いし。ありがた~~い、涼しい300円。帰りには、こんな涼やかな緑の実も発見しました。"