米粉の力

お仕事で

「もっちり・おいしい・まちづくり」のキャッチフレーズで、新潟県胎内市の米粉のまちづくりをお手伝いして3年になります。

先日の「第2回米粉フェスタinたいない」では、“米粉わいわい発表会”“米粉交流会”“米粉れすとらん”“私の「べえべえ」グランプリ”など、米粉をテーマに様々な催しがありました。いずれも人が出会う仕組み、これこそが米粉の力だと思います。

米粉活動をしている人たちが集まってその活動を発表する場は私が進行役。

米粉用のお米を作る農家の方、それを粉にする製粉工場の方、そしてそれを使ってお菓子を作る人。米粉を薄く焼いてそれで具を巻いて食べる「べえべえ」をお店で出しているおすし屋さん。米粉麺で焼き蕎麦を作っている人。

米粉メニュー豊富なホテルのシェフ、米粉で焼きドーナツを作る人、まあいろいろな米粉活動があります。

行政の米粉担当者も熱が入りますし、胎内市地元の“米粉ママ”はPTAでの米粉活動を披露。

「米粉交流会」では米粉料理がずらり。私のお気に入りは、この米粉マカロニのサラダ。なんとなくなつかしい味です。もちもち歯ごたえがおいしい。

エビのすり身や野菜など水気の多い具材をかりっと揚げるには米粉の衣が一番。時間がたってもかりっとしてます。

そして翌日はスキー場の巨大な駐車場全体が「米粉れすとらん」に。米粉を使ったお菓子・お料理がずらりと並びました。

ウインナの下に見えるのが、米粉を薄く焼いたもの。これで巻いて食べる「べえべえ」です。

米粉麺の焼き蕎麦だけでも、色とりどり。

「べえべえ」についてのアイディアコンテストでは、最優秀に10万円の賞金が。自分のことのようにうれしそうなのが、この「米粉フェスタ」実行委員会委員長。この人の柔軟なリーダーシップが、「もっちり・おいしい・まちづくり」をグングンすすめています。「次は全国!」だとか。

私の娘のような3人は、去年の「米粉フェスタ」で知り合った、新潟大学の学生さん。もっちりしたお付き合い、これからも続けましょうね。