ビジネスホテルとは

ちょっとしたこと

別に、ビジネスでなくとも、「ビジネスホテル」の利用の仕方にはいろいろあります。先日、長崎県雲仙市の旅館の女将さんが、「ホテルに泊まって、初めて一人になれてホっとした」と語っていました。一人になる、自分に向き合う、それもホテルなのかもしれません。今、「スローライフ・フォーラムin綾部」に向けて、宿泊予約の最中、そんなことを思いました。

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シティーホテル、リゾートホテル、いろいろな呼び名がありますが、ビジネスホテルが盛んにできたのは、日本の高度成長期に出張が多くなり、ビジネスに特化した安いホテルが大量に必要になったからだそうです。結婚式場や宴会場はいらない、それよりネット環境が良くて、複合機も使える、食事も豪華でなくていいホテル。だから、シングルが多い。確かに、出張で、ホテルでも仕事をするならその方がいいですね。

だからつまり、それ以上を期待することはない。パソコンができればいい、眠れればいい、シャワーを浴びれればいい、安いに越したことはない。ということなのですが、その中でも差別化するために、大浴場付きとか、朝食無料サービスとか、館内にコンビニ有りとか、いろんなビジネスホテルが出てきました。

なので、そんなことに慣れてしまうと、あれ??この土地のビジネスはこの程度??となってしまいます。でも、それがその土地の現状であるわけですから、文句は言えませんが、出来れば、ボロボロのスリッパや、臭い冷蔵庫、食べ散らかした朝ごはんバイキングなどは避けたい。などなど、考えてしまうわけです。

先の旅館の女将さんがおっしゃるように「一人でホッとしたい」ということなら、または、カップルで二人の時間を楽しみたいということだけなら、地方の小さなビジネスホテルでも充分かと思いますが・・・。

ホテル時間はその土地の滞在時間の中でも長時間になりますので、これからは気を付けていった方がいいかもしれません。長期滞在の作業人がほとんどだから、地元の人は利用したことないから、なんて言っていると、交流時代や関係人口時代にそっぽを向かれる羽目になります。

スローライフ・フォーラムなどは、観光でも勉強でもない、中間の人達が、その土地に興味を持って、より好きになりたくて訪れるのですから、なんとかホテルの側も頑張ってもらいたいと思うわけです。そして、泊まらせていただく側も、気づいたことは応援言葉として、どんどん言いましょう。ね。