やってみる

お仕事で

群馬県安中市の碓氷峠には、名物「力餅」が伝わります。昔、中山道の難所を越えるには力をつけてということだったのでしょう。その「力餅」をいま風にアレンジできないか。まちづくりワークショップでは、アイデア「力餅」コンテストなんて案も出ました。現代では移住、起業で人が動くときの力づけになるのかも。ジュノベーゼ「力餅」やピリ辛スナックのトッピングやら、いろいろやってみました。結局実験で終わりましたが、笑いながら現実案を考える力づけにはなったようです。

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安中市で取り組んでいる「移住定住アクションプラン」のワークショップをお手伝いしています。いくつか切口のある中で「峠のまちプラン」の集まりがありました。碓氷峠の歴史や立地を活かして、移住促進に繋げようというチームです。少人数ですが、毎回かなり煮詰まった面白い話が盛り上がります。

会場もいろいろ変化します、この日は廃校校舎。旧臼井小学校の教室に集まりました。まずはこれまでの流れを振り返りです。役所の担当が、校内にあった跳び箱を机に発表。この姿だけでなんだか和みます。黒板には久しぶりの参加者の名前を、日直:○○と書いて歓迎です。

先回までの話で、ここの峠に伝わる名物の「力餅」をもっと遊んで、フェスなどで売りだしたらどうか?新しい暮らしを始める「力餅」にしたらなんて案が出ていました。餅といえば餡や黄な粉、醤油、大根おろし、納豆あたりが思いつきますが。

炭水化物だし、パスタと同じと理解すれば、トマトソース、ミートソース、カレーソース、クリームチーズ味、ペペロンチーノ、ジェノベーゼ、などなどお餅の展開はぐっと広がります。今回のワークショップの中で「やってみよう」となりました。

本当のお餅を用意するのは大変だから、仲間に白玉粉で餅らしきものを作ってきていただきました。ジュノベーゼソースを本当に作る余裕はなく、近くのスーパーで手に入れていただいたのはバジルソース。ま、似ているからいいや、と餅にそぐわない緑色のソースをそっとつけてパクリ。

わあああ、美味しい!という声が上がる、というわけではない???の顔が並びます。「まあまあ、いけるね」「あまり、ソースをつけない方が良いみたい」などと言いながらも、皆さんそれなりに口に楊枝を運びます。意外に好評なのが、カリカリしたスナック菓子風のものとの組み合わせ。ピリ辛のポテトチップスや砕けた即席ラーメンなどが、食感の違う餅に合う。塩辛いお酒のつまみが餅を引き立てるのです。「ピーナツが合う。美味しい」という声も。とりあえず、出来る範囲でこうしてやってみる、と思わぬ発見があるものです。

そうはいっても、この「力餅」に注力してしまうと、本来の目的から少し外れていくから、いずれこんなこともしましょう、と、この日、餅の話は落ち着きました。

いまのマンパワーでできる範囲で無理しないで、「オンラインセミナー」をやっていこうということになりましたが、前半の「力餅」試食会で、頭は十分にやわらかく、考え方も粘り強くなったようです。これも「力餅」効果でしょうか?(笑)