大人・子供、女性・男性、住民・よそ者

ゆとりある記

少し前、初冬の秋田県鹿角の田舎をブラブラ歩きました。少人数ですが、小学生からおじさん、おばさん、地元の人に私のようなよそ者も混じって。

となると、視点がいろいろなので、さまざまな発見があります。子供の気づきに驚かされたり、住民には当たり前のことが、他所にはないことだったり。

同じような人が集まるより、多様な集まりがおもしろい。と、よくいいますが実感しました。
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なんでもない、普通の川沿いの田舎の温泉場です。でも、みんなで歩くとおもしろいのです。

「この実何~?」(と私)「ななかまど」(と、地元の人)「え?七つのかまど?」(と私)「ごかまど」「さんかまど」「はははは~~~」(と、子供たち)

この田んぼの跡、何だろうね。トラック?トラクター?宇宙人?「こんなこと、おもしろいですか?」(と、地元のおじさん)

ひまわりだ!何するんだろう?油を絞るの?まくの?すごいね大きい。「こいつらの餌だよ」(ごそごそ出てきたこのお家の主。鳥かごを持って見せてくれました)

足湯に入らないの?「うん」なんで?「落ち葉のお風呂だもん」なるほど・・・。(納得したおばさんの私)

不思木って名前の木にしよう。もとはどんな木だったんだろう、つたみたいなのが絡まってる下を見に行こう。どれどれ、わかんないなあ。「いつも見てる木だけど、近寄ったの初めてだよ」(地元の少年)

「湯壷がうちにあります」(と地元の旅館の方)「見たい」と参加者全員。地元もよそ者も見たことがなかったのでした。

湯壷の中は湯の花が一杯。源泉の温度をここで調整して流すのだそうです。大人も子供もびっくり。

「裏通りがおもしろそう」「渋い壁」「わ~たまらない」と感激しきりはよそ者。地元の子供・大人とも興味なし。

「はは、こりゃすごいコケだ」(地元のおじさんも、この発見には思わず背伸びして見ました)

今日のウォークはどうだった?と聞かれて、「不思木があった」「さんかまど、っていって遊んだ」「鳥がひまわり食べるんだよ」「湯壷というのがこの温泉地にありまして・・」様々な感想でしょう。

同じだったらつまらない、それぞれだからおもしろい。いろんな視点を大切にすれば、普通のところがぐんと楽しくなります。"