足利一店逸品ウォーク

お仕事で

足利一店逸品運動のお世話をしています。今年で3年目でしょうか。「七夕夕涼み商店街ウォーク」をやると聞いて出かけてきました。7月末の話でございますが・・・。打ち水をしてまちを涼しくして歩くという計画は、そもそも天気が雨模様のため残念。それでも、店先に用意された樽の水を打ち水、打ち水。「逸品の会」会員の果物屋さん手作りの竹の柄杓をもらい、参加者はご機嫌です。

市民グループのハーモニカ演奏の音色に送られて2グループで商店街にくり出しました。酒屋さんでワインに秘められた物語を伺い、コルクの樹は一度樹皮をはぐと次に採れるようになるまで9年かかる、だから大切にと伺いびっくり。そのコルクで作った箸置きをいただきました。

果物屋さんでは一度聞きたかった「甘いスイカの見分け方」について質問が出ます。「ヘタのついていたところがぎゅっとすぼまって凹んでいて、手のひらでたたくとテンテンといい音がするもの。くぐもった音はスが入っている」など、かなり専門的にそれぞれのスイカを比べながら教えていただきました。

帽子屋さんでは家での帽子のしまい方について学びました。「こういう簡単なスポンジ製の輪があれば、重ねてしまえて楽ですよ」と教わります。「その輪をくださ~い」と参加者。

文房具屋さんでは、絵を描くのが大好きな店主が地元のお寺の塔を即席で描き上げました。解説をしながら絵を描くお姿から、私もたまにはこんな風にダイナミックに絵など描いてみたいと思います。

などなど、ついついお店でのお話がおもしろくためになり質問するために時間が経ち、予定通りに歩めません。すっかり遅れて会議所に戻ると、米屋さんがご飯を炊き、コロッケ屋さんが揚げたてを届け、ソース屋さんがソースを解説し、みんなプチ・夕飯をご馳走になりました。引率された商店街の店主の方々、参加費1000円は安すぎますよ。ありがとう!商店街は、本当に学べる楽しいところです。