千々石休み4「着いた、会った、食べた」

ゆとりある記

バスは15分ぐらい遅れています。バス停に迎えに来てくれる友達に、遅れると電話します。「はいは~い、待ってますよ~」15分遅れる、それが何か?といった対応に、わざ
わざ電話したことが恥ずかしくなりました。

待っていたのは松本由利さんとヤシマ(ニックネーム)君です。夫は夫婦かと思ったようですが、仲のいい姉弟といったところ。ヤシマ君は松本さんの地域おこしの活動を応援しているお兄ちゃんです。すっぴんの名刺交換ナシの二人の笑顔が長旅の腰の張りをとろかしてくれます。

松本さんのグループが整備しつつある地域交流拠点「竹添ハウス」についてはこちらをご覧ください。↓
http://noguchitomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=5
そして、松本さんがバリバリ書いているブログもご覧ください。↓
http://www.burat.jp/members/top.200702061157-5000006

で、ともかくこの「竹添ハウス」に我々は5泊するのです。民宿でも家でもない、ここをどう説明したらよいのでしょう。元はまちのお医者さん、その後、人が普通に住んでいた
日本家屋です。おんボロボロになっていたのを、松本さんたちが見事に掃除し手直して快適な空間にしたのです。

バス停横のAコープでブドウパン、バナナ、ビールを買って「ただいま~」風に入りました。メインロビー?にすでにお料理が並んでいました。この土地に伝わる伝統野菜“コブ高菜”を普及栽培している女性たちのグループ・守山女性部加工組合馬場さんの手作りです。

おにぎりには、「コブ高菜」の漬物がくるりと巻いてあります。高菜の茎部分にコブがあり、そこの歯ごたえがなんともたまらない野菜。大変貴重な菜っ葉です。ご飯と漬物好きの夫は、あっという間に3つをぱくぱく。一方私は、コンニャクカツが気に入りました。薄く切って味をしみ込ませたコンニャクを、巻いて揚げるという手のこんだもの。

馬場さんたちはお盆の間このお料理の仕出しや、地元のお盆に欠かせないふわふわの小麦まんじゅう、ああ、なんて名前だったか・・・。それを千個単位で作っていて、まだ疲れが残っているのだそうです。ご苦労様です。こういう料理を東京でも仕出しで取れたらなあ~と思います。

8月のはじめ鳥取で開いた「スローライフ学会フォーラム」に松本さん・ヤシマ君ともに参加されたので、話は鳥取へ飛んだり、鳥取・智頭町の銘酒を飲んだり。宴たけなわではありますが、とにかく12時間かけてきたので、今日のところはこれでお休みなさいとなったのでした。"