ワイン花火
最近の花火大会は大仕掛けで、何万発とか、ドローンショーが話題です。大きくなればリスクも増え、事故なども起きる。私はこじんまり規模の花火で充分と思います。8月始め、北海道池田町「夏まつり」で、ちょうどよい花火を見ました。大規模ではなく、さみし過ぎてもいない。河川敷から見上げることはできたのですが、高台にある「ワイン城」でワインを飲みながらとしゃれてみました。するとどうでしょう、目の前に上る花火が、ワイングラスに写り込み、白ワインが赤く染まったり、ロゼ色になったり。ワインのまちらしい観賞ができました。
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ご存知のように、北海道池田町は自治体で初のワインを造り、まちおこしをし、「ワイン城」という町のシンボルとなる製造と観光の施設があります。この日は町のホール前の広場に屋台が出たり、盆踊りがあったり、賑わっていました。その横から花火が上がるので、皆さん見上げる体制で待ち構えていらしたのですが、私は、今年初めての「ワイン城 花火ナイト」にお邪魔しました。



田舎には珍しい(失礼)素敵なレストランがあり、そこから有料でワインと花火が楽しめると聞いて、行かない手はありません。特別なワイン3種は各一杯ずつ、そして町民ワイン(というのがあります)は飲み放題、3500円で本格的なオードブル付き。都会では考えられない安さです。

待ち構えながら、ぐんぐん飲み食べしていますと、なんだか雨模様です。上がるのか中止なのか、どうなるのか、と思っているうちに上がりました~~~。高台にあるワイン城のさらに上の階に位置するレストランでは、ちょうど目の前で花火の輪が開きます。テラス席もあったのですが、そちらはロマンチックなカップルなどが肩を並べていますので、私たち仲良しグループは室内から。それでも、窓は大きいので冷房の中で、充分観賞できます。

あら?途中で気づきました。手に持つワイングラス、ワインの中に花火が映り込んでいるではないですか!!!ちょうど白ワインが入っていたので、赤い花火が開くと、ワイングラスとワインが赤く輝きます。ピンクならロゼになる。こんな演出、誰が考えたのか?いえいえ誰も気づかないまま、いま、お客の私が気づいた?!のかも。うれしい~~~。

「あ、もっとワインが入っていた方が絵になった」と思えども、室内は電気を消して、皆がテラスに出ています。今さら即、おかわりすることもできずに・・・。でも、まあいいや、綺麗綺麗。花火を飲み干す今だけの幸せです。なんて優雅で洒落た花火でしょう。大仕掛けより印象深く、小さな花火でも美しい。口をあんぐり開けて、ただ天を仰ぐだけの花火大会なら、毎年レベルアップしてゴールがありませんが、こうしてワインとともに、グラスの中でなんて演出は、、混雑のなか汗だくで観るよりずっと知的でおしゃれです。
今年は初めてだから空いていましたが、こうしてブログに書いてしまうと来年は混むかしら、、、と不安になりますが、ぜひ来年もこの「ワイン花火」を観たいと思いました。レストランのスタッフの女性たちが浴衣姿で、これまた素敵だったのです。







