ファーマーズマーケット

ちょっとしたこと

いつの間にやら、都内各地で。田舎の産直朝市とは少々趣の違う市です。売っているものは、ナスやキュウリ、トマトにブドウと田舎のそれと変わらないのですが、とにかくファッショナブル。

売り方も、売る人も、そして買う人も。野菜までおすまししている感じです。都市生活者が“農的暮らし”に興味を持つのは良いですが、かっこ良すぎ?と思うのはひねくれているでしょうか?
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青山のファーマーズマーケットです。田舎の早朝朝市とは違う、10時頃からのスタート。


お昼近くには、お寝坊の都会人もずいぶん集まります。


おしゃれな看板が並びます。それぞれにまあ、上手に描かれていますね。

ね、野菜もおすまししているでしょ。まるでブティックの展示のように美しく。でも、こうして見て、自然の作る色のすばらしさに気づくわけです。


ナチュラル志向の外国人も多く、少々高くても無農薬ならば売れていきます。このカップルは、丁寧に丁寧に選んでいました。


一個200円?!イチジクの農家が見たらびっくりでしょう。


プラスチック容器になどは入っていない。だからブドウの表情が良くわかる。葉っぱの形も初めて知る、というあたりが面白いです。


曲がったナスもここではおしゃれ。


ナッツのオイル漬け、ドライフルーツのシロップ漬け。すべてがおいしそう。


かごに入れてレジでお金を払うだけ、というスーパーの買い物とは雰囲気が違います。こういう経験はマンション暮らしの子供には貴重でしょう。


さて、こちらは恵比寿のファーマーズマーケット、ガーデンプレイスです。


全国各地からの農家さんのテントと、この辺に暮らす人との交流の場でもあります。


看板を見てお店の人と話すと。お国のなまりが聞けてうれしい!


宝石箱のようにして売られるトマト。一種類だけでなく、いろんな色・大きさが少しずつ、がうれしいです。


オーガニックのコーヒーをちょっぴり試飲。この間のお店の人とのやり取りが楽しい。


オクラはあっという間に大きくなってしまいますが、食べられないくらいに育ったものはこうして活け花にすればいい!なるほど。

うちの中年夫婦としては、あんまりおしゃれだと居心地が悪い。でも多少提案があるとなるほどね~、素敵ね~とうれしい。微妙なところだなあと思いながら、無農薬野菜を使った調味料にもこだわった、安全安心な、といろいろ講釈のつく不思議な、でもおいしいランチをいただいたのでした。