春を味わう南信州
飯田の街の名物リンゴ並木が満開です。その白い花を眺めながら、地元の採れたて野菜のバイキングランチ。
商店街を歩けば八百屋さんに土地の山菜の緑が美しく、タケノコは山盛り。お土産用にっそく入手です。
朝食には、近くの牧場のミルクを使ったヨーグルトと採れたてイチゴをたっぷり。
こんな春を存分に味わうのは、東京では無理。南信州でのおいしい春時間でした。
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中心街にあるリンゴ並木、チューリップとリンゴの花が一緒にながめられます。これは4月末の写真。
リンゴの花も種類でいろいろ。「新世界」は真っ白な花。
「陽光」は薄桃色。いずれも甘酸っぱい香り。
そのリンゴ並木に面してある、素敵なお店に連れて行っていただきました。
ここは、野菜に力を入れているお店。キノコやカブの葉、菜の花、小松菜などがしゃぶしゃぶして食べられます。
リンゴの花を見ながら、お皿に野菜を盛る。こんなみずみずしい経験は、東京ではできません。
南信州各地の野菜がその種類も数えきれないくらい。食べ放題です。
お隣の方の、地元のそば粉で焼いたガレット。
私は野菜のローストをいただきました。塩で食べると、野菜それぞれの味がよくわかります。
女性だけでなく、けっこう視察風の男性も。地元の野菜をとことん活かした店として、学ぶこと多いのでしょう。
味のある、しゃきしゃきの野菜をほおばりながら、リンゴ並木を散歩する幸せそうな家族を見ていると、この時間を過ごすだけのために飯田に来てもいいなあと思います。
レジにはルッコラなどが売られています。都内の価格の半分以下?!
道を行くと、八百屋さん?
店先でお兄さんがせっせとタケノコを剥いてます。大なべに山にしてこれからゆでるのだとか。
まあ、店の中は山菜だらけ。コゴミとコシアブラを買いました。いわゆるお土産品よりも、ずっと感動的な季節のお持ち帰り。こういう普通のお店を覗くと、いいことがありますね。
一仕事して一晩泊り、朝もまた普通のビジネスホテルでは考えられないようなフレッシュな朝ごはんをいただきます。シェフの焼いたパンのおいしいこと。
他の客様で「なんとか売ってくれないか」と頼んでいる人も。その気持ちわかります。焼きたてパンと、様々なジャムが何ともおいしいのでした。
雨の中、高速バスで帰る道。南信州は今花盛りです。実のなる木の花は今が美しい。若葉が勢いよく伸びて、山がむくむく膨れている、その景色も美しい。ビルに囲まれた、深呼吸できない東京の春とは、レベルと質が違います。
体中に春を満たして帰る感じ。声をかけてくださった、南信州の笑顔のお二人に感謝です。
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