季節限定店

ゆとりある記

先日、青森県弘前市で、夏だけやっているアイスクリーム屋さんに案内されました。夏季限定の営業にも関わらず、または限定のためか相当に流行っていました。

一方、長崎県雲仙市では、夏だけのトコロテン屋さんに行ったことも。いずれも地元の人たちに、夏はここのアイス、トコロテンは必需品という感じでした。

そろそろ季節変わり、地元の季節限定の店、また来年もよろしくです。

弘前のお店は「相馬アイスクリーム店」、字名が「悪戸」というところなので「あぐどのアイス」と呼ばれているそうです。

入ってすぐの売店の後ろがそのまま製造工場。目の前で凍ったアイスが引き上げられていくのにびっくり!手作り感があふれています。

キャンディーは60円とか70円の安さ、一本買ってお店のイスに座って食べるか、箱買いか。

かなり固めのキャンディーをかじっていると、次々とお客さんが車で乗り付ける。みんな常連さんのようで、買う単位が違います。確かにここの素朴なキャンディーを冷蔵庫にしまっておいて、湯上りに毎日一本なんて、幸せな夏暮らしですね~。

気になったのは「袋ミルク」というのも。家でこれを丼などに出して、みんなでつつくのでしょうか?次回(来年?)は、これをぜひ。

今年もあと1ヶ月くらいの営業でしょうか?暑い暑い夏に、今年も何人の人がここのアイスに助けられたことか。また来年もよろしく、というのが地元の気持ちでしょう。

繁盛しても人気でも、こじゃれた店や立派な店にしない。半年は休む、というのがなんとも潔い。

年がら年中同じように開いて、たくさんのものがそろっているコンビ二がある一方で、こういう季節や取り扱い商品が限定しているお店があってもいいと思います。というより、こういうお店こそ大切だと思います。

トコロテンのお店もなつかしく、写真を貼っておきますね。冷房のない店でお酢を利かせ、柚子コショウを入れてすする、トコロテン。これもまた、食べに行きたいな~。季節限定だから、次回は来年としましょう。