じんじろぐるマーケット

お仕事で

島の若者が、おばあちゃんたちが使ってる「じんじろ車」という押し車を集めて、朝市をやったらおもしろそう。と、思いついたのは数ヶ月前のこと。

できるかしら?と心配していたら、なんと25台が出店。ワカメや小女子を売る初の市が強風にも関わらず開催されました。名づけて「じんじろぐるマーケット」これから鳥羽市答志島の名物に育っていくことでしょう。

これが「じんじろ車」。じんじろ車については、以前に書きました。それを使って朝市とかレースとか、楽しい計画は膨らんでいたわけです。

でも、誰がやる?人が来る?売れる?雨ならどうする?
検討事項は山盛りで、島のお宿の若者たちは、なかなか動き出せないようでした。以前のブログ↓
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=121&cat_id=3

でも、とにかく1回やってみようと決めた開催日、前日に島の宿に入ると、お宿の玄関にじんじろ車、部屋のテーブルには手作りチラシ。

会議で悩んでいたあの若者たちが、動いた!というのが伝わってきます。

朝、宿からはマイクロが送ってくれます。「じんじろぐるマーケット」飛び切りの強風にもめげずに開催されていました。

じんじろ車の上に板をのせればお店の出来上がり。いつもの車が、今日はお店です。

買い物も「じんじろ車」で。子供も「じんじろ車」で。

売っているのは、島で旬のワカメ類、小女子類。生だったり、ゆでたものだったり、煮たものだったり。ほとんど同じ商品構成は今後の課題としても、まあ、初回ですから「よくやった!」の一言です。

六地蔵のようにいつも座っているおじいちゃんたちも「風がひどいのに」「こっちでやったらどうだね」とさまざまつぶやきます。

干してあるワカメもバサバサなびく強い風、テントが飛ばされそうで、おばあちゃんたちの手もかじかんで、お金を数えられなくなり、箱も袋も飛ばされて、で、早めの閉店にはなったのですが楽しい催しとなりました。

企画実行した若者?のうちの2人、ヤマシタサンとタカシクン。「やったじゃん!ね」

次は「じんじろ車レースもしようね~」と私。"