「米粉フェスタ」で食べる

お仕事で

新潟県胎内市での「米粉フェスタinたいない」報告2回目。1日目は語り合い、翌日はスキー場のロッジを巨大食堂に見立て、20の屋台が並ぶ「米粉れすとらん」が開店しました。

米粉を使った料理からお菓子まで何種類も食べられるとなると、やっぱり“食”は強い、雨模様の中2200人が来場。去年から動いてきた、米粉市民たちの「やったぜ!」という笑顔がよかったです。

前日、「米粉ぐるめ食べ歩きMAP」片手にまちに出ると、ちゃんと飲み屋さんも米粉メニューを出しています。ある居酒屋さんでは「米粉うす焼き」、カレー黒コショウ味がビールに合います。ある焼き鳥やさん「地鶏のべえべえ」は、
ぱりっと焼いた地鶏ともっちりした米粉の食感がおいしい。

という具合に、まちに14箇所、米粉メニューを出すお店ができました。お菓子も。店には「米粉発祥の地」というフラッグがちゃんと掲げられています。

そして、10月30日(日)胎内スキー場のロッジに「米粉れすとらん」が開店です。前日、シンポジウムや交流会に出ていた米粉市民たちが、米粉を焼いたり、うどんをゆでたり、パスタや焼きそばを炒めるのですから、忙しい忙しい。

うどんのお店の看板を取り付けるお手伝いをして写真を撮ったら、おお、鏡に私の割烹着姿が写っています。

街なかから離れた山の中の会場、果たしてお客様は来てくれるのかしら??イベントは、どんなにいいことをやっても人が来てくれなくてはイベントとして成立しません。

ハラハラでしたが、なんのなんの。開店10時を待てずに、人人人・・・。駐車場もうまって、ホッ。安心して私も食べまくりましたよ~。

焼きそばは「妙高赤倉温泉のレッド焼きそば」「糸魚川ブラック焼きそば」「謙信公義の塩ホワイト焼きそば」が市外から出展。そして胎内の「ゴールド焼きそば」が加わって、4種類が食べられるとなって行列です。(写真はゴールド)

米粉を薄く焼いてそれでおかずを巻く食べ方「べえべえ」はみんなで考えたメニュー。今日は、キンピラ、エビフライ、焼肉の3種が巻かれています。

ここも行列。「べえべえ」を焼く、米粉市民おばちゃん「べえべえシスターズ」も大満足です。ここはお昼前に売り切れになりました。

新潟調理師専門学校の生徒さんが出した屋台では、塩味のケーキ「ケーク・サレ」が100円。上品な味でした。

「かりんとう饅頭」には、揚げたてを求める人が並びます。

小倉あんと生クリームを包んだ「スイーツべえべえ」は、私が買おうとしたときは完売!無念。会議にほぼ皆勤賞で参加し、たくさんの試作をしてきたお菓子屋さんも満足そう。

昨年の同じ時期に試験的にやった「米粉かふぇ」で活躍の、ホテルのシェフも「よかったね~」

まだまだ大繁盛の会場を一足先においとまし、シャトルバスで駅に向かいました。後片付けできないでわるいなあ・・と思いながら。雨の中、胎内の広々とした田んぼが車窓の左右に広がります。

米粉であんなにみんなが楽しんで、なんとなく田んぼもうれしそう。休耕田で米粉用の稲がどんどん栽培され、私たちがどんどん米粉を消費すれば、日本の農業も景観も、みんなの身体も健やかになる。そう信じて、バスに揺られました。

これが、「米粉れすとらん」のチラシです。