今日のお散歩

ちょっとしたこと

何をかくそう、銭湯ファンです。のれんを見ると反射的に服を脱ぎたくなってしまう。

今日も散歩の途中に「広尾湯」を見つけて、突入。散歩のお相手の夫には、「1時間後に、のれんの前で」と約束をして・・・。

木札の下駄箱に靴を預け、450円を払うのは番台ではなく古い受付風。お孫さんとおばちゃんが楽しそうにお金を扱っています。

目の前のソファには常連さんが湯上りで語らい中。昔は瓦屋根に松の枝が伸びた「廣尾湯」という建物だったようですが、今はマンションの1階。それでも大きな太い木の梁や柱が印象的な内装です。

でも和風かなと思うと中は、チロル風?のアルプスや風車やスワンの浮かぶ湖のタイル絵。こざっぱりしていて、かわいい雰囲気。

時間が早かったせいかすいていて、アルプスの風が吹くような洗い場に、断髪した関取風のおばあちゃんと私と数人ほど。江戸の銭湯としては44度というぬるめ?!のお湯に私は5回も浸かり、いい1時間を過ごしたのでした。

お湯時間の間、ひとり散歩を楽しんでいた夫と合流。すぐ近くの100円寿司でビール。

「でもさあ、私があがる頃に入ってきた若い女性は、かかとこすりで背中をゴシゴシしていたんだけど、お湯に浸かってヒリヒリしないのかなあ」飲みながら、女湯の様子を事細かに話す私に夫はあきれ顔。

彼には、帰りがけに見物した有栖川宮公園のナイター野球の方が面白そうでした。銭湯450円+100円寿司+素人野球ネット裏観戦、こんな麻布・広尾のレジャーもあります。"