フォーラム応援隊

スローライフ運動

スローライフ・フォーラムは、毎回皆さんの善意で実現しています。今回も応援隊4人組、彼女たちの下支えがなくてはできなかったでしょう。名札や荷札の用意からはじまり、夜なべ談義の司会、分科会で事例発表、記録の写真撮影、録音、バス内での集金、お弁当分け、人数確認などなど。自費で梼原町まで来てくださって、これだけやってのける。フォーラムにお客様ではなく、自分ごととして関わってくれる。さらに「次は何時、どこでですか?」と声が。感謝しかありません。

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実は、フォーラム直前に、日ごろの不摂生がたたり、私は帯状疱疹になってしまいました。重症で入院治療です。頭の中までと脅かされて、私としては「数日後に高知・梼原まで行かねばならない」と繰り返しお医者さんに訴えるしかなかったのです。

何とか退院しても、歩いていないのでサクサク動けない、頭の痛みは相変わらずで薬を飲み続けて何とか。そんな時に、具合が悪くなる前にお願いしてZoomで打ち合わせもしていた4人の方が頼りでした。現場で何か気軽に頼める人がいるというのは、1人事務局にはありがたい。さらに今回は治療中ですから頼るしかない。中村桂子さんがおっしゃる「人間は生き物」を痛感し、予定通りには運べないということを感じたわけです。

室崎千重さん(奈良女子大学准教授)、小牟田弘子さん(雲仙市・雲仙人の会事務局)、日根野谷風奈さん(奈良女子大学大学院生)、松井悠夏さん(歌人、スローライフの会会員)。この4人にには、分科会の事例発表、夜なべ談義の司会から始まり、細かなこと、お弁当と除菌ティッシュの配布、名札や荷札づくり・配り、バス中での集金やお金確認、全体の記録写真、すべての録音などをお願いした上に、さらに現場で野口がああだこうだ言ったものです。

お世話になったのは、応援隊だけでなく、スローライフの会の皆さんが、それぞれが「こうしましょう」とか「野口さん、私がやるわよ」とか「これでいいよ」とか、判断して、より繋がるための、フォーラムを盛り上げるための気配りをしてくださいました。役場や県の担当者の方々はもちろんのことです。

事務局がヨレヨレだと、皆さんが動いてくださいます。そうなると、フォーラムの参加お客様でなく、主催者構成員となっていく。自分事になっていく。ゴージャスなホテルに泊まるより「民宿で良かったよ、お互いが深く知り合えて。笑いながら一緒にご飯食べた」などと、マイナスかと思ったことをプラスにしていってくれました。

そのいろいろな気持ちのあらわれが、「次はいつ?どこで?」の質問になっているのかと思います。スローライフ・フォーラムは皆が学び、現地の方々と手間ひまかけて作り上げる交流の場です。今回は本当にそう思ったのでした。

皆様お疲れ様、ありがとうございました。あとは報告書をボチボチやりま~~す。