「おうちで漁師体験」
こんな名前の段ボールが、雲仙市の水産会社「天洋丸」さんから届きました。ヒラメ、サバがゴロンゴロン、コイワシも。手紙には「自宅で過ごす時間が増えた今だからこそ、魚と格闘して、美味しく召し上がってください」と。生であるなら気が急きますが、 ...
蒲鉾物語
蒲鉾屋さんの女将さんのお話を、うかがう機会がありました。島国の日本は小魚に恵まれ、古くから練り製品があったようです。平安時代には、既に蒲鉾という文字が文献に残るとか。
その蒲鉾の消費が落ち込んでいる、若い人は練り製品よりハ ...
土佐・ニンニク・生姜・ニラ
高知へ女性団体の研修に行った翌日、土佐市で活動する「とさし旬物クラブ」を訪ねました。
農家の女性グループ、自分たちの野菜でニンニクの効いた焼肉のタレや生姜焼きのタレも作っています。ニラの作業場も訪ねました。
い ...
「ふくしま大交流フェスタ」で
先日、このフェスタのために東京国際フォーラムへ出かけました。美味しいものを探しに、そして女友達に会いにです。
西会津町でメープルサイダーを作っている佐藤昭子さん、古殿町で凍み餅を作っている小澤啓子さん。
女性た ...
静岡でお茶を思う
静岡市で開かれた「世界お茶まつり」を覗いてきました。“世界”というだけあって「世界の路上茶体験」「国際シンポジウム」「汽車土瓶と茶の木人形の展示」など、内容は本格的です。
ペットボトルのお茶が当たり前になり、家族で「お茶に ...
龍神村で
和歌山県の「地域の魅力再発見研修会」で講師をしてきました。自治体職員や住民の方々が集まって、楽しいワークショップとなりました。
研修前に訪ねたのが田辺市龍神村、美人づくりの湯で知られますが、それだけではなかった!
珈琲サロニカ
岡山県新見市のこの喫茶店、微細に挽いた珈琲豆を濾過せずにお湯で煮てとろりとしたものを飲む、ギリシャ珈琲なるものを出してくれます。そのお点前の面白いこと。
さらに「店主へ話しかけると話が止まらなくなります。ご用心」などの“お ...
かたつむりの哲学
「竹田かたつむり農園」、雲仙市国見町と島原市有明町に畑を持つ農園。大量生産、大量流通に適したように、品種改良された野菜でなく、その土地在来の固定種の野菜を種から育て、種を採り、という種どり農家です。
「ゆっくりと確実に持続 ...
中之条町の素敵人
群馬県中之条町。素敵な人達に会いしました。脱サラして、リンゴ農家になったけれども自分のペースで働く人。イモ畑から干し芋まで、一貫してこだわって作る人。
役場職員から転身し蕎麦屋になり、アイディア蕎麦フルコースを出す若者。特 ...
「湯せんぺい」に学ぶ
丸いサクサクとした食感の「湯せんぺい」は、小浜・雲仙温泉の土産物。
その昔ながらのお菓子に、かつて外国人がリゾートにたくさん来ていたころのイメージをのせて、少し高級でお洒落なものに変化させる。
そんな試みをして ...
塩原高原カブ
那須塩原市の特産「塩原高原カブ」が旬を迎えています。柔らかさとみずみずしい甘さから“トロカブ”の愛称も。
塩原温泉ではこの特産のカブを食べに来てね、と「ウェルかぶキャンペーン」というのもやっています。
昨日、農 ...
「まるゆで野菜」物語
雲仙市で地域おこしに頑張る人が交流する「雲仙人(くもせんにん)サロン」が始まっています。
先日のスピーカーは㈱マルニの西田信介さん・真由美さん夫妻でした。
以前は農家でしたが、農産物の価格が下がり廃棄しなくては ...
お茶ツーリズム
緑きらめく静岡市の茶園で、お茶摘みをし、お茶の飲み比べをし、珍しい茶ソーダやすすり茶を味わう90分の「茶旅」を体験しました。
「そふと研究室」というところが企画するオーダーメイドのお茶ツアー。時季・人数・時間・やりたいこと ...
小浜デザインマーケット
雲仙市の温泉場・小浜の街なかを、路地を巡りながら美味しいものを食べたり、手仕事の品を買い求めたり、そんな催しがありました。
久しぶりに仲間と食べ歩きすると、路地の狭さで親密感が増し話が弾みます。
いいデザインの ...
おしかけマルシェ
篠山市の地域おこし協力隊が東京・五反田で「丹波篠山おしかけマルシェ」を開くと聞いて行ってきました。
今が旬の篠山特産品、希少な「花山椒」を使ったお料理や、タケノコの水煮、山の芋など普段は出会えない味が並びます。
雲部のもてなし
地域の味で集う「夜なべ談義」は、わがスローライフ・フォーラムの名物です。
今回の篠山市雲部「里山工房くもべ」のお料理には皆が感激でした。
焼き豆腐、なます、押し寿司、ぬた、白和え、などなど。献立は素朴ですが、身 ...
湯沢の食
先日出かけた秋田県湯沢市では、地域の味を楽しみました。
長い根っこも味わう「三関セリ」、雪の中から掘られるアサツキの芽「ひろっこ」、茄子と菊の花とお米を使った甘い漬物「花寿司」、地元の人のおやつ「オランダ焼き」、名産の「稲 ...
黒糖作り
サトウキビを絞り、その汁を煮詰める。単純な作業ですが、なかなか難しい。
大規模工場で機械生産なら楽なのでしょうが、昔ながらのかまどで薪をくべ、大鍋で4時間、人が混ぜ続けて煮詰めていくやり方。混ぜ物も一切ナシ、こだわりの黒糖 ...
クエを食え
和歌山県に通うのも今年度で終わり。「それならこの冬、クエをぜひ食べて」と友人に誘われて、日高町のクエ民宿に泊まりました。
九州地方ではアラとも呼ばれる高級魚、何でそんなに高いのか?今回その理由が初めて分かりました。 ...
味噌家族
「仕込みが見れますよ」と女将さんに誘われ、味噌工場を訪ねました。湯気の上がる大豆を、ミンチにしているところ。時間をかけ天然醸造にこだわっているそうです。
応接では社長手作りの味噌汁が出ました。息子さんは自身の出たのど自慢の ...
凍み餅
その存在は知っていましたが、造るところを見せていただき、さらに地元で食べることができました。
福島県古殿町「ふるさと工房おざわふぁーむ」の小澤ご夫妻が郷土の味を消してなるかと頑張っています。
「ごぼっ葉」という ...
牡蛎焼き
あるお宅の、牡蛎焼きにうかがいました。都会の洒落たオイスターパーティーとは別世界です。
ジャガイモ農家、作業小屋で火を起こし、地元の牡蛎を食べ
続ける。コンテナがテーブル・椅子。
参加者はおじいちゃん、 ...
藍を食べる
雲仙市小浜の「アイアカネ工房」、綿と藍を栽培する染織工房です。
長崎から移住した鈴木てるみさんは「衣食住のうち、衣を手放してしまった現代人に、ゼロから『衣』を作れることを知ってほしい」と体験もさせてくれます。
...
ワインライフその2
北海道池田町でブドウ栽培を始めた方の話を、少し前に書きました。
そういうズバリ「ワインライフ」ではなく、ワインの世界を“自然とともに”“ゆっくりと”“健やかに”“人が繋がって”などと解釈し、まちづくりのテーマとして掲げられ ...
おきりこみ
久しぶりに、群馬県富岡市を訪れました。市役所庁舎や商工会議所が新しくなっていました。富岡製糸場のイメージに合った、おしゃれなデザインです。
こういう歴史のある街に来たら、古くからの郷土料理を味わいたい。「おきりこみ」をいた ...
オリーブオイル搾り
オリーブの実を摘み取り、洗い、選別し、搾るという一連の作業を、雲仙市で体験しました。
枝からぶら下がり光る、揺れる、イヤリングのような実をとるのは楽しい作業です。おしゃべりしながら集めた実は緑色やワイン色、宝石のよう。
ワインライフ
ブドウ収穫の時期を迎えた北海道池田町を訪ねました。たわわに実る黒い小粒のブドウは名産の十勝ワインになります。
このブドウに魅せられて、会社務めを辞め、家まで建ててブドウ作りを始めた男性に会いました。自分のブドウでワインを。 ...
おばちゃんの味
どこの土地でも女性たちが、素朴ながらも工夫をした食べ物を作り、地域の顔を作っています。
雲仙こぶ高菜漬け入りの巻き寿司と饅頭、地元野菜果物入りのドレッシング、アイディア豆腐蒲鉾、ジャガ団子汁、雲仙市でいただいた味はどれもが ...
あつまっぺクラブ
那須塩原市の金沢・宇都野地区で、地域おこしのワークショップが本格的に動き始めました。
地域の課題や目指す姿を全員が書き出して、各チームで意見をまとめます。そして、これから実践もしていくこの集りに皆で名前も決めました。
野菜パワー
雲仙で地元野菜のステーキを食べてきました。私がそう呼んでいるだけで本当はお肉も含む鉄板焼きです。
でもお肉の存在がかすむほど、カボチャやオクラ、アオナス等の野菜がおいしく、色がカラフル、美しい。食べているうちに身体が弾んで ...