手づくりの交流拠点
おなじみの紀の川市に観光交流拠点が、オープンしました。
驚くのは多くの市民が実際に手を下して、ワークショップで拠点整備していることです。
壁を塗る、テーブル・イスを作る、配布するマップの情報集めも市民参加。
デカンショ節
兵庫県篠山市の民謡で、毎年8月15・16日には「デカンショ祭」としてやぐらを囲んで総踊りが行われます。
昔、篠山の若者から旧制一高の学生に伝わり、宴会のはやし唄として広まったため、年配の方々はご存知でしょう。
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会いたい人
2015年秋のスローライフ・フォーラムは雲仙市でした。そこに参加していたジャガイモ農家の若者が、私のFacebookにコメントをくださいました。
彼はバンドもやっていて7月にまちおこしのコンサートを計画中。急に会いたくなっ ...
母
姉から96歳の母の具合いが悪いと連絡があり、実家に顔をだしてきました。
母本人はよろよろしているものの口だけは元気で、「お母さんに何があっても驚くんじゃないわよ」と脅します。
「最後の味になるかもしれないから持 ...
「視点」展をみて
全国公募写真展2018「視点」。もう43年も続くリアリズム写真の展覧会です。
全国から寄せられた1185作品のなかから、入選入賞した174作品が展示されています。社会的な作品から、かわいい動物、美しい風景まで。
思い出もの
「これってあの時のものだな~」ってもの、身近にありますよね。
30年近く前、静岡県下1市7町で行った地域塾用に買った、ミニリュック。
25年位前、掛川市で行ったまちづくり塾で訪ねた牧場の、宣伝マグカップ。
まだこれから
96歳の実家の母が尻もち、お見舞いの電話をすると「お母さんもそろそろ歳ね」と笑い声。
同じ年齢のドナルド・キーン氏は新聞紙上で、100歳を超えて1人暮らしの友人を讃え「101歳に負けないぞ」と。
昨日読んだ小冊 ...
荻窪商店街ぶらり
静岡市呉服町で“一店逸品運動”をしてから、もうどれほどの商店街とお付き合いをしたことでしょう。仕事がらというよりも、とにかく商店街好きの私です。
今回は東京・荻窪の商店街を歩きました。駅付近にいくつもの商店街があります。店 ...
お店をやりたい:その3
私、スローライフをテーマにしたお店をやりたいと騒いでおりますが、今日はその場所のお話。
新宿四谷で普通の貸店舗を借りるには、ビックリするほどの家賃がかかります。
それにどこかの空き家を、事務所も兼ねた古民家カフ ...
7年経って
東日本大震災から7年、ここ数日の報道は急に思い出したように震災や復興を扱っていました。
で、私たちはどうでしょう?あの時は、原発は要らないと思ったし、本当に暮らし方を変えようと思ったはず。その本当は、何だったのでしょう。
会議の進行役とは
いま、ファシリテーター研修をやっています。これまでもやりましたが、いつも強調するのは「会議だけかっこよく回してもだめ」ということ。
都会の会議室で若者だけでならともかく、地方の村おこしの現場でカタカナで話したってしょうがな ...
オリンピックで
にわか羽生ファンになってしまいました。もちろん、宇野・葛西・小平ファンにも。
最近のテレビでは、嫌な政治のニュースか馬鹿なお笑いばかり、テレビをつけるのも嫌だったのがこの数日は違いました。
夢中で見て、声を上げ ...
海辺のまちは
和歌山県海南市大崎、港を抱える小さな集落。ここから獲れたてのナマコが届きました。
コリコリとした歯触りと潮の香りを楽しみながら、以前、訪ねたことを思い出します。
今日もあの急な細い階段を、おばあちゃん達は歩いて ...
講座にミカン
紀の川市での講座に盛田雲州という珍しいミカンがでました。皮が薄く味が濃い、隣同士で親しくミカンの話題が広がります。
田辺市で行われた和歌山県主催のワークショップにも、コンタナに入ったミカンがどっさり。好きなだけどうぞという ...
雪騒動
雪に弱い東京です。先日は報道されたように、車が立ち往生したり、駅に人が押し寄せて入れなかったり、家に帰れなかったり。いろいろ大変でした。
ただ悪いことばかりではありません。スノーシャベルを持っている家の方が、長い路地を黙々 ...
外国人目線
和歌山県紀の川市の地域おこし協力隊が市民と共に、外国観光客向けイラストマップを作るワークショップを開いています。
外国人目線で見たら何が興味深いのか?と、みんなでウロウロ歩きをしました。屋根の鬼瓦、小さな祠と紅葉、古墳、剪 ...
奈良の・・
奈良の鰻、奈良の庭木、奈良のおでん、奈良のしめ縄、「奈良の」と冠がつくと、なんとなくいい感じがします。これが地域ブランド力でしょうか?
年始にぶらりと出かけた奈良でたまたま食べたもの見たもの、大したことではなくとも「奈良の ...
丸餅VS角餅
皆さんのお正月は、どちらのお餅だったでしょうか?広島出身の夫と千葉出身の私は、毎年この話題で戦います。
「丸くないと雑煮じゃない」「四角い方が落ち着く」などともめて、結局両方を揃えることに。
私はお幼い頃、のし ...
ものがたり
各地へ行くたびに、その土地ならではのいい物を見つけます。その「良さ」には、地域の歴史や風土、開発の苦労、地元の愛着なども含まれているものです。
それが東京のアンテナショップに並ぶと消えてしまいがち、説明書も説明者もなく、た ...
ほっこりした日
知人のお子さんが地域イベントのミュージカルに出演と聞いて、応援にうかがいました。
一生懸命お稽古した成果を舞台で見せる少女、それを見まもる両親。そこに混ざる私はいつもと違う時間、にわかおばあちゃん気分です。
屋 ...
Facebook講座を開きます
地域おこしの現場では、FacebookはじめSNSが活躍します。市民がお金をかけずに活動を伝え、催しの告知などもできて便利です。
でも、いきなり使うことが多く、ルールやマナーが分からない。教習所を出ずに運転を始めるようで、 ...
お店をやりたい:その2
ひと月前、ここに「お店をやりたい」と書いたところ、いろいろご意見をいただきました。
「お汁粉をだして」「地方の逸品を置いて」「全国の絵本を集めて」「写真ギャラリーも」「田舎でやれば家賃が安い」などなど。
いずれ ...
靖国神社で
8月15日、写真を撮りに出かけてみました。雨の中、意外に多くの参拝者たちが整列しています。
目立つのは日の丸・旭日旗を掲げた戦闘服集団、黒スーツで強面の“その筋”風の方々、軍服姿の高齢者など。
一方、「零戦」前 ...
水鉄砲
竹を切り、穴を開ける。細い竹にぼろ布を巻き付け、さらにタコ糸でぐるぐる巻きにする。
この太さが微妙、太ければ竹筒の中に入らない、細ければ水が漏れる。単純だけれども難しい。
いい感じに調整できて、水を入れてヨイシ ...
お店をやりたい
夢を言葉にすると近づくといいますので、書いてみました。
地域づくりをお手伝いしていて、物と人の交流拠点が欲しいと切に思います。
小さなむらの逸品をちょっと食べたり買えたりできて、各地の面白い動きを都会人が直に知 ...
少しずつの変化
久しぶりの十津川村谷瀬、この数カ月どうしていたかな?と歩いてみると、予定の作業がきちんと進んでいました。
道標の補充、展望台ベンチの修理、休憩所に展示の写真補充、花壇の植え替え、そしてお酒造りへ向けての酒米作り。
看板あれこれ
いまさっき誰かが描いたような、手作り風の看板や貼り紙が気になります。なんとなく生活感がにじみ出ていて、立派で大きなものより心をとらえます。
「公会堂のトイレここから127歩」「桃、傷があってもおいしいよ」「捨てたらあ缶」「 ...
野口式自動水やり器
私は花が好きです。でも庭はなく、やたら出張があります。鉢花を何度も枯らしてきました。
ところが昨年、大発明をしました。靴紐を鉢の土のなか上下方
向にあらかじめ仕込む方法。
片端は鉢穴に出し、紐の上から土 ...
「和」という墓
父親の23回忌でした。久しぶりの墓参り、姉夫婦とその子ども・孫、わが夫婦、94歳でまだまだ元気な母親が集いました。
なぜ父はお墓に「和」と一文字刻んだのか?母から説明がありました。
「結婚してもしなくても、どん ...
虫に想う
名著『どくとるマンボウ昆虫記』を読んでいます。北 杜夫さんの虫に対する観察眼とその文学的表現に、虫への愛情を感じます。
都会の女性は虫嫌い、マンションに虫を寄せ付けない。それでいて無農薬野菜や美しい自然を求めがち。 ...