15分の旅
仕事で出かけた地で、急いでいてもタクシーなどに乗らず駅まで歩くといい時間になることがあります。
先日も、奈良県橿原市の耳成駅まで「歩くと15分以上かかりますけど・・」と伺ったのですが、雨上がりの炎天下を歩いてみました。
もつべきものは
都会暮らしはご近所や親戚づきあいがなく、人間関係がシンプル。身勝手に暮らせる分、いざというとき頼れる人に限りがあります。
その“いざ”が先日、突然やってきました。夫が救急車、しかも翌日は引っ越しという事態。さすがに私もパニ ...
おひっこし
8年住んだ麻布を離れることにしました。いつも我が家の引っ越しは急に決まりますので、この数日は荷物づくり。というより、物との決別です。都会暮らしはハンドバック一つ捨てるにも大変です。
物だけではありません、世話してきた花壇は ...
飛んでるおじさん
こんなタイトルをつけたら失礼で、本来“空からの視察”などとすべきなのですが・・。
先日、ある組織のお偉い方が地域活動を視察の際、ハングライダー体験ということになりました。
「高所恐怖症だから」などと最初は尻込み ...
みんなの家
和歌山県紀の川市の仕事で、今年はここに通います。旅館に連泊はどうも嫌なので、空いていた家をお借りしました。駅前で1階がお店、2階が住まいだった造りです。
私が一人で、月に数日使うのだけではもったいない。そこで、観光まちづく ...
美しい富岡
世界遺産富岡製糸場については先日書きました。ここだけで帰る人が多いのですが、これはもったいない!市内には、特色ある神社や、素晴らしい眺望ポイントがあります。
もともと観光地ではなかったので、俗化されていません。邪魔な看板や ...
「視点展」入選
「視点」という名の全国公募写真展に入選しました。ただの入選ですが、3回目のチャレンジなので正直うれしいです。
全国各地へ出かける仕事柄、資料写真は撮ってきました。が、「それなら、作品性の強い写真も撮ってみれば」と家人に勧め ...
お茶ツーリズムの坂野さん
先日ふと新聞を見ると、以前私の事務所に居てアシスタントをしてくれていた坂野真帆さんが記事になっていました。静岡で“お茶ツーリズム”のツアーを企画運営、好評だそうです。
地域資源を活かして、手の届く範囲のやり方で、個性ある交 ...
紀の川市の「ジャムおじさん」
男性が料理に目覚めると、妙に凝る人がいます。それは趣味の領域だからかもしれませんが。これまで、蕎麦打ち、米粉料理、お菓子作り、魚料理、漬物、などに“はまった”おじさんに出会いました。
それぞれに講釈が素晴らしく、とみに美味 ...
那須塩原のカフェへ
那須塩原市ができて10周年の、記念シンポジウムに参加しました。定住人口を増やすことが話題に。
終了後、会場近くの黒磯の商店街に新しくできたカフェで友達と語り合いました。古い商店街が若者にリメイクされ、個性的で独特な雰囲気の ...
他の地域と繋がろう
先日、栃木県那須町「なすとらん倶楽部」の10周年フォーラムに、新潟県胎内市で米粉でまちおこしをしているメンバーの姿がありました。
同じ「食」にこだわったまちおこしを進める那須町の様子を、早朝からバスに乗りあって学びに来たの ...
「特急はくたか」ありがとう
富山県高岡市と、長いお付き合いがあります。そのため今回、北陸新幹線開通で消える「特急はくたか」には、ずっとお世話になりました。
越後湯沢から、ほくほく線を行くときは豪雪地帯の暮らしを間近に眺め、日本海側を走るときは、海原に ...
ちょっといい話
筑紫哲也さんがお元気だったころ、こんなことをよくおっしゃっていました。「世の中にある“良いニュース”を、もっと発信すべきだ」と。
眉をしかめるような、いわゆる“悪いニュース”の方が人の注目を集めるけれど、それでは世間は嫌な ...
加工場はできたけど
とある山里の集落に農産物加工場ができました。村おこしの助成金を申請し、それが叶って、建物ができ、ピカピカの加工機械も揃いました。
でも「ここで誰が何をするの?」ということに。
事を進めた男性陣は、「建てれば女衆 ...
たらい舟
岐阜県大垣、大垣城の外堀で名物の「たらい舟」に乗りました。由来は関ケ原合戦まで遡りますが、そうした戦国秘話よりも、とにかくおもしろい!
普通、乗り物は、より早く効率的にと進みますが、これは逆。楕円形の舟は、船頭さんが操れど ...
紅葉柿の葉寿司
久しぶりに奈良県川上村へ行きました。名物の柿の葉寿司を食べると、使っている柿の葉が美しい紅葉でした。季節は巡っているのですから、地元の人にとっては当たり前のことです。
なんとなく柿の葉寿司とはいつも緑色と思い込んでいた、自 ...
ご近所遊び
遠方に行く仕事が多いので、休みの日は出かけたくありません。でも都会の狭
いマンションに一日いるわけにもいかない。で、近所を散歩します。高層ビルも
商店も住宅も混じっている街、お店を覗いたり、小さな花を愛でたり、写真を ...
ファーマーズマーケット
いつの間にやら、都内各地で。田舎の産直朝市とは少々趣の違う市です。売っているものは、ナスやキュウリ、トマトにブドウと田舎のそれと変わらないのですが、とにかくファッショナブル。
売り方も、売る人も、そして買う人も。野菜までお ...
この夏の贈り物
印象深かったのは佐賀でいただいた「レモングラス」と、岩手県遠野から届いた「夕顔」です。
ススキのように元気なレモングラスはハーブティーとして味わい、根元は植えると、今や再びススキのように育ちました。
巨大な夕顔 ...
もう、産まない!と宣言したくなる
いつもほのぼの話題のブログですが、今回は私、怒っております。都議会のセクハラ野次は、世界の恥。これを「特定できない」などとお茶を濁していた自民党、本人が名乗り出たとて、あれが本音でしょう。
おやじたちは「もう、産まないよ。 ...
弱者の買い物
先日、スーパーのエスカレーターを降りたところで、杖をついたおじいさんがよろけ、そこへ次々と人が来て少々危ない状況でした。
同じ日、フライ売り場では、やはりお年寄りがほしいものをトングでとれず諦めていました。
弱 ...
ビワの葉騒動
友達がビワの樹を剪定しました。その枝を一本事務所に飾ってくれました。大きな緑の葉が美しい!
調べるとビワの葉には薬効があるとか。ならばと捨てる前に、枝を山ほどいただき、あちこちにお分けしました。
湿布に使った人 ...
気持ちいい宿
いい宿というと、昔は、豪華な建物、仲居さんがずらりと並んでお出迎え、食べきれないほどの料理が並ぶ、そんなところでした。
でも今は、宿の主ご夫婦がとても仲良くいい笑顔だったり、女将さんが手作りデザートを丁寧に説明してくれたり ...
二ツ井、二冊のさよなら
秋田県・二ツ井は合併して能代市となったまちです。先日ここの二冊の小冊子を知りました。
一冊は8年前の合併時に発行の全国誌『月刊地図中心』のさよ
なら二ツ井特集。
もう一冊は今年春、二ツ井ふくし会発行の『 ...
百年前の日本
広島のスローライフ学会会員・遠北剛さんから、大正9年(1920年)に出版された『百年後の日本』という本をお借りしていました。
各界名士400人近くから集めた100年後の展望です。お返しするにあたって今一度見ると、当時の人た ...
おばちゃんの秋葉原
少し前は若い男性中心だった秋葉原が、変わっています。
高架下におしゃれな工房が並び、全国の逸品を売る「日本百貨店」が。昨年夏にはその食品館もでき、この春は駅構内に東日本各地“のもの”が買える「のもの」という店もできました。 ...
素敵な100歳
「日本初の女性報道写真家・笹本恒子100歳展」を見ました。彼女の撮った、社会で活躍した明治生まれの女性たちの写真が良かった。
撮っているのも、撮られているのも相当なおばあちゃん。小説家、画家、社会運動家、それぞれにかっこよ ...
ブラリ・パチリ
写真に目覚めました。とはいえ高校時代からカメラはいつも身近にあり、撮りまくってきました。
仕事がら撮ることは多く、フェイスブックもブログもやっているので、毎日何かしら撮っています。しかし情報伝達が主でした。
そ ...