出雲そば
10月28・29日の「スローライフ・フォーラムin出雲の國」の準備で、何度もうかがうたびに出雲そばを食べています。
殻ごと挽いた強く香るそばが、小さな器三段に納まった「割り子そば」は有名。
先日はもう一種「釜揚 ...
新しく見る
岡山県新見市へ行ってきました。古い町並みや建物、路地が残るいい街です。
昔の食器、料亭の造りなどを解説していただきながら見学すると、そのデザインや機能、昔の人の遊び心などに驚きます。
今の時代こういうことが必要 ...
靖国神社で
8月15日、写真を撮りに出かけてみました。雨の中、意外に多くの参拝者たちが整列しています。
目立つのは日の丸・旭日旗を掲げた戦闘服集団、黒スーツで強面の“その筋”風の方々、軍服姿の高齢者など。
一方、「零戦」前 ...
水鉄砲
竹を切り、穴を開ける。細い竹にぼろ布を巻き付け、さらにタコ糸でぐるぐる巻きにする。
この太さが微妙、太ければ竹筒の中に入らない、細ければ水が漏れる。単純だけれども難しい。
いい感じに調整できて、水を入れてヨイシ ...
お店をやりたい
夢を言葉にすると近づくといいますので、書いてみました。
地域づくりをお手伝いしていて、物と人の交流拠点が欲しいと切に思います。
小さなむらの逸品をちょっと食べたり買えたりできて、各地の面白い動きを都会人が直に知 ...
高校生頑張る
各地で高校生が、地域おこしに頑張る姿を見かけます。私が滞在する紀の川市粉河、ここの築100年の「山崎邸」という文化財住宅をのぞくと、粉河高校のグループが夏のイベントに取り組んでいました。
地元特産のフルーツピザを焼いたり、 ...
桃づくし
この時期の紀の川市は桃一色です。桃を買いに来るお客様で桃渋滞が起きる。桃直売所には開店前から行列ができる。
ならば市民主催の催しも桃一色にと、「桃づくし体験」が行われました。
低農薬農園の桃をもぎ取り、桃農家の ...
たたら文化
「たたら」とは、炉に空気を送る「ふいご」のこと。たたらで炭を燃やし、砂鉄を溶かし鉄を造ることを「たたら製鉄」と呼びます。転じてその製鉄作業や場所など、全体を「たたら」と呼びます。
先日、出雲方面を訪ね、たたらが人の暮らしに ...
少しずつの変化
久しぶりの十津川村谷瀬、この数カ月どうしていたかな?と歩いてみると、予定の作業がきちんと進んでいました。
道標の補充、展望台ベンチの修理、休憩所に展示の写真補充、花壇の植え替え、そしてお酒造りへ向けての酒米作り。
看板あれこれ
いまさっき誰かが描いたような、手作り風の看板や貼り紙が気になります。なんとなく生活感がにじみ出ていて、立派で大きなものより心をとらえます。
「公会堂のトイレここから127歩」「桃、傷があってもおいしいよ」「捨てたらあ缶」「 ...
野口式自動水やり器
私は花が好きです。でも庭はなく、やたら出張があります。鉢花を何度も枯らしてきました。
ところが昨年、大発明をしました。靴紐を鉢の土のなか上下方
向にあらかじめ仕込む方法。
片端は鉢穴に出し、紐の上から土 ...
蛍もとめて
紀の川市鞆渕へ蛍を見に行きました。小さな山里の、清流から自然に蛍が湧いています。
街路灯もない闇の中、蛍求めて足元おぼつかなく歩きました。星空が、黒々と山の輪郭を描きだし、カエルの声がやけに大きく響きます。
栗 ...
高知のもてなし
「ふるさと創生ニッポンおかみさん会全国フォーラムin高知」にコーディネーター役でうかがいました。
参加者330人。会場一体で真面目に話し合った後の、懇親会が印象的でした。もてなす側の高知の女性たちが踊る、食べる、飲む。他所 ...
「和」という墓
父親の23回忌でした。久しぶりの墓参り、姉夫婦とその子ども・孫、わが夫婦、94歳でまだまだ元気な母親が集いました。
なぜ父はお墓に「和」と一文字刻んだのか?母から説明がありました。
「結婚してもしなくても、どん ...
「大しめなわ創作館」
島根県飯南町(いいなん)でここを見学しました。長さ13.5メートル、重さ4.5トン、出雲大社の大しめ縄もここで造られているそうです。
全国の神社からはもちろん、海外からの注文も。ドバイのお金持ちからは、私邸の日本庭園東屋用 ...
虫に想う
名著『どくとるマンボウ昆虫記』を読んでいます。北 杜夫さんの虫に対する観察眼とその文学的表現に、虫への愛情を感じます。
都会の女性は虫嫌い、マンションに虫を寄せ付けない。それでいて無農薬野菜や美しい自然を求めがち。 ...
ファーマーズ・マーケット
各地にありますが、私が行くのは近くの東京・青山。農産物を買うだけでなく、ここには皆がいろいろな「こと」を求めて来ます。
安心安全は当たり前、試食や農家との会話はもちろん、もっと求めているのは生活提案でしょう。
...
ロケットストーブ
小型のドラム缶「ペール缶」を2つ繋ぎ、なかに煙突を通し、パーライトを煙突の周りに詰める。煙突の下で薪を燃すゴーッとロケットのような音を立てて燃え上がり、煙突の上で調理ができる。燃焼効率が良く煙はほとんどない。
アウトドアや ...
ブラリ神楽坂
地方の方には「それ、どこ?」という場所でしょうが、都内の方には「ああ、あそこ」という場所。新宿区・早稲田通りの一部、約500メートルほどの緩い坂。
大正時代の花街の風情が残り、石畳の路地などで知られます。
今風 ...
ワークショップのコツ
先日の「さんか・さろん」でワークショップの話をしました。地域づくりの場で、住民意見を引き出すためのコツについて。
いきなり高度なワークショップメニューをされる専門家もありますが、私は逆。
「カタカナを使わない」 ...
吊り橋ウエディング
2013年から私が通っている奈良県十津川村谷瀬、自慢の「日本一の吊り橋」でこのほど結婚式が行われました。集落に移住したカップルの吊り橋ウエディングです。
「このままではむらが消える、吊り橋から集落に人を呼び込み歩いてもらい ...
バスピン
この名を紀の川市で聞いたのは昨年の今頃。「え、野口さん知らない?バスケットのついたミニピンポン台で遊ぶの。子供の頃、毎日やってた」とのこと。
調べてみると50年前、和歌山市発祥。私の故郷千葉までは、流行っていなかったのです ...
酒を造り、酢を造る。
㈱九重雜賀という会社の日本酒とお酢の工場を見学しました。和歌山は日本で一番お酢の消費が多いとか。その地で支持されているお酢屋さん。伝統的な酢蔵を見せてもらうのは希少な体験です。
お酢は酒粕から造るのですが、いいお酢のために ...
無駄なこと
果物で笛を作る、というワークショップに参加しました。リンゴ、イチゴに穴をあけて吹いてみる。ハッサクやキウイフルーツはどうか?
ふ~~っ、ふ~っ、どう吹いても鳴りません。そのうち貧血を起こしそうになり、悔しいので食べちゃえと ...
折ると巻くと
午前と午後に分けて、「折り紙体験」と「巻き寿司体験」をしました。
6種類の果物キャラクターを折る、小さな葉っぱやヘタの部分が難しい。
飾り巻き寿司、いわゆる“デコ巻“は、超細巻きをいくつか組み合わせてくくり巻き ...
ハッサクの力
ハッサクのほろ苦さが、花粉症の症状を緩和させる等で再注目なのだそうです。
そのハッサクでポン酢を作りました、鰹節をたっぷり使って意外に簡単。1年持つそうです。
マーマレードは樹上で完熟したものを使ったために甘味 ...
市役所がフルーツ一色
果物産地の紀の川市で、市民手作りの「紀の川フルーツ体験!ぷるぷる博覧会」がスタート。
5日、市役所を会場にオープニング催しがありました。役所玄関に生のハッサクを積み上げた「ハッサク姫と王子」が登場、1階では「ふるうつ茶会」 ...
鳥寄せ
東京・新宿四谷でも、電線の間を野鳥が飛んでいます。ベランダにパンを置くとスズメ、メジロが寄ってきました。なんとなく安らぎます。
やがてヒヨドリが来て、小鳥を蹴散らし餌場をわがもの顔で陣取りました。傲慢に見えます。
えびす市場
先週に続き奈良県吉野町の話題。蛭子神社のある上市地区を活性化しようと、住民が集まり「え~びす」というグループができました。
何度も会議をして、先日「初えびす」の日に「えびす市場」と「懐かしの写真展」を開きました。住民手づく ...
「国栖奏」
奈良県吉野町南国栖に伝わる「国栖奏(くずそう)」という祭事に参加してきました。
吉野川岸壁に建つ小さな拝殿、わずかな敷地に人が集まり外側からは神事も舞も見えません。
でも、1600年前に発する歌舞だと知ると、雪 ...