おきりこみ
久しぶりに、群馬県富岡市を訪れました。市役所庁舎や商工会議所が新しくなっていました。富岡製糸場のイメージに合った、おしゃれなデザインです。
こういう歴史のある街に来たら、古くからの郷土料理を味わいたい。「おきりこみ」をいた ...
オリーブオイル搾り
オリーブの実を摘み取り、洗い、選別し、搾るという一連の作業を、雲仙市で体験しました。
枝からぶら下がり光る、揺れる、イヤリングのような実をとるのは楽しい作業です。おしゃべりしながら集めた実は緑色やワイン色、宝石のよう。
ワインライフ
ブドウ収穫の時期を迎えた北海道池田町を訪ねました。たわわに実る黒い小粒のブドウは名産の十勝ワインになります。
このブドウに魅せられて、会社務めを辞め、家まで建ててブドウ作りを始めた男性に会いました。自分のブドウでワインを。 ...
お手振り「SL大樹」
日光市の下今市駅から鬼怒川温泉まで走っている「SL大樹(たいじゅ)」に乗りました。
ほんの35分間の蒸気機関車体験ですが、驚いたのは沿線の方々が手を振ってくれること。家のベランダから、イモ畑から、ふと見ると手を振っています ...
おばちゃんの味
どこの土地でも女性たちが、素朴ながらも工夫をした食べ物を作り、地域の顔を作っています。
雲仙こぶ高菜漬け入りの巻き寿司と饅頭、地元野菜果物入りのドレッシング、アイディア豆腐蒲鉾、ジャガ団子汁、雲仙市でいただいた味はどれもが ...
練馬の「農」
東京23区の中で最も農地の多い練馬区、減少する都市農業をさまざまな工夫で支えています。
援農する“農サポーター”を育てる「農の学校」。農業者が開
校する農の塾「農業体験園」。果物狩りできる「果樹あるファーム」も各種 ...
ピザ窯造り交流
私は、和歌山県紀の川市と長崎県雲仙市とお付き合いがあります。このたび、両市の方が交流する機会がありました。
ドラム缶でピザ窯を造る技術のある紀の川市民が「これがあると、地域おこしに役立つから」と、わざわざ雲仙を訪ねたのです ...
種どり農家
農家以外の人は“野菜農家は種をとり、また来年それを蒔く”と思っている方が多いのではないでしょうか。
でも、いまの時代、種をとる農家は珍しく、市場に出る野菜の多くは一代限りで種もできないと聞きます。
そんな時代に ...
あつまっぺクラブ
那須塩原市の金沢・宇都野地区で、地域おこしのワークショップが本格的に動き始めました。
地域の課題や目指す姿を全員が書き出して、各チームで意見をまとめます。そして、これから実践もしていくこの集りに皆で名前も決めました。
手づくりの交流拠点
おなじみの紀の川市に観光交流拠点が、オープンしました。
驚くのは多くの市民が実際に手を下して、ワークショップで拠点整備していることです。
壁を塗る、テーブル・イスを作る、配布するマップの情報集めも市民参加。
春日部ぶらり
とっても暑い日、これといった用もなく、訪れたまちです。
立ち寄って初めて知る歴史、歩いてみて気づく特色に猛暑を忘れます。
旧日光街道の宿場、昔は川港もあり、今も蔵のある旧家が並びます。
路地には風情 ...
集落に学ぶ
今年度の奈良県十津川村谷瀬寄合が2回行われました。
小さな集落の小さな会合でいつも思うのは、皆が平らかな関係にある清々しさです。
高齢者も、若者も、女性も、よそ者も皆が意見を言い、皆が実行する姿勢で取り組む。
デカンショ節
兵庫県篠山市の民謡で、毎年8月15・16日には「デカンショ祭」としてやぐらを囲んで総踊りが行われます。
昔、篠山の若者から旧制一高の学生に伝わり、宴会のはやし唄として広まったため、年配の方々はご存知でしょう。
...
野菜パワー
雲仙で地元野菜のステーキを食べてきました。私がそう呼んでいるだけで本当はお肉も含む鉄板焼きです。
でもお肉の存在がかすむほど、カボチャやオクラ、アオナス等の野菜がおいしく、色がカラフル、美しい。食べているうちに身体が弾んで ...
フルーツ・ライフ・スクール
こういう名前の「まちづくり人材育成塾」が果物のまち紀の川市で始まっています。
まちづくりイベントは、とかく楽しいだけで終わりがちです。もう少し深いところで繋がり、思索し、知的な動きを起こせるように。
コーディネ ...
大豆を蒔く、元気を蒔く
那須塩原市にうかがうと、炎天下、高校生が大豆を蒔いていました。料理研究家・辰巳芳子さんの「大豆100粒運動」に応えての活動です。
大豆を育てることで日本の食生活を変えようという動き。地元の方々も賛同し、閉鎖した旧小学校を清 ...
昔の写真展
久しぶりに十津川村谷瀬へ行くと「谷瀬昔のくらし写真展」が開催中でした。
奈良女子大生と谷瀬住民による手作り展示。眺めながら村人の話がつきません。
90歳のおじいちゃんの若い頃の写真を見て「イケメンだったね~」、 ...
会いたい人
2015年秋のスローライフ・フォーラムは雲仙市でした。そこに参加していたジャガイモ農家の若者が、私のFacebookにコメントをくださいました。
彼はバンドもやっていて7月にまちおこしのコンサートを計画中。急に会いたくなっ ...
それぞれの宿で
その土地のことを知るには、いろいろな宿に泊まることが大事と思っています。
いま通い始めている雲仙市でも、3泊するなら3種類の宿に泊まります。
今回ある宿では、大女将さんのまかない食事にご一緒し厨房で楽しいおしゃ ...
母
姉から96歳の母の具合いが悪いと連絡があり、実家に顔をだしてきました。
母本人はよろよろしているものの口だけは元気で、「お母さんに何があっても驚くんじゃないわよ」と脅します。
「最後の味になるかもしれないから持 ...
湯せんぺい
明治初め旧島原藩主松平公が、作らせたといわれる「湯せんぺい」。
雲仙土産で知られますが、先日、その手焼き作業を見学しました。
熱々の重い鉄の型に、小麦粉などを溶いたものを流し、挟み、ジュワーと音をさせて余分なタ ...
「視点」展をみて
全国公募写真展2018「視点」。もう43年も続くリアリズム写真の展覧会です。
全国から寄せられた1185作品のなかから、入選入賞した174作品が展示されています。社会的な作品から、かわいい動物、美しい風景まで。
「ワイン城」の宝
北海道池田町の「ワイン城」。自治体ワイン造りの先駆、「城」は北海道観光の重要な立ち寄り先として君臨してきました。
しかしハードもソフトも改修時期です。今回特別に、専門的な解説を受けながら見学できました。
寒冷地 ...
恋するエタリ
「エタリ」とはカタクチイワシのこと、長崎県雲仙市ではこの名で呼びます。
お刺身のおいしさは皆さんご存知でしょう。実は、さらにこの塩辛が美味なのです。
スローフード協会国際本部の「味の箱舟」プロジェクトにも認定登 ...
思い出もの
「これってあの時のものだな~」ってもの、身近にありますよね。
30年近く前、静岡県下1市7町で行った地域塾用に買った、ミニリュック。
25年位前、掛川市で行ったまちづくり塾で訪ねた牧場の、宣伝マグカップ。
まだこれから
96歳の実家の母が尻もち、お見舞いの電話をすると「お母さんもそろそろ歳ね」と笑い声。
同じ年齢のドナルド・キーン氏は新聞紙上で、100歳を超えて1人暮らしの友人を讃え「101歳に負けないぞ」と。
昨日読んだ小冊 ...
井上孝治写真展で
東京・国分寺駅前、古い家をギャラリーにした会場。畳の部屋での展示が昭和20年代後半頃の日常スナップ、モノクロ作品にピタリでした。
褌で川遊びする少年たち。“氷柱”をこっそり舐める男の子。七輪を扇ぐおかっぱ頭の少女。着物に白 ...
新宿御苑の効能
「新宿御苑」、この都心の貴重な緑の苑には、自然に飢えた人々がむさぼるようにやってきます。
子どもは大声をあげて走る、夫婦は手を繋いでゆっくり散歩、若者が花を観察。
普段できないことをして、皆の表情がとても良いの ...
荻窪商店街ぶらり
静岡市呉服町で“一店逸品運動”をしてから、もうどれほどの商店街とお付き合いをしたことでしょう。仕事がらというよりも、とにかく商店街好きの私です。
今回は東京・荻窪の商店街を歩きました。駅付近にいくつもの商店街があります。店 ...
お店をやりたい:その3
私、スローライフをテーマにしたお店をやりたいと騒いでおりますが、今日はその場所のお話。
新宿四谷で普通の貸店舗を借りるには、ビックリするほどの家賃がかかります。
それにどこかの空き家を、事務所も兼ねた古民家カフ ...