東京半分・地方半分
都内在住ですが、月の半分は地方に出かけます。行った先では土地の人を訪ね、様々な体験をし、何日かして帰るときには毎回大荷物で帰ります。
お土産というより、その土地の暮らしそのままを持ち帰る感じ。男性は仕事だけであっさり帰りま ...
実家というもの
私は高校を出てすぐに千葉の実家から離れ、ずっと自活してきました。その間、実家との距離は様々変化しています。
昔は実家は私を拘束するところ、だから近づかない、自分の居場所も教えないひどい娘でした。
東京を離れた3 ...
「ふくしま大交流フェスタ」で
先日、このフェスタのために東京国際フォーラムへ出かけました。美味しいものを探しに、そして女友達に会いにです。
西会津町でメープルサイダーを作っている佐藤昭子さん、古殿町で凍み餅を作っている小澤啓子さん。
女性た ...
久々の女友達、長崎で
由利さんは、私が昔編集長だったSNSブログサイトで人気の書き手でした。雲仙市で地域拠点を作り、今は長崎。防災・エコをテーマに活動中です。
伸子さんは、私が栃木県那須町に通ったときの、現地有力メンバー。この秋、長崎に移住し古 ...
“ケチ上手”
『おひとりさまのケチじょうず』著者・小笠原洋子さんが来訪。「ケチな名刺で」と手製名刺でご挨拶、そしておしゃべりが。
ティッシュでなくトイレットぺーパーを利用。余計な食器は持たない。靴は手入れして長く。鍋料理は注ぎ足し変化さ ...
山村での子育て
平地がない、公園がない、店がない、交通が不便。“ない”を言い出すときりがない、奈良県山間部の十津川村。
ここで子育てを応援する「山っ子プロジェクト」が始まり、遊び場情報マップを作りつつあります。
いい空気と水が ...
思いつきを企画に
地域おこしアイディアの気軽な発案は楽しいですが、その後はお蔵入りが多いものです。
素朴な思いつきを実現可能な企画に磨く作業をしないと、一歩は踏み出せません。
名称、目的、主催、対象、期日、場所、内容、事業費、費 ...
越谷でロケットストーブ
ペール缶や一斗缶をつなぎ、なかに煙突を通して作るロケットストーブ。
少量の薪でも気流でロケットのように、勢いよく燃え上がり、災害時やキャンプの時に役立ちます。何より手づくりできる。
以前もご紹介しましたが、先日 ...
静岡でお茶を思う
静岡市で開かれた「世界お茶まつり」を覗いてきました。“世界”というだけあって「世界の路上茶体験」「国際シンポジウム」「汽車土瓶と茶の木人形の展示」など、内容は本格的です。
ペットボトルのお茶が当たり前になり、家族で「お茶に ...
龍神村で
和歌山県の「地域の魅力再発見研修会」で講師をしてきました。自治体職員や住民の方々が集まって、楽しいワークショップとなりました。
研修前に訪ねたのが田辺市龍神村、美人づくりの湯で知られますが、それだけではなかった!
阿寒湖 「カムイルミナ」
北海道阿寒湖温泉、夜間、森に映し出されるデジタルアートのアトラクション「カムイルミナ」を観てきました。闇の中1.2キロを、光る杖を頼りに歩きます。
自然を敬うことを忘れた人間たちが、神・カムイから飢饉という罰を受け、許しを ...
何をする?
雲仙市で進めている「雲仙人(くもせんにん)プロジェクト」、そろそろ来年度は何をするか?考える時期。
皆で「やりたいこと」「できそうなこと」を素朴に書き出しました。「雲仙人ランチを皆で考えよう」「雲仙名物人図鑑を作
良いことの知らせ方
消費者活動、食品ロス問題、フードドライブ、三世代交流、防災、高齢者の場づくり、など。
大事な活動をしている女性たちが150人ほど集まる場で、発表をうかがいました。皆さんボランティアで頑張っています。
気になった ...
ベンガラの里で
岡山県高梁市「吹屋ふるさと村」。銅山とベンガラの生産で栄えた街並みや、ベンガラ製造を学べる「ベンガラ館」などがある産業観光施設です。
これまで京都でベンガラ格子のある料亭などを見る機会はありましたが、ベンガラそのもの知る機 ...
北千住に学ぶ再利用法
足立区北千住、江戸時代は宿場町、いまや5路線が乗り入れるターミナル駅のある街です。マンションが立つ足元には古い建物が残り、便利で懐かしさもある穴場的なところです。
古い家を活かしたカフェ、昔の魚屋さんの氷冷蔵庫を使う街の案 ...
珈琲サロニカ
岡山県新見市のこの喫茶店、微細に挽いた珈琲豆を濾過せずにお湯で煮てとろりとしたものを飲む、ギリシャ珈琲なるものを出してくれます。そのお点前の面白いこと。
さらに「店主へ話しかけると話が止まらなくなります。ご用心」などの“お ...
オープンガーデン
各地でオープンガーデンが盛んです。個人のお庭を一般に開放する活動。42軒が参加の長野県須坂市で、小林友子さん宅に伺いました。
秋で花は少ないものの、庭のあちこちにベンチや水の流れがあり、来客がゆっくりできるようになっていま ...
かたつむりの哲学
「竹田かたつむり農園」、雲仙市国見町と島原市有明町に畑を持つ農園。大量生産、大量流通に適したように、品種改良された野菜でなく、その土地在来の固定種の野菜を種から育て、種を採り、という種どり農家です。
「ゆっくりと確実に持続 ...
炭と羊と
北海道池田町で二人の女性と会いました。
家業の炭屋を結婚後も続けていたものの「自分の好きなことをしたくて」と“魔女の炭屋”の名で、カフェと炭のアレンジメントを売る店を始めた方。
もう一人「羊と羊毛に魅せられて」 ...
むらフェス・夏まつり
那須塩原市の旧金沢小学校で、古い校舎を使って地域づくりを進める動きが始まっています。このほど夏まつりを手作りで開催しました。
地元野菜たっぷりの「ば~ばカレー」や古い手回しかき氷機での氷の販売、アコーディオンが得意の方の演 ...
花とは何かを教えられ
群馬県中之条町は花と湯のまち、「中之条ガーデンズ」を始め様々な庭園があり、「四万温泉」ほか温泉も豊富です。
さて外から来て、ガーデンで花を愛でる目を即席に養うと、町内の“目を引く魅力的なもの”は、皆“花”“華”?と思えてき ...
明治のリゾートを今に
明治時代の初期から、日本の観光地には外国人が訪れるようになりました。雲仙温泉も同様、椅子式のカゴに乗って避暑にやって来たそうです。
森の木陰にテントを張ってのパーティ―、池での優雅な舟遊びなど、外国人のリゾート文化はいち早 ...
中之条町の素敵人
群馬県中之条町。素敵な人達に会いしました。脱サラして、リンゴ農家になったけれども自分のペースで働く人。イモ畑から干し芋まで、一貫してこだわって作る人。
役場職員から転身し蕎麦屋になり、アイディア蕎麦フルコースを出す若者。特 ...
雲仙人PR
雲仙市で、逸品開発やまちおこしイベントをする人たちが繋がって、雲仙人(くもせんにん)プロジェクトというものが始まっています。
人のネットワークを地域の力に、という動き。今回、メンバーの一人が主催した屋外催しで、テントを張り ...
お店をやりたい:その4
お店というと売買の場所と思いがちですが、どこかに出かけるきっかけがある場にもしたいものです。
日本古来の包装材「経木」の良さを知ったなら、那須塩原のその作業所を訪ねる。
藍のお茶の美しさを知ったなら、雲仙市の藍 ...
ワインだけでない池田町
自治体ワインの先駆、北海道池田町。町の顔「ワイン城」は今、リニューアル工事中。
その間に、町民有志でこれからのまちづくりや観光についてアイディアを出そうとワークショップをしています。
すると、ワイン以外の町の顔 ...
スダレと絵手紙と
群馬県富岡市、駅から歩きだすと絵の描かれたスダレが目に入りました。
ヒマワリの絵に「人生楽しもう」なんてメッセージ。いろいろな絵があっちにも、こっちにも。
名物・ソースカツ丼を食べたお店の奥さんが、偶然その仕掛 ...
「湯せんぺい」に学ぶ
丸いサクサクとした食感の「湯せんぺい」は、小浜・雲仙温泉の土産物。
その昔ながらのお菓子に、かつて外国人がリゾートにたくさん来ていたころのイメージをのせて、少し高級でお洒落なものに変化させる。
そんな試みをして ...
土地の息吹を感じる店
那須塩原市で、いろいろなお店をのぞきました。身体を運ぶとその土地の新しい動きが分かります。
製麺店ではたくさんのカゴが売られ、若奥さんがドライフルーツ作り。
あるお土産屋さんでは、新しい素敵なブランド作りが展開 ...
2つのお花見
雲仙市小浜で、いま「ジャカランダ」という青紫の花が見頃です。
世界三大花木のひとつ、アフリカから50年前に種が届き、温泉で地面の暖かい小浜で上手く育ったようです。
市の木「ヤマボウシ」も見頃。花のようにみえるの ...