スローライフ運動

今回、奈良県十津川村で「スローライフ・フォーラムin十津川」を開催してきましたが、そこでは、6つの提言が発表されました。これはフォーラムに先立って、村民の方々と、我々村外のスローライフ学会会員が分科会を開き、話し合った内容を凝縮したも ...

美味しい話題

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寿司といっても、酢飯ではなく、高菜の漬物でごはんを包んであるのが「めはり寿司」です。海苔が手に入らない十津川村などの山国では、こういう握り飯を持って山仕事に行ったそうです。大口を開いてかぶりつくときに、眼を見張るから「めはり」とか。適 ...

ゆとりある記

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奈良県十津川村玉置神社は、役行者や弘法大師も修行に立ち寄ったと言われる古くからの聖地です。標高1000メートル近くに風格ある社が鎮座し、その後ろには樹齢3000年という神代杉がそびえています。近年はパワースポットとして若者にも人気。御 ...

ゆとりある記

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大河ドラマ「青天を衝け」に、先日出たばかりの群馬県富岡市「富岡製糸場」を訪ねました。晴れた青空のもと、賑わっています。都内からの修学旅行もあり、ガイドさん引率のいくつもの集団が、密にならないように。父の尾高惇忠に頼まれ、14歳でここの ...

美味しい話題

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市内5軒のお店が、地元野菜や肉類を何層にも挟み込んだバーガーの販売を始めました。島原半島ジオパークに因んだ名称。具材がいろいろな地層にみえたり、美味しい野菜は雲仙の土壌や水に由来、と思いを馳せたり。なかには18種類もの具材と生産者を紹 ...

ちょっとしたこと

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よく行くスーパーの鮮魚コーナーの、女性の売り子さんが気に入っています。魚屋なら「ヘイ!いらっしゃい。何にする」と、勢いよく迫られることが多いのですが、彼女はゆるい。「今日の〜、おすすめは〜イワシで〜す。いかがでしょうか〜〜」と、ソフト ...

ちょっとしたこと

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2週間前、うちにいると「位置について、よーい、ドン!」という、聞いたこちらも身構えてしまうほどの、女性の大きな掛け声がしました。ドン、の後はスタスタスタと道をかける音。その後、夫が現場を目撃、母と小5くらい男の子が、我が家横の細い一本 ...

お仕事で

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人に会うのは、ここのところずっとオンラインでした。便利ですが、人に会ったという気はしません。それが、ようやく一日に7人を訪ね回る機会がありました。直に会うと、表情、佇まい、声の勢い、弾ける憤り、匂い、などが伝わります。出してくださった ...

ゆとりある記

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雲仙温泉の名物「湯せんぺい」屋さんでは今まで通り、店主がニコニコと手焼き実演を。温泉旅館の料理長は、畑で様々な在来種の野菜、ハーブなどを栽培、これからお客様をご案内できるように、と張り切ります。地域おこし協力隊は方言をイラストやYou ...

ちょっとしたこと

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中村桂子さんのお話をうかがってから「みんな同じ生き物」という視点を大切にしています。そういう時に「ざんねんないきもの展」を見ました。青い舌を出して威嚇するも効き目の無いトカゲ、ノドに肛門のあるデンキウナギ、歯が全部奥歯のウツボなど。何 ...

ちょっとしたこと

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あの日、私は滋賀県守山市で商店街活性化のワークショップをしていました。皆さんとのお疲れ様会で居酒屋に入ると、賑やかなはずの店が静まり返り、誰もがテレビを見ています。「どしたの?」と言ったきり、私もくぎ付けになりました。この夜は興奮し「 ...

ゆとりある記

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東京・目黒「雅叙園」での展覧会「ニッポンのあかり 未来のひかり」を見ました。和紙・陶器・瓢箪などで出来た照明アートはそれなりに美しいのですが、「綺麗だね」「癒されるね」などと見入るカップルや家族連れに、この国のあかりが見えているのか。 ...

お仕事で

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東京都府中市のこの講座に参加しました。コロナのワクチン予約もネットでの時代、「オンラインできません」では命に関わります。覚えるきっかけがない、教わる相手がいない、そういう方々を助ける人を育てる仕組み、今必要なことです。私の役目は、サポ ...

スローライフ運動

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物販ということをおそるおそる始めると、いろんなことがありおもしろいです。「槙」を買われた方の生け方は多様、「手ぬぐい」もハチマキにする人もいれば、額装する人もいる。人の思わぬ一面が見えたり、想定外の反応があったり。物の売り買いを通して ...

ちょっとしたこと

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知人が「戦争の直接体験がなくとも、後に生まれた者でも、何かしらを語り継ぐべきだ」とSNSに書いていました。そこで私が思い出したのが「傷痍軍人」の姿です。デパートの入り口で白装束で物乞いをしていました。一方、私の父のギターケースに「大雨 ...

ゆとりある記

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広島平和公園で、沢山の蝉穴を見つけました。頭の上ではジンジンと大合唱が。爆心地近くに「馬碑」がありました。軍馬を慰霊する碑。そして、近くにはこの夏公開された旧陸軍の被爆遺構が。76年前、蝉も馬も人も一瞬に吹き飛び溶けたのでしょう。その ...

ちょっとしたこと

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コロナ禍で家の時間が多くなり、いまや外に出るのが恐怖の段階。そうなると窓辺の様子に活路を見出します。昨年の春から、我が家にはスズメのご飯台ができました。自由気ままなこの小さな鳥に、喜んだり、話しかけたり。親子スズメは、親が子に餌のパン ...

ちょっとしたこと

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炎天下、ブルーインパルスを見上げた日は、夜中までヘリコプターの音が響いていました。翌日、人手の様子を撮影する夫のお供で国立競技場に行くと、本当に混んでいます。みんな汗だくマスクで、2020と描かれた建物や大きな五輪オブジェで記念写真。 ...

ちょっとしたこと

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出張先の雲仙市で、この言葉を聞きました。高いところから「落ちた」という意味だそうです。こうした土地ならではの表現に出会うと嬉しくて、そこから話題が広がります。小さな日本ですが、多様な方言があるから面白い。共通語なんて実に窮屈、いまや誰 ...

ゆとりある記

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東京都府中市に仕事でうかがいました。駅前でふと見ると、大きなケヤキ並木が続いています。ビル群の中の緑、その先には「大國魂神社」がありました。意外に立派!と参拝。安産祈願の柄杓やカラスの団扇で疫病払いする習わしも。「もっと神事っぽい“く ...

ゆとりある記

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山奥の民宿での厳重なコロナ対策。こんなところまで、と正直思います。別の土地のホテルでは「短時間入浴、人との距離を、会話なしで」と大浴場に貼り紙。安全だけれど、心は安らかではありません。でも、民宿家族の笑顔に会い、子どもたちが大声で「バ ...

お仕事で

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十津川村谷瀬集落の元総代。初めてお会いしたとき、正直「こんな田舎に、こんなすごい人が!」と驚きました。それは私が、優秀な人は東京にいるという間違った思い込みでいたからでしょう。知性と感性の塊のような方。寄合での私の乱暴な意見に笑って頷 ...

ちょっとしたこと

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みんなの話題は、今や「ワクチン終わった?」「無観客?」です。東日本大震災の復興五輪なんてテーマは、どこかに消えました。そんな中で開催の「止まったままの時計-フクシマ10年-」写真展。写真家の夫と、その生徒さんの共同制作です。原発事故で ...

ちょっとしたこと

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姉夫婦と同居している96歳の母です。昔と違って、ラインでその様子が随時わかります。先日姉から連絡、「おばあちゃんが仰向けにひっくり返って起き上がれない」。とはいえ、姉も今、闘病中、母を起こす力がありません。結局、孫やひ孫が連携して、母 ...

ちょっとしたこと

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遠出はできませんが、散歩や日常の買い物には行きます。私は車を持たないので、もっぱら歩きます。いつもの道でなく違う道を行くと、いろいろな発見があります。面白い看板、綺麗なコケ、高層ビル下のお稲荷さん、「釣り地蔵」という名のお地蔵さん、「 ...

ちょっとしたこと

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オフェイスの緑化が進んでいます。緑があるのはいいですが、でも、業者任せで入れ替えられる緑には愛着が湧きません。生きる、伸びる、芽も根も感じないのでは、緑は壁や柱と一緒のただのハードでしょう。あ、芽が出てきた。水は足りてるかな。根詰まり ...

ちょっとしたこと

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私が高校一年のとき、父から真顔で「智子、和服で一人で、店でお酒を飲める女になりなさい」と言われました。その後、家出を図った私は、ずいぶん親不孝を重ねてきましたが、この教えだけ守りました。最近は着物は着ませんし、店にも入れない状況ですが ...

ちょっとしたこと

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都市の大病院の待合室、長い長い待ち時間に、いろいろな人をみます。仲の良さそうな老夫婦、イライラしているお爺さん、香水ムンムンのご婦人、秘書を連れた偉そうな人、宙を見て悩んでいる感じのお嬢さん。普段出会わないいろいろな人を見て、さまざま ...

ちょっとしたこと

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以前、私は近くの歩道の花壇を、勝手に世話をしていたことがあります。今はそんな場所もなく残念なのですが、どうも同好の士がいるらしく、ここ数年、少し離れた歩道の三角スペースに黄花コスモスの苗を誰かが植えています。最近も草が抜かれて綺麗に。 ...

ちょっとしたこと

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仲間と「旬」について考えています。魚類,野菜,果実などの最も美味な時期と定義しても、農業技術の進歩、気候変動などで本来の旬は消えています。食材カレンダーというのを見ると、1カ月から長くて8カ月間が旬というものもある。旬という字を掲げた ...