ゆとりある記

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こんなタイトルの写真展を見てきました。東京下町の商店街を撮った作品です。「いらっしゃい!」「また来たよ」というやり取りが聞こえてきそうです。お金とモノのやり取りだけでなく、笑顔と心のやり取りがある。それが大規模店と違う商店街の魅力でし ...

ゆとりある記

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遠出しないGW、近場の商店街へブラリ。同じような人で混んでいる街をいくと、思わず写真を撮りたくなるものがあります。靴屋さんの看板、ショーケースに積まれたケーキ、現代アート、神社の巫女さんの赤い袴。綺麗だったり、可愛いかったり。気持ちが ...

ゆとりある記

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家を見れば人がわかると言いますが、作家・林芙美子の家を見学し、彼女を理解できたように思えました。「客間よりも、茶の間と、台所にお金をかける」「東西南北風の吹き抜ける家」が彼女の家づくりのコンセプトだったそうです。新宿区・落合に残る林邸 ...

ちょっとしたこと

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コロナのおかげで、近場の散歩が習慣になっています。丁寧に歩くと、街にはいろいろなメッセージがあることがわかります。「経験力 やります!」と貼り出されている鯛焼き屋さん、「心美しければ顔それに従う」と筆文字のお寺。「在庫処分半セール額」 ...

ゆとりある記

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“おばあちゃんたちの原宿”といわれる「巣鴨地蔵通り商店街」、去年の2月は「おうちですごそう」という旗がなびき、人がいなかったのですが、今や賑わい復活です。皆がマスク姿である以外は、コロナ以前と変わらぬ人出。毎日7千、8千と数えられる感 ...

美味しい話題

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雲仙市で、「湯せんぺい」の食べ方を研究する催しがありました。小麦粉・卵・砂糖で作る、薄くて軽く丸いお菓子。お土産物として知られますが、これの違う食べ方を考えようというわけです。サラダのトッピングに、チーズとカナッペ風に、ビーフシチュー ...

ちょっとしたこと

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数か月ぶりに千葉の実家に行くと、母の生家の古い家が消え、更地になっていました。住んでいたが母の甥が亡くなったため、その息子さんが処分したのです。近くに住む母は、自分が生まれ育った家が壊される様子を毎日見ていたのでしょう。「しょうがない ...

ちょっとしたこと

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横浜市東戸塚を訪ねました。駅を降りると、大規模店と高層マンションがそびえています。圧倒されながらマンションの間を歩いていくと、意外に緑が豊か。開発と同時に自然に気遣ってきたのでしょう。驚いたのは旧東海道が狭い道幅ながら残り、道路を見下 ...

お仕事で

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5年間通った雲仙市の仕事が、一区切り。いよいよ最後というとき、造成中の「観光オリーブ園」に招かれました。「雲仙人(くもせんにん)」プロジェクトのお仲間、稲田信忠さんの手作りオリーブ園。オーナー制の第1号にならせていただきました。「ここ ...

美味しい話題

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十津川村ではお正月に「サンマ寿司」を作る習慣があります。それもなれずしです。一方、高菜の漬物でご飯を包む「めはり寿司」は日常的に。先日その両方をいただきました。サンマのなれずしは3カ月物。発酵した酸っぱいご飯が実に美味しい。めはりは自 ...

お仕事で

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奈良県十津川村谷瀬では干し芋のことを「ほしかいも」と言います。なぜか?「昔からそうだから」なんだそうです。その作業を手伝いました。集落でできたサツマイモを甘さが濃くなるまで保存し、良い所だけを蒸した後、さらに厚く皮をむいて熱々を干しま ...

お仕事で

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市民の方が、ちょっとした催しを開くとき、ミーティングをするときなどに、なんだかどうも現場が上手く回せない、ということが多々あります。「どうぞ皆さん、リラックスして忌憚のないご意見を」なんて台詞を、進行側が緊張してこわばった顔で言っても ...

お仕事で

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こんな名前の小さな催しがありました。雲仙市のミニトマト農家の青年が、猪も獲っている。そのお話を聞き、最後にはミニトマトの収穫もというわけです。猪猟の罠の説明や、良いミニトマトの見分け方など、とにかく専門的な話が興味深く、オンライン参加 ...

ちょっとしたこと

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10数年前からか、関東でも急に広がった「恵方巻」。もともと習慣にあった西のかたには当たり前でしょうが、関東人の私の幼少時には記憶にない風習です。あるコンビニが仕掛けた流行などと聞くと嫌になり、高級太巻など見ると一言いいたくなる。で、今 ...

お仕事で

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お家時間が長くなり「ハーバリウム」が人気、とニュースが伝えていました。ガラス容器にドライフラワーなどをオイルとともに入れ鑑賞する、インテリア。雲仙市で、地域にこだわったものを作ってみようとワークショップがありました。地元産のお花はもち ...

ちょっとしたこと

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『男はつらいよ』『家族はつらいよ』山田洋次・作の映画を、週末のテレビ放送で見ました。寅さんはもちろん、リリーもタコ社長もつらい。「家族」の方でも高齢者はつらい、嫁もつらい。大笑いしながらも「つらい」って言うの、いいなあと思いました。「 ...

ちょっとしたこと

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負け惜しみではないですが、コロナ禍でなければこうならなかったという良いこともあります。近所の散歩に目覚めた。夫の料理のレパートリーが増えた。洋服や化粧品を買わなくなった。スーパー滞在が短時間に。手洗いウガイの徹底で風邪を引かなくなった ...

美味しい話題

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ジャガイモが気になっています。ジャガ農家と知り合ったからかもしれません。ジャガは主役に脇役になり、たっぷり含まれるビタミンCが熱を加えても壊れにくい。種類も豊富で貯蔵もできる、食糧危機には救ってくれるはず。でもあまり注目されない、皆こ ...

ゆとりある記

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被災地の撮影を続けている夫に付き合って、新年は福島県浪江町・双葉町で迎えました。帰って来れる土地になりつつあっても、とても帰れる状態ではありません。10年という時間が雑草をはびこらせ、獣を増やし、人影はなく、おめでとうの声は聞こえませ ...

ゆとりある記

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空きペットボトルを持って、集まれ!レタス農家、ジャガイモ農家から声がかかり、雲仙市でペットボトルで灯籠を作る20人のワークショップとなりました。大晦日、ロウソクを灯し、千々石町の棚田を照らします。主婦グループは、ぜんざいを炊いてくれま ...

ちょっとしたこと

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『虫愛ずる姫君』ではありませんが、訳あってカタツムリを飼い始めました。名前は「デンちゃん」、霧吹きと飼育箱ごといただき、そのまま事務所に置いています。人間は勝手なもので、覗いたときに動いていないとつまらない。では動かないかというと、結 ...

スローライフ運動

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「スローライフは、田舎に移住して自給自足することですか?」先日この質問に「それも一つの在り方ですけど、イコールではないと思います」と答えました。都会のマンション暮らしでもスローライフはできますし、田舎でもファストライフの方はいます。そ ...

スローライフ運動

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「フォーラム」の意味を紐どくと、公共広場とか公事を論じる場所、共通の興味を持つ者が集まる場所とあります。ただ、毎回思うことですが、「スローライフ・フォーラム」においては、参加者の興味は多様、そこでの話題も多彩です。感想とならば、皆がそ ...

スローライフ運動

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2012年、十津川村谷瀬は、人口減少で集落を維持できない状況でした。でもここの人達は、寄合でアイディアを出し、それを確実に実行。奈良女子大の学生さんも加わり、酒米を育て「純米酒谷瀬」に。空き家を休憩所に。動き出すと移住者や子供も増えま ...

スローライフ運動

今回、奈良県十津川村で「スローライフ・フォーラムin十津川」を開催してきましたが、そこでは、6つの提言が発表されました。これはフォーラムに先立って、村民の方々と、我々村外のスローライフ学会会員が分科会を開き、話し合った内容を凝縮したも ...

美味しい話題

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寿司といっても、酢飯ではなく、高菜の漬物でごはんを包んであるのが「めはり寿司」です。海苔が手に入らない十津川村などの山国では、こういう握り飯を持って山仕事に行ったそうです。大口を開いてかぶりつくときに、眼を見張るから「めはり」とか。適 ...

ゆとりある記

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奈良県十津川村玉置神社は、役行者や弘法大師も修行に立ち寄ったと言われる古くからの聖地です。標高1000メートル近くに風格ある社が鎮座し、その後ろには樹齢3000年という神代杉がそびえています。近年はパワースポットとして若者にも人気。御 ...

ゆとりある記

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大河ドラマ「青天を衝け」に、先日出たばかりの群馬県富岡市「富岡製糸場」を訪ねました。晴れた青空のもと、賑わっています。都内からの修学旅行もあり、ガイドさん引率のいくつもの集団が、密にならないように。父の尾高惇忠に頼まれ、14歳でここの ...

美味しい話題

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市内5軒のお店が、地元野菜や肉類を何層にも挟み込んだバーガーの販売を始めました。島原半島ジオパークに因んだ名称。具材がいろいろな地層にみえたり、美味しい野菜は雲仙の土壌や水に由来、と思いを馳せたり。なかには18種類もの具材と生産者を紹 ...

ちょっとしたこと

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よく行くスーパーの鮮魚コーナーの、女性の売り子さんが気に入っています。魚屋なら「ヘイ!いらっしゃい。何にする」と、勢いよく迫られることが多いのですが、彼女はゆるい。「今日の〜、おすすめは〜イワシで〜す。いかがでしょうか〜〜」と、ソフト ...