ちょっとしたこと

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実家の梅を採りに行きました。放りっぱなしの樹なので小さいし傷だらけです。私が脚立に乗っていると、病と闘う姉がフラフラきて手伝います。初めて姉妹で梅を収穫、そしてこれが最後になるだろうことは二人ともわかっています。でも、なんだかんだ収穫 ...

ちょっとしたこと

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小川ゆきよさんという方の写真展「笑顔」をみました。実際に笑顔の人物写真は少なく、抽象的な作品も。視点がしなやかで瑞々しく、96歳という年齢を感じさせません。お知り合いに作品の説明をされている小柄なご本人の姿は、凛々しくもあります。きっ ...

ちょっとしたこと

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車の音に交じってお囃子の音が、新宿区四谷のビル街を山車が練り歩きます。家々やファストフードの店にも提灯が下がり、ここ数日、街の表情が変わりました。コロナ禍で久しぶりのお祭りです。何よりも、浴衣姿の子ども達がウキウキしている。とはいえ、 ...

ゆとりある記

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専用の馬蹄(ホースシュー)を杭に向けて投げる、輪投げに似たゲームです。東京都立川市「国立昭和記念公園」の大会にうかがいました。1キロの重い馬蹄を投げるだけ、なかなかこれが難しい。でも、実に楽しい!「普通、スポーツは人間が頑張ってスポー ...

ちょっとしたこと

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実家の母と姉の体調が思わしくありません。「一週間の間に2人が余命を宣告されるなんて珍しいよね」と笑う母。「もう着れないから、この服あげるね」と姉。入院せずに在宅を選び、2人とも妙に落ち着いています。私にできることは、料理を作りに行って ...

お仕事で

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横浜市戸塚区の、あるマンションのまちづくりを手伝っています。ワークショップでアイデアは山盛りですが、腕組みして考えてばかりじゃつまらない。ならばお試しで行動を、と希望の多かった「歴史探訪」のお散歩を実行しました。講師はもちろん住民のお ...

ゆとりある記

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こんなタイトルの写真展を見てきました。東京下町の商店街を撮った作品です。「いらっしゃい!」「また来たよ」というやり取りが聞こえてきそうです。お金とモノのやり取りだけでなく、笑顔と心のやり取りがある。それが大規模店と違う商店街の魅力でし ...

ゆとりある記

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遠出しないGW、近場の商店街へブラリ。同じような人で混んでいる街をいくと、思わず写真を撮りたくなるものがあります。靴屋さんの看板、ショーケースに積まれたケーキ、現代アート、神社の巫女さんの赤い袴。綺麗だったり、可愛いかったり。気持ちが ...

ゆとりある記

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家を見れば人がわかると言いますが、作家・林芙美子の家を見学し、彼女を理解できたように思えました。「客間よりも、茶の間と、台所にお金をかける」「東西南北風の吹き抜ける家」が彼女の家づくりのコンセプトだったそうです。新宿区・落合に残る林邸 ...

ちょっとしたこと

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コロナのおかげで、近場の散歩が習慣になっています。丁寧に歩くと、街にはいろいろなメッセージがあることがわかります。「経験力 やります!」と貼り出されている鯛焼き屋さん、「心美しければ顔それに従う」と筆文字のお寺。「在庫処分半セール額」 ...

ゆとりある記

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“おばあちゃんたちの原宿”といわれる「巣鴨地蔵通り商店街」、去年の2月は「おうちですごそう」という旗がなびき、人がいなかったのですが、今や賑わい復活です。皆がマスク姿である以外は、コロナ以前と変わらぬ人出。毎日7千、8千と数えられる感 ...

美味しい話題

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雲仙市で、「湯せんぺい」の食べ方を研究する催しがありました。小麦粉・卵・砂糖で作る、薄くて軽く丸いお菓子。お土産物として知られますが、これの違う食べ方を考えようというわけです。サラダのトッピングに、チーズとカナッペ風に、ビーフシチュー ...

ちょっとしたこと

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数か月ぶりに千葉の実家に行くと、母の生家の古い家が消え、更地になっていました。住んでいたが母の甥が亡くなったため、その息子さんが処分したのです。近くに住む母は、自分が生まれ育った家が壊される様子を毎日見ていたのでしょう。「しょうがない ...

ちょっとしたこと

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横浜市東戸塚を訪ねました。駅を降りると、大規模店と高層マンションがそびえています。圧倒されながらマンションの間を歩いていくと、意外に緑が豊か。開発と同時に自然に気遣ってきたのでしょう。驚いたのは旧東海道が狭い道幅ながら残り、道路を見下 ...

お仕事で

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5年間通った雲仙市の仕事が、一区切り。いよいよ最後というとき、造成中の「観光オリーブ園」に招かれました。「雲仙人(くもせんにん)」プロジェクトのお仲間、稲田信忠さんの手作りオリーブ園。オーナー制の第1号にならせていただきました。「ここ ...

美味しい話題

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十津川村ではお正月に「サンマ寿司」を作る習慣があります。それもなれずしです。一方、高菜の漬物でご飯を包む「めはり寿司」は日常的に。先日その両方をいただきました。サンマのなれずしは3カ月物。発酵した酸っぱいご飯が実に美味しい。めはりは自 ...

お仕事で

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奈良県十津川村谷瀬では干し芋のことを「ほしかいも」と言います。なぜか?「昔からそうだから」なんだそうです。その作業を手伝いました。集落でできたサツマイモを甘さが濃くなるまで保存し、良い所だけを蒸した後、さらに厚く皮をむいて熱々を干しま ...

お仕事で

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市民の方が、ちょっとした催しを開くとき、ミーティングをするときなどに、なんだかどうも現場が上手く回せない、ということが多々あります。「どうぞ皆さん、リラックスして忌憚のないご意見を」なんて台詞を、進行側が緊張してこわばった顔で言っても ...

お仕事で

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こんな名前の小さな催しがありました。雲仙市のミニトマト農家の青年が、猪も獲っている。そのお話を聞き、最後にはミニトマトの収穫もというわけです。猪猟の罠の説明や、良いミニトマトの見分け方など、とにかく専門的な話が興味深く、オンライン参加 ...

ちょっとしたこと

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10数年前からか、関東でも急に広がった「恵方巻」。もともと習慣にあった西のかたには当たり前でしょうが、関東人の私の幼少時には記憶にない風習です。あるコンビニが仕掛けた流行などと聞くと嫌になり、高級太巻など見ると一言いいたくなる。で、今 ...

お仕事で

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お家時間が長くなり「ハーバリウム」が人気、とニュースが伝えていました。ガラス容器にドライフラワーなどをオイルとともに入れ鑑賞する、インテリア。雲仙市で、地域にこだわったものを作ってみようとワークショップがありました。地元産のお花はもち ...

ちょっとしたこと

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『男はつらいよ』『家族はつらいよ』山田洋次・作の映画を、週末のテレビ放送で見ました。寅さんはもちろん、リリーもタコ社長もつらい。「家族」の方でも高齢者はつらい、嫁もつらい。大笑いしながらも「つらい」って言うの、いいなあと思いました。「 ...

ちょっとしたこと

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負け惜しみではないですが、コロナ禍でなければこうならなかったという良いこともあります。近所の散歩に目覚めた。夫の料理のレパートリーが増えた。洋服や化粧品を買わなくなった。スーパー滞在が短時間に。手洗いウガイの徹底で風邪を引かなくなった ...

美味しい話題

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ジャガイモが気になっています。ジャガ農家と知り合ったからかもしれません。ジャガは主役に脇役になり、たっぷり含まれるビタミンCが熱を加えても壊れにくい。種類も豊富で貯蔵もできる、食糧危機には救ってくれるはず。でもあまり注目されない、皆こ ...

ゆとりある記

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被災地の撮影を続けている夫に付き合って、新年は福島県浪江町・双葉町で迎えました。帰って来れる土地になりつつあっても、とても帰れる状態ではありません。10年という時間が雑草をはびこらせ、獣を増やし、人影はなく、おめでとうの声は聞こえませ ...

ゆとりある記

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空きペットボトルを持って、集まれ!レタス農家、ジャガイモ農家から声がかかり、雲仙市でペットボトルで灯籠を作る20人のワークショップとなりました。大晦日、ロウソクを灯し、千々石町の棚田を照らします。主婦グループは、ぜんざいを炊いてくれま ...

ちょっとしたこと

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『虫愛ずる姫君』ではありませんが、訳あってカタツムリを飼い始めました。名前は「デンちゃん」、霧吹きと飼育箱ごといただき、そのまま事務所に置いています。人間は勝手なもので、覗いたときに動いていないとつまらない。では動かないかというと、結 ...

スローライフ運動

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「スローライフは、田舎に移住して自給自足することですか?」先日この質問に「それも一つの在り方ですけど、イコールではないと思います」と答えました。都会のマンション暮らしでもスローライフはできますし、田舎でもファストライフの方はいます。そ ...

スローライフ運動

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「フォーラム」の意味を紐どくと、公共広場とか公事を論じる場所、共通の興味を持つ者が集まる場所とあります。ただ、毎回思うことですが、「スローライフ・フォーラム」においては、参加者の興味は多様、そこでの話題も多彩です。感想とならば、皆がそ ...

スローライフ運動

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2012年、十津川村谷瀬は、人口減少で集落を維持できない状況でした。でもここの人達は、寄合でアイディアを出し、それを確実に実行。奈良女子大の学生さんも加わり、酒米を育て「純米酒谷瀬」に。空き家を休憩所に。動き出すと移住者や子供も増えま ...