藁の家
藁で建てた家というと『三匹の子豚』の童話を思い出します。童話ではオオカミに吹き飛ばされてしまいますが、藁を固めた大きな建材を積み、周囲を土壁で塗り固めるとかなり強く、普通の家として暮らせるようです。
“ストローベイルハウス ...
市民力のプレ・フルーツ博覧会
“フルーツのまち”づくりを進めている和歌山県紀の川市。「フルーツ博覧会」を来年度計画中ですが、このほど模擬実験的に「プレ・フルーツ博」が開かれました。
市民手作りの、文化祭的な催し。市民が開発した「いちじくカレー」や、フル ...
雲仙「食」談義
雲仙市での「地方創生フォーラム」に関わって、私も含め皆さんが話題にしたのが“食の魅力”です。県外からの参加者に「雲仙どうでした?」と聞けば、まず、「美味しかった」という返事が戻るでしょう。
肉じゃが、かまぼこ、豚汁、高菜漬 ...
こやすば
山仕事の途中で小休止する場所を、地元では「こやすば」(小休場)というそうです。
奈良県十津川村谷瀬、「ゆっくり」をテーマにむらおこしをしているこの集落に「ゆっくり散歩道」「ゆっくり水車」に続いて、観光客が一休みできる「こや ...
お醤油育て
醤油発祥地・和歌山県湯浅町で、醤油工場を見学しました。巨大な樽のモロミを櫂という道具で混ぜ続ける、手間暇かけて本当の美味しさが育つとのこと。
ここで「マイ醤油」作りに挑戦しました。以来、我が家に持ち帰った材料入りのペットボ ...
農家で楽しむ
果物狩りが盛んな季節です。でも収穫だけではもったいない、果樹畑や農道、農家そのものが、とても魅力的な装置、都市住民は小さなことで大喜びです。
藪の中の色鮮やかな木の実、高枝切狭の扱い、ミカンの片手切り、段ボールのホチキス止 ...
飯山の時間
北陸新幹線が開通し、長野県飯山まで1時間40分で行けるようになりました。交通の便が良くなると、とかくまちの様子がガラリと変わるものです。
どうかしら?と出かけてみると、棚田はゆたかに輝き、映画『阿弥陀堂だより』に出てくるお ...
第5回米粉フェスタ
新潟県胎内市の「米粉フェスタ」に行ってきました。ここに私が通い始めてもう5年以上になります。
「もっちり・おいしい・まちづくり」という言葉を掲げ、米粉発祥の地にふさわしい観光まちづくりを進めてきた胎内市。
今年 ...
にんにくツーリズム
え?そんなのあるの?と思われるでしょう。青森県田子町、にんにく日本一を自負する小さな町で、これから始めようとしています。
ただの農産物としてでなく、にんにくで遊んだり、学んだり、交流したり。町中が、にんにくの生涯学習の場、 ...
雲仙のご馳走
10月31日と11月1日にスローライフ学会が手伝いしてフォーラムを開催する雲仙市。打ち合わせにうかがった1泊2日、あらゆるものを美味しくいただきました。こだわりのフレンチから、素朴な地元のスイーツまで。海と山の幸に恵まれて、それを使い ...
オンパクの力
2001年大分県別府市で行われた「別府八湯温泉泊覧会」(略してオンパク)、市民企画の体験するプログラムが市内各地で開催される仕組み。
この成功はそのノウハウが公にされたことにより、各地に浸透し開催されています。
街のメッセージ
群馬県富岡市の中心街を、地元のガイドさんの案内で歩きしました。ご案内通りについていったのですが、私の性分でしょうか、変なことが気になります。
神社の歴史よりそこで働いている職人さん、古い建物の特色よりそこに下がる昔の看板、 ...
移住促進
鹿児島県主催の「かごしま移住・交流促進対策会議」で、市町村担当者の方々へむけてワークショップをしてきました。
皆さん、わがまちにぜひ来てほしい、という思いでそれぞれに悩んでおいでです。
移住促進活動の上で大事な ...
体験プログラム
何時の間にやら観光交流の世界で、この言葉が定着しました。「どこへ行く?」よりも「何をする?」の方が優先される時代。体験メニューを上手くつくれば、有名観光地でなくとも人を呼ぶことができます。
さらに最近は「誰が、誰と?」が加 ...
三地蔵
新居の回りにお寺が多く、お地蔵さんもあります。入居早々家人が、入院し、手術となりました。
信心など縁ない私がお参りです。ひとつは阿弥陀如来ですが、勝手に「三地蔵参り」と呼んで、3か所のお寺を回る朝のお散歩。
無 ...
ふる~つかき氷
桃、キウイ、イチゴ、ハッサク、ミカン、果肉一杯の手作りフルーツソースをたっぷりかけた氷、売れに売れました!
紀の川市粉河の「ぷるぷるハウス」で、みんなで挑戦した地元のお祭りへの参加。余った農産物は商品になり、ガレージは店に ...
15分の旅
仕事で出かけた地で、急いでいてもタクシーなどに乗らず駅まで歩くといい時間になることがあります。
先日も、奈良県橿原市の耳成駅まで「歩くと15分以上かかりますけど・・」と伺ったのですが、雨上がりの炎天下を歩いてみました。
もつべきものは
都会暮らしはご近所や親戚づきあいがなく、人間関係がシンプル。身勝手に暮らせる分、いざというとき頼れる人に限りがあります。
その“いざ”が先日、突然やってきました。夫が救急車、しかも翌日は引っ越しという事態。さすがに私もパニ ...
協働のコーディネート
大掛かりな話ではなく、地域おこしを住民・行政の協働で進める、そのワークショップなどの現場コーディネートの話です。
例えば受付で、住民が「こんにちは」と同じ住民を迎えるのか?行政担当者が「ご参加ありがとうございます」と住民を ...
おひっこし
8年住んだ麻布を離れることにしました。いつも我が家の引っ越しは急に決まりますので、この数日は荷物づくり。というより、物との決別です。都会暮らしはハンドバック一つ捨てるにも大変です。
物だけではありません、世話してきた花壇は ...
飛んでるおじさん
こんなタイトルをつけたら失礼で、本来“空からの視察”などとすべきなのですが・・。
先日、ある組織のお偉い方が地域活動を視察の際、ハングライダー体験ということになりました。
「高所恐怖症だから」などと最初は尻込み ...
みんなの家
和歌山県紀の川市の仕事で、今年はここに通います。旅館に連泊はどうも嫌なので、空いていた家をお借りしました。駅前で1階がお店、2階が住まいだった造りです。
私が一人で、月に数日使うのだけではもったいない。そこで、観光まちづく ...
美しい富岡
世界遺産富岡製糸場については先日書きました。ここだけで帰る人が多いのですが、これはもったいない!市内には、特色ある神社や、素晴らしい眺望ポイントがあります。
もともと観光地ではなかったので、俗化されていません。邪魔な看板や ...
「視点展」入選
「視点」という名の全国公募写真展に入選しました。ただの入選ですが、3回目のチャレンジなので正直うれしいです。
全国各地へ出かける仕事柄、資料写真は撮ってきました。が、「それなら、作品性の強い写真も撮ってみれば」と家人に勧め ...
お茶ツーリズムの坂野さん
先日ふと新聞を見ると、以前私の事務所に居てアシスタントをしてくれていた坂野真帆さんが記事になっていました。静岡で“お茶ツーリズム”のツアーを企画運営、好評だそうです。
地域資源を活かして、手の届く範囲のやり方で、個性ある交 ...
入湯税でまちづくり
釧路市阿寒湖温泉では、この4月1日から入湯税が150円から250円になりました。
観光まちづくりを進めようとしても、お金がない。極寒の地で、どんどん街は劣化するばかり。ならば、財源確保にお客様にもご協力を、ということです。 ...