ファーマーズマーケット
いつの間にやら、都内各地で。田舎の産直朝市とは少々趣の違う市です。売っているものは、ナスやキュウリ、トマトにブドウと田舎のそれと変わらないのですが、とにかくファッショナブル。
売り方も、売る人も、そして買う人も。野菜までお ...
南牧村で食べたもの
短い滞在でも、貪欲に食べました。
「ほうとう」のような「おっきりこみ」、鰻重ではない「鱒重」、南牧キュウリの浅漬け、カボチャのサッと煮、炭とチーズの入ったお饅頭、おいしいお米のしっかりしたおむすび、名物コンニャクのお煮しめ ...
この夏の贈り物
印象深かったのは佐賀でいただいた「レモングラス」と、岩手県遠野から届いた「夕顔」です。
ススキのように元気なレモングラスはハーブティーとして味わい、根元は植えると、今や再びススキのように育ちました。
巨大な夕顔 ...
ちびっこ増やし隊
奈良県川上村にこんな名前のグループがあります。
子供のいる女性たち、男性たちがゆる~く繋がって「まあ、楽しくやろうよ!」と活動しています。
この人たちに合うと、田舎暮らしは楽しい、子供がいるとさらに楽しい、とい ...
フルーツ・ツーリズムGO!
果物産地、和歌山県紀の川市で、フルーツ産業を観光に結び付けようと、市民100人が集まり、初のワークショップ。みんなで400を超えるアイディアを書きだして、盛り上がりました。
単なる“産地買い”や“もぎ取り”だけでない、フル ...
たらふく太良町
佐賀県の南東、有明海に面した太良町に行ってきました。かつて景行天皇がこの地を訪れた際、「ところせまけれども食物豊に足らえり。豊足(たらい)の村と云うべし」と語ったとか。以来、この地を「たら」と呼ぶようになったそうです。
確 ...
普通の家に泊まる
父、母、息子、娘、そんな家族が暮らすお宅に、先日2日間泊めていただきました。
朝、茶がゆの香りと母息子の会話で、こちらもだんだん目覚めます。夜は、父娘が仲良く焼くたこ焼きを、楽しませてもらいました。
海辺の集落 ...
エビじゃこ
和歌山県海南市下津町大崎の夏の味です。トロール船のある大崎では、この時期海底から沢山の芝エビが泥とともに揚るそうです。これを船の上で選別、港に水揚げされると奪い合うようにして地元の人が買い占めます。
「エビじゃこ」と呼ぶこ ...
久慈のおいしい味・人・こと
旅先で女性一人で飲み屋さんに入ったとき、ほっとできて、お店の人もお客さんもいい人で、なおかつ地元のものが本当においしい。となるとそれだけで、「このまちいいな」と思います。
さらに、まちをブラついてなるほどと思ったり、笑った ...
人口増、住民の45%が移住者。
人口減のなか、人が増えているうらやましいところへ行ってきました。和歌山県那智勝浦町、急峻な山肌に396人が暮らす色川地区、その半分近くが移住者です。
正直、なぜ?と思いましたが、説明をうかがい納得しました。即、家・農地・仕 ...
もう、産まない!と宣言したくなる
いつもほのぼの話題のブログですが、今回は私、怒っております。都議会のセクハラ野次は、世界の恥。これを「特定できない」などとお茶を濁していた自民党、本人が名乗り出たとて、あれが本音でしょう。
おやじたちは「もう、産まないよ。 ...
なれ寿司30年もの
和歌山県新宮市で、30年前の「サンマのなれ寿司」をいただきました。熟成しきった寿司には形がありません。どろりとしたお粥状のものが、お猪口に少量出てきました。
恐る恐る、食べるというより舐めると、ほんの少しで口中に濃い旨みと ...
弱者の買い物
先日、スーパーのエスカレーターを降りたところで、杖をついたおじいさんがよろけ、そこへ次々と人が来て少々危ない状況でした。
同じ日、フライ売り場では、やはりお年寄りがほしいものをトングでとれず諦めていました。
弱 ...
おしゃべりな「めっけもん広場」
各地に道の駅的施設はたくさんありますが、ここはポップが秀逸。和歌山県紀の川市の「めっけもん広場」、地元新鮮野菜があふれる店内に、それをさらに使いたくなる、料理したくなる情報があふれています。
梅酒・トマトソースの作り方、タ ...
ビワの葉騒動
友達がビワの樹を剪定しました。その枝を一本事務所に飾ってくれました。大きな緑の葉が美しい!
調べるとビワの葉には薬効があるとか。ならばと捨てる前に、枝を山ほどいただき、あちこちにお分けしました。
湿布に使った人 ...
気持ちいい宿
いい宿というと、昔は、豪華な建物、仲居さんがずらりと並んでお出迎え、食べきれないほどの料理が並ぶ、そんなところでした。
でも今は、宿の主ご夫婦がとても仲良くいい笑顔だったり、女将さんが手作りデザートを丁寧に説明してくれたり ...
二ツ井、二冊のさよなら
秋田県・二ツ井は合併して能代市となったまちです。先日ここの二冊の小冊子を知りました。
一冊は8年前の合併時に発行の全国誌『月刊地図中心』のさよ
なら二ツ井特集。
もう一冊は今年春、二ツ井ふくし会発行の『 ...
私の仕事
「野口さん、具体的にどんな仕事をしているんですか?」とよく聞かれます。
確かに、“ゆとり研究所”とか“スローライフ運動”とか言っても、分かりにくいですよね。
最近のものから、仕事的なものを拾いました。思い出した ...
春を味わう南信州
飯田の街の名物リンゴ並木が満開です。その白い花を眺めながら、地元の採れたて野菜のバイキングランチ。
商店街を歩けば八百屋さんに土地の山菜の緑が美しく、タケノコは山盛り。お土産用にっそく入手です。
朝食には、近く ...
百年前の日本
広島のスローライフ学会会員・遠北剛さんから、大正9年(1920年)に出版された『百年後の日本』という本をお借りしていました。
各界名士400人近くから集めた100年後の展望です。お返しするにあたって今一度見ると、当時の人た ...
おばちゃんの秋葉原
少し前は若い男性中心だった秋葉原が、変わっています。
高架下におしゃれな工房が並び、全国の逸品を売る「日本百貨店」が。昨年夏にはその食品館もでき、この春は駅構内に東日本各地“のもの”が買える「のもの」という店もできました。 ...
素敵な100歳
「日本初の女性報道写真家・笹本恒子100歳展」を見ました。彼女の撮った、社会で活躍した明治生まれの女性たちの写真が良かった。
撮っているのも、撮られているのも相当なおばあちゃん。小説家、画家、社会運動家、それぞれにかっこよ ...
ゆっくり散歩道
古くからの集落は、他所の人に用心深いものです。IターンやUターンの新住民歓迎とは言いながらも、「変な人が来ちゃ困る」というのが本音。
知らない人がむらを歩くだけでも「ごみを捨てないか、山菜を盗らないか」など心配です。
ブラリ・パチリ
写真に目覚めました。とはいえ高校時代からカメラはいつも身近にあり、撮りまくってきました。
仕事がら撮ることは多く、フェイスブックもブログもやっているので、毎日何かしら撮っています。しかし情報伝達が主でした。
そ ...
「風の島」ってなに
鳥羽市菅島のことは、何度も書いてきました。伊勢海老の干物を初めて作った時のこと、その干物に行きつく、島のもともとの「干す文化」のこと。
そして、一昨日、島に伺った時は、みんなで「風の島」であることについて考えまし
「おいしい那須暦」
栃木県那須町の住民グループが、8年間作り続けている暦があります。土地の素朴な料理や、農産物、農作業、伝統、自然などを、季節を追いながら365アイテム数え上げ、それを絵にしてあります。素人絵がほのぼのしていて、根強い人気。
...
牛窓撮影ウォーク
岡山県瀬戸内市牛窓(うしまど)、朝鮮通信使が寄港した歴史をもつ古い港町。ここで「わくわくまち歩き@牛窓ウォーク」というワークショップをやりに、行ってきました。
歩くだけではなく、気になった風景を写真に撮りながらのお散歩。撮 ...