稲むらの火
20年前に阪神・淡路大震災のあった日、今年の1月17日に私は和歌山県広川町にいました。
ここは安政元年の大地震・大津波で被害を受けています。その時、逃げ惑う人々を高台へと、大切な「稲むら」に火を放って導いた。この話はあまり ...
6次産業化というけれど
ここ数年、商品開発といえば“六次産業”で、と皆さんが夢中になっています。しかしながら、そうそうすぐに商品開発などはできません。さらに、売るというところまでは・・・。先日、三重県津市にうかがって、その話をしました。
「即、味 ...
日本一長い商店街
私は商店街が大好きです。「一店逸品運動」という商店街活性化の仕事をしてきたからということだけでなく、どこに行ってもいつの間にやら商店街をウロウロしてしまいます。
商店街は何ていうか、生き物みたいなんですね。元気があったりな ...
ちょっといい話
筑紫哲也さんがお元気だったころ、こんなことをよくおっしゃっていました。「世の中にある“良いニュース”を、もっと発信すべきだ」と。
眉をしかめるような、いわゆる“悪いニュース”の方が人の注目を集めるけれど、それでは世間は嫌な ...
加工場はできたけど
とある山里の集落に農産物加工場ができました。村おこしの助成金を申請し、それが叶って、建物ができ、ピカピカの加工機械も揃いました。
でも「ここで誰が何をするの?」ということに。
事を進めた男性陣は、「建てれば女衆 ...
フードツーリズム
最近よく聞くことばです。地域の伝統的な味の生産現場を訪ねたり、産物の収穫・料理体験をしたり、街の名物料理を食べ歩いたり。その範囲は広く内容も様々ですが、“口”を運ぶ観光には変わりありません。
宮崎県都城市でも雇用機会の拡大 ...
高岡スローライフ逸品研会
富山県高岡市に行ってきました。2年前に「スローライフ逸品フォーラム」を市民の皆さんとNPOスローライフ・ジャパンとで開催した土地です。
当時は工事中だった駅がすっかり完成し、なんだか街がピカピカしている印象。あとは来年3 ...
ゆうべし
「柚餅子」とか「ゆべし」と呼ぶ、クルミなどの入ったモチモチした甘いお菓子は各地にありますが、柚子の中身をくり抜いて、そこに様々な物を調合した味噌を詰めて作る、塩辛いお酒の肴になる柚餅子は珍しいものです。
しかも、ここ吊り橋 ...
鶏食文化
「お刺身といえば鶏ですね。お酒のあてなら炭火で焼いた鶏ですね。鶏専門の直売店があるんでそこで買います。豚も、牛も直売所がありますよ」日本一の畜産のまち、宮崎県都城市でのお話です。
なるほど、ぶらりと入った店では鶏のメニュー ...
餅まきツーリズム
昔は、家の建前といえば餅をまき、祭りだといえば餅をまく。餅まきが日常的にありました。それがいつしか無くなって、都市部ではほとんど見られません。
「ならば、餅まきに都会の人を混ぜてあげよう」「餅まきだって、観光交流の体験メニ ...
たらい舟
岐阜県大垣、大垣城の外堀で名物の「たらい舟」に乗りました。由来は関ケ原合戦まで遡りますが、そうした戦国秘話よりも、とにかくおもしろい!
普通、乗り物は、より早く効率的にと進みますが、これは逆。楕円形の舟は、船頭さんが操れど ...
活版印刷体験
岐阜の「長良川おんぱく」という催しで、生まれて初めての活版印刷を体験してきました。
活字を拾い、活字を組み、インクを練って塗り拡げ、ローラーにつけて、紙を挟み、レバーをギュッと押して初めて印刷されるいくつかの文字。 ...
紅葉柿の葉寿司
久しぶりに奈良県川上村へ行きました。名物の柿の葉寿司を食べると、使っている柿の葉が美しい紅葉でした。季節は巡っているのですから、地元の人にとっては当たり前のことです。
なんとなく柿の葉寿司とはいつも緑色と思い込んでいた、自 ...
空き家考
地方の人口を増やすために、各自治体は空き家バンクを設け移住者獲得に必死です。役場は空き家の不動産屋化し、あらゆる手段で都市の人を呼び込もうとしています。
でも、この空き家の扱いは、都市部の賃貸物件のように簡単には行きません ...
ご近所遊び
遠方に行く仕事が多いので、休みの日は出かけたくありません。でも都会の狭
いマンションに一日いるわけにもいかない。で、近所を散歩します。高層ビルも
商店も住宅も混じっている街、お店を覗いたり、小さな花を愛でたり、写真を ...
アセ早寿司作り
紀州にはサバなどをアセという植物で巻いた「なれ寿司」があリますが、これは匂いが強烈で時間もかかり、一般家庭ではだんだん作られなくなっています。
ご飯の自然発酵を待たず、最初から酢飯にして押しをし、サッとつくる早寿司の方が今 ...
第4回米粉フェスタ
半年ぶりに米粉発祥の地、新潟県胎内市に行ってきました。9月27日・28日と「米粉フェスタ」があったからです。
米粉をテーマにしたお祭り、米粉グルメのお店35軒が並ぶ「米粉れすとらん」が中心ですが、今年は市内の祭りの山車
ファーマーズマーケット
いつの間にやら、都内各地で。田舎の産直朝市とは少々趣の違う市です。売っているものは、ナスやキュウリ、トマトにブドウと田舎のそれと変わらないのですが、とにかくファッショナブル。
売り方も、売る人も、そして買う人も。野菜までお ...
南牧村で食べたもの
短い滞在でも、貪欲に食べました。
「ほうとう」のような「おっきりこみ」、鰻重ではない「鱒重」、南牧キュウリの浅漬け、カボチャのサッと煮、炭とチーズの入ったお饅頭、おいしいお米のしっかりしたおむすび、名物コンニャクのお煮しめ ...
この夏の贈り物
印象深かったのは佐賀でいただいた「レモングラス」と、岩手県遠野から届いた「夕顔」です。
ススキのように元気なレモングラスはハーブティーとして味わい、根元は植えると、今や再びススキのように育ちました。
巨大な夕顔 ...
ちびっこ増やし隊
奈良県川上村にこんな名前のグループがあります。
子供のいる女性たち、男性たちがゆる~く繋がって「まあ、楽しくやろうよ!」と活動しています。
この人たちに合うと、田舎暮らしは楽しい、子供がいるとさらに楽しい、とい ...
フルーツ・ツーリズムGO!
果物産地、和歌山県紀の川市で、フルーツ産業を観光に結び付けようと、市民100人が集まり、初のワークショップ。みんなで400を超えるアイディアを書きだして、盛り上がりました。
単なる“産地買い”や“もぎ取り”だけでない、フル ...
たらふく太良町
佐賀県の南東、有明海に面した太良町に行ってきました。かつて景行天皇がこの地を訪れた際、「ところせまけれども食物豊に足らえり。豊足(たらい)の村と云うべし」と語ったとか。以来、この地を「たら」と呼ぶようになったそうです。
確 ...
普通の家に泊まる
父、母、息子、娘、そんな家族が暮らすお宅に、先日2日間泊めていただきました。
朝、茶がゆの香りと母息子の会話で、こちらもだんだん目覚めます。夜は、父娘が仲良く焼くたこ焼きを、楽しませてもらいました。
海辺の集落 ...
エビじゃこ
和歌山県海南市下津町大崎の夏の味です。トロール船のある大崎では、この時期海底から沢山の芝エビが泥とともに揚るそうです。これを船の上で選別、港に水揚げされると奪い合うようにして地元の人が買い占めます。
「エビじゃこ」と呼ぶこ ...
久慈のおいしい味・人・こと
旅先で女性一人で飲み屋さんに入ったとき、ほっとできて、お店の人もお客さんもいい人で、なおかつ地元のものが本当においしい。となるとそれだけで、「このまちいいな」と思います。
さらに、まちをブラついてなるほどと思ったり、笑った ...
人口増、住民の45%が移住者。
人口減のなか、人が増えているうらやましいところへ行ってきました。和歌山県那智勝浦町、急峻な山肌に396人が暮らす色川地区、その半分近くが移住者です。
正直、なぜ?と思いましたが、説明をうかがい納得しました。即、家・農地・仕 ...


