ゆっくり体験
NPOスローライフ・ジャパンが応援する奈良県十津川村谷瀬で「ゆっくり体験」が行われました。昨年春整備した「ゆっくり散歩道」を歩き、今年3月にできた水車を眺め、名産の高菜漬けで「めはり寿司」を作り、むらの行事「餅まき」にも参加する1日。 ...
紀の川市の「ジャムおじさん」
男性が料理に目覚めると、妙に凝る人がいます。それは趣味の領域だからかもしれませんが。これまで、蕎麦打ち、米粉料理、お菓子作り、魚料理、漬物、などに“はまった”おじさんに出会いました。
それぞれに講釈が素晴らしく、とみに美味 ...
那須塩原のカフェへ
那須塩原市ができて10周年の、記念シンポジウムに参加しました。定住人口を増やすことが話題に。
終了後、会場近くの黒磯の商店街に新しくできたカフェで友達と語り合いました。古い商店街が若者にリメイクされ、個性的で独特な雰囲気の ...
他の地域と繋がろう
先日、栃木県那須町「なすとらん倶楽部」の10周年フォーラムに、新潟県胎内市で米粉でまちおこしをしているメンバーの姿がありました。
同じ「食」にこだわったまちおこしを進める那須町の様子を、早朝からバスに乗りあって学びに来たの ...
谷瀬の「ゆっくり水車」
お馴染みの奈良県十津川村谷瀬に、水車ができました。昨年「ゆっくり散歩道」を整備したこの集落、今年は水車を造ったのです。
回る速度は普通なのですが、地元の木を使い、地元の大工さんと皆が力を合わせて手造り。谷瀬の水で回り、少し ...
「特急はくたか」ありがとう
富山県高岡市と、長いお付き合いがあります。そのため今回、北陸新幹線開通で消える「特急はくたか」には、ずっとお世話になりました。
越後湯沢から、ほくほく線を行くときは豪雪地帯の暮らしを間近に眺め、日本海側を走るときは、海原に ...
つぎのワークショップ
和歌山県広川町津木(つぎ)という地区に、3回ほど地域おこしの会合のために通いました。
「ワークショップなんてしたことないよ」という土地、皆が意見を出すのも下手でした。それが、最後は”つぎのくつろぎ” ...
ぶらり桐生
かつて何かの産業が栄えていたというまちは、寂しさは漂いますが味わいがあるものです。
群馬県桐生市、昔、織物産業が栄えていたまち。延々続くシャッター通り、でも鋸屋根の工場建物や、女工さんが通った銭湯がまだ健在。一部は素敵なカ ...
人×人
久しぶりに長野県飯田市に行きました。地域観光を育ててきた人たちの、交流と発表を兼ねた会です。
以前は遠慮がちだった人たちがずいぶんたくましくなって、実現可能な新しい企画を次々と発表してくれます。
そこにまた新し ...
ゆっくりの街に
神奈川県藤沢市鵠沼で「ゆっくり運動」をしている皆様のところに、さらに、スローライフの話をするため伺ってきました。
聞けば、商店街でも高齢者の方に、支払いなどあせらず「ゆっくりでいいですよ」と声掛けの運動をしているそうです。 ...
稲むらの火
20年前に阪神・淡路大震災のあった日、今年の1月17日に私は和歌山県広川町にいました。
ここは安政元年の大地震・大津波で被害を受けています。その時、逃げ惑う人々を高台へと、大切な「稲むら」に火を放って導いた。この話はあまり ...
6次産業化というけれど
ここ数年、商品開発といえば“六次産業”で、と皆さんが夢中になっています。しかしながら、そうそうすぐに商品開発などはできません。さらに、売るというところまでは・・・。先日、三重県津市にうかがって、その話をしました。
「即、味 ...
日本一長い商店街
私は商店街が大好きです。「一店逸品運動」という商店街活性化の仕事をしてきたからということだけでなく、どこに行ってもいつの間にやら商店街をウロウロしてしまいます。
商店街は何ていうか、生き物みたいなんですね。元気があったりな ...
ちょっといい話
筑紫哲也さんがお元気だったころ、こんなことをよくおっしゃっていました。「世の中にある“良いニュース”を、もっと発信すべきだ」と。
眉をしかめるような、いわゆる“悪いニュース”の方が人の注目を集めるけれど、それでは世間は嫌な ...
加工場はできたけど
とある山里の集落に農産物加工場ができました。村おこしの助成金を申請し、それが叶って、建物ができ、ピカピカの加工機械も揃いました。
でも「ここで誰が何をするの?」ということに。
事を進めた男性陣は、「建てれば女衆 ...
フードツーリズム
最近よく聞くことばです。地域の伝統的な味の生産現場を訪ねたり、産物の収穫・料理体験をしたり、街の名物料理を食べ歩いたり。その範囲は広く内容も様々ですが、“口”を運ぶ観光には変わりありません。
宮崎県都城市でも雇用機会の拡大 ...
高岡スローライフ逸品研会
富山県高岡市に行ってきました。2年前に「スローライフ逸品フォーラム」を市民の皆さんとNPOスローライフ・ジャパンとで開催した土地です。
当時は工事中だった駅がすっかり完成し、なんだか街がピカピカしている印象。あとは来年3 ...
ゆうべし
「柚餅子」とか「ゆべし」と呼ぶ、クルミなどの入ったモチモチした甘いお菓子は各地にありますが、柚子の中身をくり抜いて、そこに様々な物を調合した味噌を詰めて作る、塩辛いお酒の肴になる柚餅子は珍しいものです。
しかも、ここ吊り橋 ...
鶏食文化
「お刺身といえば鶏ですね。お酒のあてなら炭火で焼いた鶏ですね。鶏専門の直売店があるんでそこで買います。豚も、牛も直売所がありますよ」日本一の畜産のまち、宮崎県都城市でのお話です。
なるほど、ぶらりと入った店では鶏のメニュー ...
餅まきツーリズム
昔は、家の建前といえば餅をまき、祭りだといえば餅をまく。餅まきが日常的にありました。それがいつしか無くなって、都市部ではほとんど見られません。
「ならば、餅まきに都会の人を混ぜてあげよう」「餅まきだって、観光交流の体験メニ ...
たらい舟
岐阜県大垣、大垣城の外堀で名物の「たらい舟」に乗りました。由来は関ケ原合戦まで遡りますが、そうした戦国秘話よりも、とにかくおもしろい!
普通、乗り物は、より早く効率的にと進みますが、これは逆。楕円形の舟は、船頭さんが操れど ...
活版印刷体験
岐阜の「長良川おんぱく」という催しで、生まれて初めての活版印刷を体験してきました。
活字を拾い、活字を組み、インクを練って塗り拡げ、ローラーにつけて、紙を挟み、レバーをギュッと押して初めて印刷されるいくつかの文字。 ...
紅葉柿の葉寿司
久しぶりに奈良県川上村へ行きました。名物の柿の葉寿司を食べると、使っている柿の葉が美しい紅葉でした。季節は巡っているのですから、地元の人にとっては当たり前のことです。
なんとなく柿の葉寿司とはいつも緑色と思い込んでいた、自 ...
空き家考
地方の人口を増やすために、各自治体は空き家バンクを設け移住者獲得に必死です。役場は空き家の不動産屋化し、あらゆる手段で都市の人を呼び込もうとしています。
でも、この空き家の扱いは、都市部の賃貸物件のように簡単には行きません ...
ご近所遊び
遠方に行く仕事が多いので、休みの日は出かけたくありません。でも都会の狭
いマンションに一日いるわけにもいかない。で、近所を散歩します。高層ビルも
商店も住宅も混じっている街、お店を覗いたり、小さな花を愛でたり、写真を ...
アセ早寿司作り
紀州にはサバなどをアセという植物で巻いた「なれ寿司」があリますが、これは匂いが強烈で時間もかかり、一般家庭ではだんだん作られなくなっています。
ご飯の自然発酵を待たず、最初から酢飯にして押しをし、サッとつくる早寿司の方が今 ...
第4回米粉フェスタ
半年ぶりに米粉発祥の地、新潟県胎内市に行ってきました。9月27日・28日と「米粉フェスタ」があったからです。
米粉をテーマにしたお祭り、米粉グルメのお店35軒が並ぶ「米粉れすとらん」が中心ですが、今年は市内の祭りの山車
ファーマーズマーケット
いつの間にやら、都内各地で。田舎の産直朝市とは少々趣の違う市です。売っているものは、ナスやキュウリ、トマトにブドウと田舎のそれと変わらないのですが、とにかくファッショナブル。
売り方も、売る人も、そして買う人も。野菜までお ...
南牧村で食べたもの
短い滞在でも、貪欲に食べました。
「ほうとう」のような「おっきりこみ」、鰻重ではない「鱒重」、南牧キュウリの浅漬け、カボチャのサッと煮、炭とチーズの入ったお饅頭、おいしいお米のしっかりしたおむすび、名物コンニャクのお煮しめ ...