アルテピアッツァ美唄
アルテピアッツァはイタリア語で芸術広場の意味、北海道美唄市の彫刻美術館です。
廃校となった小学校を活用し、美唄出身の彫刻家・安田 侃(かん)氏の作品約40点を常設展示しています。
雪のなかにそびえる巨大彫刻、古 ...
美唄鶏物語
北海道美唄市(びばい)に行ってきました。「焼き鳥」と「とりめし」が名物です。
明治に入植した開拓団は、大正時代稲作が本格的になっても貧しかった。そのため農民に雄雌の鶏を貸し出して雛を増やし、収入と栄養にする仕組みが考えられ ...
頑張る女性たち
2001年から続く、北海道阿寒湖温泉の「まりも倶楽部」。2006年からの、東京八王子市の「エンツリー」。いずれも女性たちの地域おこしグループです。
久しぶりにお会いすると、かつての活動に続く地元のマップ作りをしていたり、講 ...
1時間の森歩き
北海道阿寒湖温泉の森を、ほんの1時間散策しました。
冬枯れの森は見通しが良く、積雪がまだなので熊笹の緑も鑑賞できます。
湧水の流れには水芭蕉の株があり、硫黄の匂いの先には熱い温泉ガスの湧く“ボッケ”という名の泥 ...
ロケットストーブ料理
オイル缶を2つ繋ぎ、なかに煙突を通したロケットストーブは、少しの薪で強い火力が得られるため、アウトドアや災害時の備えに人気です。
紀の川市でこのほどストーブオーナーが集まって、料理を作りパーティーをする催しがありました。
黒豆枝豆の収穫
和歌山県紀の川市鞆渕は黒豆産地です。暮れになると引っ張りだこになる人気の黒豆です。
昨年この黒豆の煮豆の写真を撮ったところ好評でした。ならばその黒豆のオーナーになろうと2区画申込み、このたび枝豆収穫となりました。
案山子
案山子というと、ユーモラスでもあり、多少もの悲しさも感じる印象でした。それが最近、案山子はめっぽう明るい観光資源になっています。
奈良県明日香村に先日うかがうと、70体の案山子の人気投票イベントが。観光客が棚田に行列で撮影 ...
新しく見る
岡山県新見市へ行ってきました。古い町並みや建物、路地が残るいい街です。
昔の食器、料亭の造りなどを解説していただきながら見学すると、そのデザインや機能、昔の人の遊び心などに驚きます。
今の時代こういうことが必要 ...
高校生頑張る
各地で高校生が、地域おこしに頑張る姿を見かけます。私が滞在する紀の川市粉河、ここの築100年の「山崎邸」という文化財住宅をのぞくと、粉河高校のグループが夏のイベントに取り組んでいました。
地元特産のフルーツピザを焼いたり、 ...
蛍もとめて
紀の川市鞆渕へ蛍を見に行きました。小さな山里の、清流から自然に蛍が湧いています。
街路灯もない闇の中、蛍求めて足元おぼつかなく歩きました。星空が、黒々と山の輪郭を描きだし、カエルの声がやけに大きく響きます。
栗 ...
「大しめなわ創作館」
島根県飯南町(いいなん)でここを見学しました。長さ13.5メートル、重さ4.5トン、出雲大社の大しめ縄もここで造られているそうです。
全国の神社からはもちろん、海外からの注文も。ドバイのお金持ちからは、私邸の日本庭園東屋用 ...
ファーマーズ・マーケット
各地にありますが、私が行くのは近くの東京・青山。農産物を買うだけでなく、ここには皆がいろいろな「こと」を求めて来ます。
安心安全は当たり前、試食や農家との会話はもちろん、もっと求めているのは生活提案でしょう。
...
ロケットストーブ
小型のドラム缶「ペール缶」を2つ繋ぎ、なかに煙突を通し、パーライトを煙突の周りに詰める。煙突の下で薪を燃すゴーッとロケットのような音を立てて燃え上がり、煙突の上で調理ができる。燃焼効率が良く煙はほとんどない。
アウトドアや ...
ブラリ神楽坂
地方の方には「それ、どこ?」という場所でしょうが、都内の方には「ああ、あそこ」という場所。新宿区・早稲田通りの一部、約500メートルほどの緩い坂。
大正時代の花街の風情が残り、石畳の路地などで知られます。
今風 ...
無駄なこと
果物で笛を作る、というワークショップに参加しました。リンゴ、イチゴに穴をあけて吹いてみる。ハッサクやキウイフルーツはどうか?
ふ~~っ、ふ~っ、どう吹いても鳴りません。そのうち貧血を起こしそうになり、悔しいので食べちゃえと ...
ハッサクの力
ハッサクのほろ苦さが、花粉症の症状を緩和させる等で再注目なのだそうです。
そのハッサクでポン酢を作りました、鰹節をたっぷり使って意外に簡単。1年持つそうです。
マーマレードは樹上で完熟したものを使ったために甘味 ...
「国栖奏」
奈良県吉野町南国栖に伝わる「国栖奏(くずそう)」という祭事に参加してきました。
吉野川岸壁に建つ小さな拝殿、わずかな敷地に人が集まり外側からは神事も舞も見えません。
でも、1600年前に発する歌舞だと知ると、雪 ...
「三奇楼」の時間
古い建物を改修し、地域おこし拠点やゲストハウスにする動きが盛んです。
奈良県吉野町の三奇楼もそのひとつ。料亭旅館だった建物が感じのいい宿泊施設になっています。
旅館ではないので基本、自分で自分の世話をする。地元 ...
上市パチリ
奈良県吉野町上市は、思わず写真を撮りたくなるまちです。
「特化した産業が衰退したまちは、フォトジェニックだ」とは、写真を撮る家人の言葉。
なるほどかつて吉野材の集散地だった上市は、静かに独特の雰囲気が漂っていま ...
フルーツピクニックランチ
和歌山県紀の川市の「フルーツのまちおこし」が、盛り上がっています。
今はちょうどキウイフルーツの収穫期。そのキウイについて学んだ後、昨年開催のフルーツ料理コンテストで1位だった「塩キウイチキン」はじめ、市内の有名フルーツ料 ...
安曇野スタイル
長野県安曇野で開催された、「安曇野スタイル2016」という催しに行ってきました。
クラフト作家のアトリエ、カフェ、ペンション、美術館などが、様々な体験や、作品展示の場になっています。
95会場、113組が参加、 ...
山田町で食べたもの
岩手県山田町に通っています。白石集落の活性化のお手伝いですが、行くたびにおいしいものに出会います。
カキのソテーリンゴソースかけ、プリプリのホタテ貝、味のしみた煮しめ、あっさり味のラーメン、クルミと黒砂糖がたっぷり入った素 ...
足利のこだわり
久しぶりに、栃木県足利市に行きました。滋養野菜「アマランサス」にこだわっている和食屋さんでは、アマランサスのうどん、マドレーヌ、パンが出来上がっていました。
CDショップなのに、燻製卵など売り出していたお店では、オリジナル ...
植えて温まる
イチゴの苗を植えて、そのあと足湯で温まる、という催しに参加してきました。
イチゴ狩りなら春に各地で行われますが、植え付けは珍しい。しかも足湯付きというのは日本初ではないでしょうか。
もちろん12月には摘み取って ...
和紙を知る
奈良県吉野町国栖、吉野和紙の里で「福西和紙本舗」を訪ねました。
ここで漉く“宇陀紙”と呼ばれる表具用の薄い和紙は、世界の博物館で美術品の修復作業に欠かせないものだそうです。
楮の栽培から始まり、紙を漉き、出荷す ...
土地の隠し技
ある土地とさらっと付き合うと、おすすめの季節や名物も決まりきったものになりますが、何度かうかがうと意外な発見が。
長野県飯山市は春の菜の花が有名、それが夏は千日紅や黄花コスモスがずらり。
食べ物では、笹ずしやお ...
移住者の力
奈良県東吉野村のシェアオフィス、川上村の高齢者支援施設を見学しました。そこで、若い移住者の方々にお会いしました。
自然のなかでデザインをしたい、水のきれいな土地で子育てしたい、などの理由で移住し、新しい施設や仕組みの中でき ...
高野山パチリ
カメラを持って、高野山をぶらつきました。奥の院です。仕事でなく、時間にも追われていない、ただのブラブラ。
こういうときはカメラが友達です。緑と日差しがまぶしいね、お賽銭が綺麗だね、階段の影が面白いね、苔がなんだか不思議だね ...
いにしえの里
奈良県吉野町国栖(くず)はこう呼ばれています。
『古事記』や『日本書紀』に国栖人という言葉が出てくる。特産の吉野和紙作りは、大海人皇子が奨励して始まった。同じく特産の割り箸は、後醍醐天皇が吉野で里人が献上した杉箸を愛用し、 ...