ゆとりある記

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栃木県那須町「わいわいフェア」に行ってきました。地元の「食」を発信する町民の催しです。

野菜の甘味が際立つトン汁、個性豊かな漬物のバイキング、手打ち蕎麦、ヤギのフレッシュチーズ、那須和牛串焼きなどを食べ、地元食材にこだわる ...

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「くそうず」と呼びます。石油の層が地表近くにあるため、油が自然に染み出して、池や川は黒くなり臭う。その原油を「臭水」と呼んだそうです。新潟県胎内市黒川の地名はそこからとか。

昭和30年代まで石油を産出していたこの地には、現 ...

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高岡市と私は長い付き合いです。静岡で「一店逸品運動」をやっていた頃、ある日電話が。「遠いですけど、うちのまち世話して下さい。なんとしても来てほしい」高岡の商店街の、ある店主からの熱いメッセージでした。10数年も前のこと。

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品物をつくりながら、何かしら世の中をよくしていきたい、と燃える企業は結構多いものです。

まじめにそんなことを訴えられると、消費する側はもっとまじめに物を選び、大事に使い、ていねいに味わうことをしなければと、背筋が伸びます。 ...

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海辺のまちで、いろいろことを知りました。糠サバ、ところてん、昔のウニ採りの海女、かつての水産青年学校製網実習、船大工の道具、小さな神社の土俵。

なかでも心に残るのは、勤めている首都圏の大手印刷会社を辞め、漁師になろうとして ...

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先日、金沢に行ったとき、この2つを初めていただきました。今や、何でも口に入れているような時代「え?知らない」というものに出会うと、わくわくします。

しかも土地に根ざしたものならば、地元の人の話がさらに味わいを深かめてくれま ...

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足尾から中禅寺湖、東照宮と日光を遊びました。おなじみの物見遊山かと思われるでしょうが、「ほほう!」「なるほど」の連発。

小さなことでも積み重なると大きな観光資源よりも、ずっと印象深い感動を与えてくれるものです。いずれにして ...

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「落ち着く」「快適」「居心地がいい」「ゆっくりゆったり」そんな意味のある言葉「あずましい」を、弘前で知りました。

古い木造の小さな宿に泊まり、夜の「ねぷた小屋」の作業を訪ね、「けの汁」と「イカメンチ」で一杯。温泉銭湯で朝風 ...

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青森県弘前市、りんご園で摘果体験をしました。というと、そっけないですが、ここでは摘果を「みすぐり(実選り」と言います。いい響きの言葉です。

採った小さな青りんごを「みすぐりんご」と名付けましょうか。ほら、急にオシャレでかわ ...

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富山県高岡市「スローライフ逸品研究会」で、先日の「スローライフ・フォーラムin日光」に参加した3人が報告をしました。「雪道を9時間運転して宇都宮で仮眠して、ようやく日光市栗山の分科会にたどり着いた」に始まり、「まあ日光じゃあ、いい話を ...

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栃木県那須町で「寒ざらし」体験をしてきました。寒中に水や風、雪に布や食べものなどをさらし、アクを抜き、旨みを増す、昔からの暮らしの知恵。主は幻の「寒ざらし蕎麦」をいただくことですが、その前に“寒”を楽しもうというわけです。

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日光でフォーラムをやってまいりましたが、その報告はNPOの方でだんだんするとして、私は、サイドメニューを。

初日に乗った「わたらせ渓谷鉄道」が良かったのです。たった一両の電車でコトコトと進むうちに、気持はすっかりスローダウ ...

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栃木県日光市栗山地区、宿に泊ると囲炉裏で炙った山椒魚が出ました。「強壮剤だよ」「キャ~食べちゃった」などとはしゃいでもいられません。

平家落人伝説のある米の作れない山奥で、タンパク源として、希少な換金物として、この地の人々 ...

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三島由紀夫が1954年に発表した小説『潮騒』、その舞台となった三重県鳥羽市神島を歩きました。周囲4キロ、たった一人で誰にも会わずに、波の音を聞きながら。

島に入る前に『潮騒』読んでいったので、名場面を確かめるにわか文学少女 ...

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北海道帯広の「北の屋台」といえば、まちづくり拠点としての“屋台ブーム”の火付け役。街を良くしたいというみんなの思いが屋台に結集し、20件の店が寒さの中で奮闘しています。

せっかく街にこんな場があるのなら、訪れた側は暖かいホ ...

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鳥羽市菅島(すがしま)、連絡船を降りるとなにやらにぎやか。網を巻いた巨大なドラムのようなのがプールの中でぐるぐる回り、ザーザー水が流れています。初めて見る、海苔の種つけでした。

こうやって海苔の胞子を網につけると、そこから ...

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富山県高岡市の瑞龍寺(ずいりゅうじ)曹洞宗の名刹、国宝。ここに石造りの立派な「生飯台」というものがありました。なんて読むの?なにに使うの??ガイドさんに教えてもらいます。

「さばだい、小鳥などに餌をやる台なんです」魚のサバ ...

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木曽川にせり出すように建つ木造、道路側から見ると3階建て、川から見ると水面の近くにもう1階あって、なんと4階建て。がけっぷちに張り付くように建つ珍しい建物群、木曽福島の名物「崖屋造り」。この宿に泊りました、なん
と大雨の日。 ...

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「東日本大震災復興支援 世田谷の集い」という催しに行きました。東京世田谷区二子玉川緑地運動場、半袖では寒いくらいの東京の夜。ステージを眺め芝生に座っていると、ついに雨が降り始めました。

観衆がざわつきます。みんな帰るかと思 ...

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その昔、鍾乳洞からゴロゴロと音をたてて湧いていたからこの名があるとか。奈良県吉野郡天川村、修験道の行者が霊場大峯山を目指す際の登山口・洞川温泉(どろがわ)に今も勢い良く流れ出ます。

採水場は名水を求める人で都会並みの混雑で ...

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大雨の日、東京・駒場「日本民藝館」へ行って来ました。民藝運動家・柳宗悦が1936年に建てたもの。開催中の「名品展」をみていると、ブランドや流行に染まった自分のある部分が壊れていきます。

民衆の日常品の美、その力を私たちは忘 ...

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震災後『見上げてごらん夜の星を』『故郷』など、昔のいい歌や唱歌を耳にします。

被災地で歌い涙する人の姿がテレビに映ると、自分も歌いながら泣けます。カラオケは歌いますが、こういう歌を心を込めて歌うことはこれまでありませんでし ...