人×人
久しぶりに長野県飯田市に行きました。地域観光を育ててきた人たちの、交流と発表を兼ねた会です。
以前は遠慮がちだった人たちがずいぶんたくましくなって、実現可能な新しい企画を次々と発表してくれます。
そこにまた新し ...
ゆっくりの街に
神奈川県藤沢市鵠沼で「ゆっくり運動」をしている皆様のところに、さらに、スローライフの話をするため伺ってきました。
聞けば、商店街でも高齢者の方に、支払いなどあせらず「ゆっくりでいいですよ」と声掛けの運動をしているそうです。 ...
6次産業化というけれど
ここ数年、商品開発といえば“六次産業”で、と皆さんが夢中になっています。しかしながら、そうそうすぐに商品開発などはできません。さらに、売るというところまでは・・・。先日、三重県津市にうかがって、その話をしました。
「即、味 ...
日本一長い商店街
私は商店街が大好きです。「一店逸品運動」という商店街活性化の仕事をしてきたからということだけでなく、どこに行ってもいつの間にやら商店街をウロウロしてしまいます。
商店街は何ていうか、生き物みたいなんですね。元気があったりな ...
フードツーリズム
最近よく聞くことばです。地域の伝統的な味の生産現場を訪ねたり、産物の収穫・料理体験をしたり、街の名物料理を食べ歩いたり。その範囲は広く内容も様々ですが、“口”を運ぶ観光には変わりありません。
宮崎県都城市でも雇用機会の拡大 ...
高岡スローライフ逸品研会
富山県高岡市に行ってきました。2年前に「スローライフ逸品フォーラム」を市民の皆さんとNPOスローライフ・ジャパンとで開催した土地です。
当時は工事中だった駅がすっかり完成し、なんだか街がピカピカしている印象。あとは来年3 ...
鶏食文化
「お刺身といえば鶏ですね。お酒のあてなら炭火で焼いた鶏ですね。鶏専門の直売店があるんでそこで買います。豚も、牛も直売所がありますよ」日本一の畜産のまち、宮崎県都城市でのお話です。
なるほど、ぶらりと入った店では鶏のメニュー ...
餅まきツーリズム
昔は、家の建前といえば餅をまき、祭りだといえば餅をまく。餅まきが日常的にありました。それがいつしか無くなって、都市部ではほとんど見られません。
「ならば、餅まきに都会の人を混ぜてあげよう」「餅まきだって、観光交流の体験メニ ...
第4回米粉フェスタ
半年ぶりに米粉発祥の地、新潟県胎内市に行ってきました。9月27日・28日と「米粉フェスタ」があったからです。
米粉をテーマにしたお祭り、米粉グルメのお店35軒が並ぶ「米粉れすとらん」が中心ですが、今年は市内の祭りの山車
フルーツ・ツーリズムGO!
果物産地、和歌山県紀の川市で、フルーツ産業を観光に結び付けようと、市民100人が集まり、初のワークショップ。みんなで400を超えるアイディアを書きだして、盛り上がりました。
単なる“産地買い”や“もぎ取り”だけでない、フル ...
私の仕事
「野口さん、具体的にどんな仕事をしているんですか?」とよく聞かれます。
確かに、“ゆとり研究所”とか“スローライフ運動”とか言っても、分かりにくいですよね。
最近のものから、仕事的なものを拾いました。思い出した ...
ゆっくり散歩道
古くからの集落は、他所の人に用心深いものです。IターンやUターンの新住民歓迎とは言いながらも、「変な人が来ちゃ困る」というのが本音。
知らない人がむらを歩くだけでも「ごみを捨てないか、山菜を盗らないか」など心配です。
「風の島」ってなに
鳥羽市菅島のことは、何度も書いてきました。伊勢海老の干物を初めて作った時のこと、その干物に行きつく、島のもともとの「干す文化」のこと。
そして、一昨日、島に伺った時は、みんなで「風の島」であることについて考えまし
「おいしい那須暦」
栃木県那須町の住民グループが、8年間作り続けている暦があります。土地の素朴な料理や、農産物、農作業、伝統、自然などを、季節を追いながら365アイテム数え上げ、それを絵にしてあります。素人絵がほのぼのしていて、根強い人気。
...
牛窓撮影ウォーク
岡山県瀬戸内市牛窓(うしまど)、朝鮮通信使が寄港した歴史をもつ古い港町。ここで「わくわくまち歩き@牛窓ウォーク」というワークショップをやりに、行ってきました。
歩くだけではなく、気になった風景を写真に撮りながらのお散歩。撮 ...
元気、大崎。
和歌山県海南市・大崎という港へ、NPO団体「げんき大崎」の招きで行ってきました。
「発掘!大崎のお惣菜~地元家庭料理の魅力再発見講座~」という催し、素朴なお料理がずらり、参加者は、おばあちゃんたちがずらり。
祭 ...
青森で買ったもの
先日の青森フォーラムでは、オプションで青森新町商店街の店主がガイドする「お店回りツアー」をお願いしました。
その結果、私はずいぶん買い物をしました。マフラー、靴、リンゴカッター、急須、ナイフ、ミキサーなど。
そ ...
「わくわくたんぽ会」
秋田県ではこの時期、新米で作る「きりたんぽ鍋」宴会が行われます。職場やグループなどで、忘年会や新年会、花見などと同じく行われる年中行事、呼び名は「たんぽ会」というそうです。
今年度、私は秋田県鹿角市大湯に通っています。建設 ...
三重県グリーンツーリズム
松阪市で行われた「三重県グリーン・ツーリズムネットワーク大会」に行ってきました。
松阪というと観光客には、高級な松阪牛のすき焼きという印象が強いですが、全く違う、のどかで素朴な地で、土と生きる力強い人との交流ができました。 ...
米粉フェスタで
数年前から全国的に米粉がブームです。ただの流行ではなく、私たちの暮らしの中にしっかりと根付いてきました。
油を吸わない、腹持ちがいい、だからヘルシー。というだけでなく、地元のお米を粉にして食べる地産地消の視点から、休耕田に ...
斜面の人
長野県飯田市遠山郷に行ってきました。前にもご紹介した天空の集落・下栗の里の人に会う地域観光の実験です。
斜面の畑を草一本ない状態に保ち、ひとり生きる93歳のおじいちゃん。よその人を、芋田楽やおはぎなど山の味でひたすらもてな ...
干す島
鳥羽市・菅島は風の島。風は生活の一部、風と日差しがあるからこそ、海草は乾くし、魚も乾く、そして美味しくなって、保存もできる。
この風を嫌がらずに前向きにとらえて、干す文化を育てていこう。そんな動きが起きています。
足尾食談
少し前、日光市足尾で「食談」をやりました。難しい顔をして会議をするより、食べながら飲みながら語り合うと本音がでてアイディアも湧く。これが「食」の力だと思います。
サクラマス、ヤシオマス、ニジマス、ヤマメ、鹿肉、山椒、足尾の ...
ゆる~い「まち」
商店街が大好きです。それも、地方のちょっとさびれたまちの・・・。そういうところのお店は「売らんかな」という商売一色でなく、生活が見えるというか、緊張感なくふわっとした雰囲気でお客を包んでくれるというか。
だからダメとい人も ...
観光施設だって・・。
16年前に開業の昔体験ができるミニテーマパーク、お城の形をしたお菓子がズラリのドライブイン・・・。このような少し前の体質を引きずった観光施設は、団体バスはともかく、個人客がわざわざ立ち寄るところではなくなりつつあります。
...
天竜舟下り
舟下りがこんなに楽しいとは!大きく広がった青空と遠くのアルプス、川の風と波しぶき。
身体全体を使ってギ~~ッと櫓を漕ぐ、力強いイケメン船頭さん。
巧みな話術で、水の流れ、岩、トンビ、カワガラスなどの自然を解説し ...
湯船のようなまち
秋田県鹿角市の大湯というところへ行ってきました。名前のとおり800年の歴史ある温泉の地です。共同湯に行くと、入り方から涼み方まで、地元の人が親切に教えてくれます。
湯上りにまちをぶらつくと、おじさんがかわいがっている軍鶏を ...
プロポーズ・ブランコ
見晴らし抜群の高台にあるブランコ、気持ち大きく晴れやかに、思い切り漕げば大空に飛んで行きそうです。
地域おこしのワークショップでここに訪れた時、「こんなところでプロポーズされれば、必ずOKしちゃいそう!」という話になりまし ...