地方のまちのいいお店
商店街の活性化などを仕事にしていると、地方のまちでへえ~と感心する店に出会います。少ない人口の中で、工夫して、主張を持ち、商いをしている。よくやっているなあと、こちらが勉強に。
要は、東京と同じ賑わいの連続を求めるから、さ ...
じんじろ車
はて、何かと思いました。鳥羽の離島で使われる小さな運搬用手押し車のこと。説明を受けても?先日、答志島(とうしじま)に渡って、本物に対面しました。
人がすれ違うのがやっとの島の路地、おばあちゃん達は魚や荷物を、この車で運びま ...
海女のトコロテン
鳥羽市相差(おうさつ)日本で現役海女さんの一番多いところ。今も120人が潜っています。そのお一人の民宿に泊りました。
「潮に流されないように、海草につかまりながら岩ガキを獲るんだよ」元祖キャリアウーマンのお話に、都市部の女 ...
小さいけれど大きいこと
店頭に井戸水を流し、バラを育てている店。昔、味噌を入れていたので、今でも塩を吹く大瓶。おじいさんに見える木。夜、星を観に連れて行ってくれる宿。きしむ、黒光りする木の階段。漢方薬が一度に10粒すくえるかわいいスプーン。
「で ...
胎内発!「べえべえ」
米粉でまちおこしをしようと昨年から新潟県胎内市(たいない)に通っています。市民の皆さんと、米粉料理やお菓子を作っては食べ、食べては話し合い、の繰り返しを続けてきました。
で、ついに、街なかの中条グランドホテル内に「米粉かふ ...
山のアスパラ
長野県木曽「上の段」と呼ばれる昔風の町並みをワークショップで歩きました。古民家利用のレストラン、無電柱の道、足元燈のついた水路など、かなり整備されています。
ふと、無人売り場で珍しい山菜を見つけました。近くのお宅の奥さんに ...
河口湖で「涼治」
山梨県富士河口湖町で「今日から始められる、おいしい観光まちづくり」というワークショップをしてきました。そこでいただいた河口湖レタス、アイスフレッシュハーブティーのおいしいこと。
富士山からの風、広い湖面、小鳥の声、深い緑、 ...
避難交流
今回の震災で避難している人と、受け入れ地とで、様々な交流が起きています。栃木県足利市でその一例に触れました。
まちおこしをしている商店主達が、被災者を訪ねた際、新聞で作るエコバックの作り方を伝えました。何かしたいと思ってい ...
スローライフマップ
あなたが住むエリア内で、同世代におすすめしたいスローライフポイントを教えて。というワークショップをしたら、どんなことを書きますか。
ゆっくりできる喫茶店、お安い上質ランチ、桜を愛でながら歩ける散歩道、個性的なギャラリー、等 ...
なすとらん会議
栃木県那須町で「観光と食と農、地域連携フォーラム“なすとらん会議”」がありました。野菜と酪農と観光の町・那須。まち全体をレストランとしてとらえようと、町民が“なすとらん倶楽部”の名でまちづくり活動をしています。
その倶楽部 ...
ふなずしパイ
滋賀県守山市。かつて商店街を元気にするために一店逸品運動をすすめていたとき、ここの名物・鮒寿司を使ってお菓子ができないかとみんなで考えました。
研究会メンバーのお菓子屋さんが、あの強烈な臭いと戦いながら失敗を重ねて「ふなず ...
地域デビュー講座
仕事と家の往復で数十年、定年になると「はて、地域のことを何も知らない!」。それでは困るので、中高年向けの対策が盛んです。
東京・目黒区での「地域デビュー講座」3回のワークショップ。地域再発見、仲間づくりがサブテーマ。ワイワ ...
おいしい風景
鳥羽市宿泊産業活性化ワークショップ、テーマは「食」。離島の人が集まった席、「漁師の女房です」と自己紹介する若い女性から「毎朝2時、夫の船が見えなくなるまで港で見送ります」という話を聞きました。
私はその風景を想像し、そうし ...
熊谷ごかぼ~ず
埼玉県熊谷市に「まちなか活性化セミナー」の講師として通っています。さまざまな市民が活性化案を企画する研修なのですが、まじめ路線だけでやると息が詰まります。
熊谷銘菓「五家宝」(ごかぼう)でまちおこしを考えたチームがありまし ...
おばちゃん記者会見
「おばちゃんストリート」を目指す瀬戸市末広町商店街で「おばちゃん新逸品」誕生の記者会見がありました。商店街のおばちゃんたちが、お客さまのおばちゃんたちへ向けて開発した品物やサービスをマスコミ発表です。
行政のお膳立てにただ ...
「湯河原げんき隊」NPO法人へ
まちづくりにおいて主体は住民。それならばと行政が人づくり講座などを設営するのですが、なかなか住民主体の動きまでにはなりません。
しかし神奈川県湯河原では「旅コーディネーター養成講座」卒業生を中心に、春に「湯河原げんき隊」を ...
高岡スローライフ逸品研究会
全国でご当地逸品開発などが盛んですが、「スローライフ逸品」という言葉を掲げているのはおそらくここだけでしょう。
富山県高岡市ここの商工会議所を窓口に、この研究会は発足。商品開発はもちろん「たかおか屋」という店も出しています ...
日光で新逸品デビュー
富山県砺波市・南砺市での「スローライフ・フォーラムinとなみ野」に夢中になっている間に、私の仕事の分野ではさまざまなことがありました。そのことを、今週からご報告します。先ずは日光のことから。
住民参加で何かを考えるとき、ア ...
協働つながり劇場
行政と住民が一緒に何かやろうとする、まだまだ現場はギクシャクしています。「あの職員の態度は偉そうだ」「あのオバサンの話は長い」など、小さなことが積み重なって、‘協働’などという理想に踏み込めないでいるのが現実です。
崇高な ...
にっぽん商店街シンポジウム
‘商店街の活性化’に私がかかわって、何年になるでしょうか。最初は1994年、静岡市・呉服町名店街。当時は静岡在住で、自分の街を何とかしようと夢中でいろいろ試みたものです。「一店逸品運動」はそこから生まれました。それから10数年が経ち、 ...
地元で愛されないもの
ことばは続きます。「地元で愛されないものが、来訪された方々に受け入られるはずがない!」山梨県富士吉田市での商店街逸品運動のカタログに掲げられたコピー。
これを商店主たちが考え決めたとき、アッパレと思いました。話題をつくるた ...