おいしい川上村
ぶらりと寄ったお店が、忘れられないほどおいしかった。そんなことがあると、その土地の評価が上がりますね。先日の奈良県・川上村で、ちょこっと入った柿の葉寿司屋さんがそうでした。
また、ちょうどその日の話題に出た「ちまき」にも泊 ...
遠山郷
1000メートルを越す山地、急斜面にはりつく集落。長野県の最南端「遠山郷下栗の里(とおやまごうしもぐり)」のポスターが我家にあります。
いつも眺めて、いつか行きたいと思っていました。そしてついに先日、ポスターと同じ景色に立 ...
飯田のおいしいもの
地元の人に「ここのおいしいもの何?」と聞くと、たいてい名物料理や特産物の自慢話になります。
長野県飯田では「う~ん、名物料理は特にないです。しいていえば、果物とか漬物かな」の答え。ズバリこれというのがないようで少々残念、と ...
守山市・飯麹(いいこうじ)
滋賀県守山市では、いわゆる熟れ寿司の「鮒寿司」が作られています。鮒を包んで漬け込んでいたご飯は、飯(いい)と呼ばれ、乳酸菌と旨みの塊のようなものなのですが、あまり大事にされてきませんでした。
それが今回、ブームの塩麹と合体 ...
とちぎ「食」の回廊
栃木県では10の「食の街道」を定め、それらを結び「回廊」とし、地域を巡ってもらおうと計画中です。
先日この回廊を意識した「創作料理フェア」が宇都宮でありました。県産品を徹底利用したアイディア一杯のお料理を味わっていると、地 ...
かた焼き物語
その昔の、忍者の携帯食をイメージして作られている伊賀の名物「かた焼き」。木槌がないと割れないその硬さに面食らいますが、香ばしく甘く、なかなかおいしいものです。
その「かた焼き」が、“ただある”だけでなく、何か新しい発想でま ...
松阪の味わい
三重県松阪の味といえば、牛。有名すき焼き店に人が押し寄せる印象ですが、そればかりではありません。
まちを丁寧に歩くと、メインにはなりませんが、へえ~と感心する味があちこちに。蜂蜜アイス、麹味噌、蒲鉾、駄菓子など。
米粉の力
「もっちり・おいしい・まちづくり」のキャッチフレーズで、新潟県胎内市の米粉のまちづくりをお手伝いして3年になります。
先日の「第2回米粉フェスタinたいない」では、“米粉わいわい発表会”“米粉交流会”“米粉れすとらん”“私 ...
神様の塩
三重県伊勢市二見浦、ここでは伊勢神宮に納める塩を作っています。といっても大々的に工場で、ではありません。
塩田で濃い塩水を作り、煮詰め、出来上がった荒塩を三角錐の素焼きの型に詰めて、焼き固め「堅塩」というカチカチの塩を作り ...
アワビのドブ漬け
鳥羽市の国崎は伊勢神宮に「熨斗アワビ」を献上している、アワビの産地です。ここで、贅沢にも生のアワビをキュウリやナスと同じように糠みそに漬ける、アワビのドブ漬けを食べました。
“旨み”とは、こういう味をいうのでしょう。日本酒 ...
こめこちゃん
新潟県胎内市での「米粉のまちおこし」、新年度のワークショップがスタートしました。みんなが集まって、最初に配られたのが「こめこちゃん」のバッチ。
かわいく張り切る、米粉のキャラクターが“米粉発祥の地 たいない”の文字とともに ...
逸品ってな~に?「いっぴん物語その2」
※「いっぴん物語その3」を先にアップしてしまいました。
後から「その2」で失礼します。
最近は都内で電車に乗っていると「このお店の逸品は?」なんてCMが流れ、ほんの数十秒の間に「逸品」(いっぴん)という言葉を何度も ...
じんじろぐるマーケット
島の若者が、おばあちゃんたちが使ってる「じんじろ車」という押し車を集めて、朝市をやったらおもしろそう。と、思いついたのは数ヶ月前のこと。
できるかしら?と心配していたら、なんと25台が出店。ワカメや小女子を売る初の市が強風 ...
特訓魚料理
ややこしい料理ではなく、魚料理の基本のきの字を鳥羽市菅島の宿で教わりました。料理教室に行くほどオーバーなことではないけれど、一度プロにきちんと聞きたいことってありますよね。
それに、いまさら周囲には聞けないあまりに初歩のこ ...
ワカメの全身
よく食べていても、その全体を知らない物は多いです。先日、生まれて初めてワカメの全身を確認しました。さらに、いつも使っている部位ではないところも含め、ワカメ全身のお料理にチャレンジ。先生は地元の女性たち。
「おもしろ~い」「 ...
回転寿司べえべえ
まちおこしで、特別の人が特別に何かをやるのは簡単なこと。それより普通のところであたりまえに新しい動きが起きて、初めてその運動が市民権を得た、と私は思います。
新潟県胎内市での米粉のまちおこし、ついにごく普通に、回転寿司でも ...
伊勢エビを干物に
そんなのあるの?と驚かれるかもしれませんが、できるのです。鳥羽市菅島、強い風で知られるところ。海草、魚、野菜、何でも干している島。
ならば、と伊勢エビを干してみました。半分に開いて青い網の中で一夜干しに、サッと炙っていただ ...
いい店の条件
観光地や商店街のコンサルタントなどやっていますと、「全国のいいお店をご存知でしょう」といわれます。相手がどんな“いい”を求めているかは様々ですが、この前行った諏訪市にはこんないいお店がありました。
「イケメンがいて、ひとつ ...
お元気歌声商店街
「おばちゃんストリート」を名乗る愛知県瀬戸市・末広町商店街では、中高年の女性が客層の中心なのに“何やらわからん今の曲”が聞こえているのはしっくりこない、とアーケード全体に流す曲を「唱歌」にしました。
毎日11時にはラジオ体 ...
すわわせな街
長野県諏訪市のまちづくりサロンに、ゲストでうかがいました。参加者に諏訪のスローライフ資源を書き出してもらいました。
多かったのは酒、漬物、温泉、諏訪湖。どうやらみんな、諏訪湖を眺め、スポーツを楽しみ、朝晩温泉にはいり、自慢 ...
目黒めぐろう
今年の冬に、東京・目黒区で「地域デビュー講座」をやりました。そのときのメンバーと、3月から6回、目黒のあちこちを歩いてきました。毎回幹事さんを決めてブラリ。
巡ったおすすめポイントを各人が手書きメモに、15ヶ所を紹
豚丼に満足
北海道・帯広で開催された「地域再生セミナー」で『食と人を活かして~スローライフ時代のまちづくり~』 という話をしてきました。
そのなかで、つい“北海道というと満腹にさせてくれるって感じ。でもこれからは、満足させてくれないと ...
「米粉フェスタ」で食べる
新潟県胎内市での「米粉フェスタinたいない」報告2回目。1日目は語り合い、翌日はスキー場のロッジを巨大食堂に見立て、20の屋台が並ぶ「米粉れすとらん」が開店しました。
米粉を使った料理からお菓子まで何種類も食べられるとなる ...
「米粉フェスタ」で語る
新潟県胎内市で「米粉フェスタinたいない」、シンポジウムをしてきました。米粉は油の吸収率が低くヘルシー、腹持ちがいい、小麦アレルギーに安心、食感がいい。米粉用の米は休耕田で作れるので農業を守れる、食糧需給率を上げられる。
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