ふなずしパイ
滋賀県守山市。かつて商店街を元気にするために一店逸品運動をすすめていたとき、ここの名物・鮒寿司を使ってお菓子ができないかとみんなで考えました。
研究会メンバーのお菓子屋さんが、あの強烈な臭いと戦いながら失敗を重ねて「ふなず ...
善悪同居
「被災した人たちを何とか助けたい」といまいっていた人が、数少ないトイレットペーパーを普段より多く買っていきます。
「牛乳もホウレン草もそんなに気にすることない」といいながら、スーパーではつい産地を確認します。
...
地域デビュー講座
仕事と家の往復で数十年、定年になると「はて、地域のことを何も知らない!」。それでは困るので、中高年向けの対策が盛んです。
東京・目黒区での「地域デビュー講座」3回のワークショップ。地域再発見、仲間づくりがサブテーマ。ワイワ ...
おいしい風景
鳥羽市宿泊産業活性化ワークショップ、テーマは「食」。離島の人が集まった席、「漁師の女房です」と自己紹介する若い女性から「毎朝2時、夫の船が見えなくなるまで港で見送ります」という話を聞きました。
私はその風景を想像し、そうし ...
熊谷ごかぼ~ず
埼玉県熊谷市に「まちなか活性化セミナー」の講師として通っています。さまざまな市民が活性化案を企画する研修なのですが、まじめ路線だけでやると息が詰まります。
熊谷銘菓「五家宝」(ごかぼう)でまちおこしを考えたチームがありまし ...
おばちゃん記者会見
「おばちゃんストリート」を目指す瀬戸市末広町商店街で「おばちゃん新逸品」誕生の記者会見がありました。商店街のおばちゃんたちが、お客さまのおばちゃんたちへ向けて開発した品物やサービスをマスコミ発表です。
行政のお膳立てにただ ...
世田谷線に乗って
東京・世田谷区内、三軒茶屋から下高井戸まで10駅を結ぶ世田谷線。都内の貴重な路面電車。
とはいえ、全5キロのほとんどは専用軌道を走り、車両もスマートで現代的。一見高速で走りそうなのですが、駅間1キロ未満とならばスピードも出 ...
横丁がたのしい。
青森県八戸、市街地に飲み屋さんの集まる8つの横丁が。一歩入ると昭和ムードが漂い、最近は観光客にも人気。私も一杯やってきました。
横丁の魅力は何といっても、土地の風土を感じながら、地元の人と交流できることでしょう。八戸弁が飛 ...
瀬戸のノベルティ
ノベルティというと、販促品とか記念品、ノベルティグッズといういい方が定着しています。それが愛知県瀬戸市では、ノベルティといえば戦後輸出品とし生産された陶磁器の置物や装飾品の総称。
1300年の歴史の窯業地の、戦後一時期、経 ...
「湯河原げんき隊」NPO法人へ
まちづくりにおいて主体は住民。それならばと行政が人づくり講座などを設営するのですが、なかなか住民主体の動きまでにはなりません。
しかし神奈川県湯河原では「旅コーディネーター養成講座」卒業生を中心に、春に「湯河原げんき隊」を ...
高岡スローライフ逸品研究会
全国でご当地逸品開発などが盛んですが、「スローライフ逸品」という言葉を掲げているのはおそらくここだけでしょう。
富山県高岡市ここの商工会議所を窓口に、この研究会は発足。商品開発はもちろん「たかおか屋」という店も出しています ...
日光で新逸品デビュー
富山県砺波市・南砺市での「スローライフ・フォーラムinとなみ野」に夢中になっている間に、私の仕事の分野ではさまざまなことがありました。そのことを、今週からご報告します。先ずは日光のことから。
住民参加で何かを考えるとき、ア ...
ねばりの地「富山県」
千葉で生まれ育ち、静岡に長く居た私にとって、日本海側の富山県というのは未知の土地でした。しかしこのたび、何度も通ううちに、富山県の魅力に惹かれています。
パカッと明るい第一印象はありませんが、太平洋側とは違う力を感じます。 ...
協働つながり劇場
行政と住民が一緒に何かやろうとする、まだまだ現場はギクシャクしています。「あの職員の態度は偉そうだ」「あのオバサンの話は長い」など、小さなことが積み重なって、‘協働’などという理想に踏み込めないでいるのが現実です。
崇高な ...
にっぽん商店街シンポジウム
‘商店街の活性化’に私がかかわって、何年になるでしょうか。最初は1994年、静岡市・呉服町名店街。当時は静岡在住で、自分の街を何とかしようと夢中でいろいろ試みたものです。「一店逸品運動」はそこから生まれました。それから10数年が経ち、 ...
大人の遊び場
まちづくりでは、よく「集まれる拠点がほしい」ということになります。でも都市部で場を持つのはお金との戦い。先日訪ねた雲仙市の「竹添ハウス」は、‘大人の遊び場’をキャッチフレーズに、田の中の空き家をごく小額で借り、みんなで改装し、地元野菜 ...